Romanzo Criminale [映画]
授業が終わった後、コースメイト数人で映画に行くことに。
イタリア映画ということとタイトル以外知らなかったので、犯罪ものということ意外分からないまま行ってきました。
タイトルは「Romanzo Criminale」で、イタリアの60年代から90年代にかけてのギャング団の話。ローマが舞台なのですが、このギャング団がただの犯罪だけではなく、首相の誘拐や爆弾テロ事件などとも関わりを持っていたことなどがさりげなく描かれていて、3人の主人公が何を考え、どう行動したのかが複雑に展開していきます。
イタリア語で英語字幕なのはいいのですが、台詞が多いせいか、字幕が2行ずつ、ぱっぱと変わっていってしまうので、かなり疲れました。伏線もかなり見逃していると思うし。さらに登場人物が多い、顔が似ている奴らが多いということもあって、ストーリーの細部まで追うのに苦労しました。(というか今でも細かいところは分かってません。)
登場人物の大半も殺されていくのであまり救いのある話ではないのですが、主役級の3人とヒロイン二人はかなりキャラクターが際だっているので、十分のめり込むことはできたようです。上映時間も2時間半以上なのでかなり長かったのですが、苦痛には感じませんでした。
イタリア人二人が一緒だったのですが、ストーリーについて後で聞いても、彼女たちも細かいところは分からなかった様子。
印象としてはパルプフィクションから軽いところを取り去って、もう少し現実的にして、ストーリーを複雑にした感じでしょうか。
映画館を出たらすでに11時過ぎで、今日から書き始めようと思っていたエッセイに手をつけられなかったのが少し悔やまれます。
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