「ホームズゆかりの地」案内:Olympia [ ┣「ゆかりの地」案内]
Olympia Underground Station P31
KensingtonとHammersmithの間に位置するOlympia駅周辺のホームズゆかりの地を紹介します。Olympiaは地下鉄と鉄道と両方が走っています。名称はKensington Olympiaのようです。
周辺は閑静な住宅とオフィス街のようでした。
1. Olympia, W14
「最後の挨拶」
FSLの記載:In His Last Bow, Von Bork was the ideal German agent for Great Britain. He was a sportsman, competing with the British aristocracy in sailing, hunting, and polo. He even matched them by taking a prize in The Horse of the Year Show at Olympia.
延原訳登場シーン:「生まれつきのスポーツマンさ。僕は心からそれを楽しんでいる」
「ではますます効果があがるわけだ。ヨットの競争をしたり、狩猟をともにしたり、そのほかポロにしても、彼らに対抗できないスポーツはない。わけても四頭立馬車ときたら、オリンピアで賞をとれるだろう。若い士官とボクシング試合までやったというじゃないか。勝負はどうだった? 誰も君のことをむずかしくなんか考えやしないよ。」
The horse of the year showという名前ではないのですが、International Horse Showというのが毎年Olympia Grand Hallで開催されているようです。こちらがその情報になります。
会場であるGrand Hallです。
ポスターの中にもHorse Showらしき写真がありました。
上記のサイトには70年代以前のホースショーの歴史が書かれていませんが、1906年から始まっているようですので、フォン・ボルグが出場することもできたと思われます。
これまで紹介してきた「ホームズゆかりの地」については、ホームページ「The World of Holmes」(管理人:みっちょんさん)の、「地下鉄駅を中心にしたホームズゆかりの地案内」のコンテンツで、リストにしてくださっています。みっちょんさんありがとうございます。
現地探訪はこちらの本を基に行っています。(本文ではFSLと略しています。)
Finding Sherlock's London: Travel Guide to over 200 Sites in London
- 作者: Thomas Bruce Wheeler
- 出版社/メーカー: Iuniverse Inc
- 発売日: 2003/09
- メディア: ペーパーバック
- 出版社/メーカー: インターチャネル・ホロン
- 発売日: 1998/02/06
- メディア: ソフトウェア
その他に参考にしている本はこちら。
Sherlock Holmes in London: A Photographic Record of Conan Doyle's Stories
- 作者: Charles Viney
- 出版社/メーカー: Smithmark Pub
- 発売日: 1995/09
- メディア: ハードカバー
この本は日本語訳も出ているそうです。
シャーロック・ホームズの見たロンドン―写真に記録された名探偵の世界
- 作者: チャールズ ヴァイニー
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1997/03
- メディア: 文庫
原典にあたるときはこちらの新注釈付ホームズ全集を使っています。注釈があるので場所の特定に困ったときなど助かっています。
The New Annotated Sherlock Holmes 150th Anniversary: The Short Stories
- 作者: Arthur Conan, Sir Doyle, Leslie S. Klinger
- 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc
- 発売日: 2004/11/08
- メディア: ハードカバー
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