「ホームズゆかりの地」案内:Lancaster Gate [ ┣「ゆかりの地」案内]
Lancaster Gate Underground Station P28
ハイドパーク北部にあるLancaster Gate駅周辺のホームズゆかりの地の紹介です。
1.Lancaster Gate, W2
「花嫁失踪事件」
FSLの記載:In The Noble Bachelor, Aloysius Doran, the wealthy American, took a furnished house in Lancaster Gate. His only daughter was to marry Lord Robert St. Simon. During the wedding breakfast, Hatty Disappeared.
延原訳登場シーン:ここにモーニング・ポストの記事がもう一つあるが、それによると結婚式はごくごく内輪に挙行されること、場所はハノーヴァー・スクエアのセント・ジョージ教会で、式にはきわめて親しい者五、六人だけが列すること、式後は父のアロイシャス・ドーラン氏が家具つきで用意したハイド・パークにちかいランカスター・ゲートの家に引きあげることなどが出ている。
こちらがLancaster Gateの様子になります。こちらも場所を特定するだけの情報にとぼしいので、周辺の写真の紹介のみとなります。
下の写真の左手に見えているのがハイドパークです。
この建物のどこかにドーラン氏が用意した家があったのでしょうか。
これまで紹介してきた「ホームズゆかりの地」については、ホームページ「The World of Holmes」(管理人:みっちょんさん)の、「地下鉄駅を中心にしたホームズゆかりの地案内」のコンテンツで、リストにしてくださっています。みっちょんさんありがとうございます。
現地探訪はこちらの本を基に行っています。(本文ではFSLと略しています。)
Finding Sherlock's London: Travel Guide to over 200 Sites in London
- 作者: Thomas Bruce Wheeler
- 出版社/メーカー: Iuniverse Inc
- 発売日: 2003/09
- メディア: ペーパーバック
- 出版社/メーカー: インターチャネル・ホロン
- 発売日: 1998/02/06
- メディア: ソフトウェア
その他に参考にしている本はこちら。
Sherlock Holmes in London: A Photographic Record of Conan Doyle's Stories
- 作者: Charles Viney
- 出版社/メーカー: Smithmark Pub
- 発売日: 1995/09
- メディア: ハードカバー
この本は日本語訳も出ているそうです。
シャーロック・ホームズの見たロンドン―写真に記録された名探偵の世界
- 作者: チャールズ ヴァイニー
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1997/03
- メディア: 文庫
原典にあたるときはこちらの新注釈付ホームズ全集を使っています。注釈があるので場所の特定に困ったときなど助かっています。
The New Annotated Sherlock Holmes 150th Anniversary: The Short Stories
- 作者: Arthur Conan, Sir Doyle, Leslie S. Klinger
- 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc
- 発売日: 2004/11/08
- メディア: ハードカバー
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