図解あなたもいままでの10倍速く本が読める [読書(自己啓発)]
これまで何度も独学で学ぼうとしてきましたが、一度も成功していない能力、それが「速読」です。近頃よく耳にする速読法の一つ「フォトリーディング」について、少し興味があったので、簡単に読めそうなこの本を購入してみました。
自分は本を読む速度自体は速いと思うのですが、心の中で音読する読み方は変えられません。これまで読んだいろいろな速読法の本では、本を心の中で音読するのではなく、絵のように見る、しかも一度にたくさんの部分を見て、頭の中に飛び込んでくる状態を作ることを目標としています。そのために、集中するための呼吸法をしてみたり、視野を広げたり、目を速く動かす訓練をしたり、というのが多くの速読の訓練方法のようでした。
今回初めて読んだフォトリーディングは、集中力を高めるところや、読まずに見るというところも共通していると思いましたが、基本的な考え方や方法は独自のもののようです。
この本で理解したフォトリーディングの方法ですが、まず「準備」として本を読む目標設定を行い、後頭部後ろ上方に意識を集中させ(ミカンをその位置にあるように想像するそうです)、本をざっと見て「予習」し、「フォトリーディング」を行い、復習することで「活性化」するというもののようです。事前準備と事後の復習の方法がきちっとしているところが他との大きな違いかと思いました。それから、読んでいるときに理解するよりも、一度脳に格納してあとでその記憶にアクセスするというのも他と違うようです。
肝心の「フォトリーディング」ですが、本をぼんやり見て、文字でなくイメージとして脳に取り込む、それを1ページ、1分で行うということのようです。
今日から少しずつ練習していってみようと思いますが、これまでの経験から独学ではなかなかコツがつかめない続かなくなってしまうことが多いので、いずれ時間を作ってセミナーにもいってみたいと思っています。
無意識に頭に入ってしまうという状態は少し怖い気もしますが、もっともっと本を読みたいと思っていますので、ここらへんで一度本腰を入れて取り組んでみるのもよいかもしれません。
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