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「ホームズゆかりの地」案内:Portsmouth [ ┣「ゆかりの地」案内]

今回は少し番外編ですね。

以前にもポーツマスでドイルコレクションが開設されることは書いたのですが、実際に行ってみましたのでそのときの模様などを紹介したいと思います。

ポーツマスと言えば、コナン・ドイルが医師として開業した場所。開業当初ははやらなかったそうで、患者が来ない暇を使って小説を書いていました。その後、眼科を学ぶためにウィーンに留学し、ロンドンで眼科医として開業しましたが、作家として成功したこともあり、医院はたたんでしまいました。

このポーツマス市に、世界的なホームジアンであったリチャード・ランセリン・グリーン氏が死後彼の有名なホームズコレクションを寄贈したことから、ポーツマス市がそのコレクションを展示するために準備をし、昨年6月にオープンしたのがこの展示です。

場所はポーツマス市博物館。
駅から10分ほど歩いたところにあります。

柵にもポスターがありました。

こちらがその博物館です。

正面玄関から敷地にはいると立て看板がありました。

入り口から建物にはいるとショップになっており、正面に受付があります。受付の左手に展示の入り口がありました。

残念ながら中は撮影禁止のため写真はありません。思ったよりも広くなく、二部屋の中にいくつかのケースがあり、そこに映画のポスターやホームズ関連グッズなどが展示されていました。また何カ所かにテレビモニターがあり、ホームズ、ワトソン、アイリーンが登場し、徐々に謎解きをしていくというドラマが流れています。

よく分類されて展示されていて楽しめたのですが、個人的にはもう少しドイルやホームズの時代のものがあったらなと思いました。どちらかといえば、ホームズが有名になってから作成されたものが多かったように思います。

それとグリーン氏が自宅に再現していたホームズの部屋やグラナダTVのホームズシリーズで使われたホームズの部屋のセットが寄贈されたと聞いていましたので、その部屋が再現されていると思ったのですが、今回訪問したときは残念ながらありませんでした。まだ今後拡張していくようですので、今後に期待でしょうか。

さて、ポーツマスにはもう一カ所、ゆかりの地があります。それが冒頭でも紹介したドイルが開業していた場所。

博物館から歩いて7,8分ほどで、到着したのがこちらの建物。

ドイルが開業していたことを示すプレートがあります。

No1 Bush Villasというのがその場所だそうです。Elm Groveの端っこにありました。

このプレートによれば、ドイルはサッカーもしていて、現在プレミアリーグでも中位にいるポーツマスFCに所属していたとのこと。サッカー好きとしては親しみを感じます。

そういえば、おみやげとしてホームズが彫られている懐中時計を博物館で購入してきました。購入費用の一部がコレクションのために使われるとのこと。今後の発展を祈念し、将来もう一度訪問したいと思っています。


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コメント 2

こんばんは^^
個人が所有していた作品を博物館で展示されるのはスゴイですね
当時の物や、ホームズの部屋の再現が展示されていたら良かったですね~
ファンとしては必見の博物館ですね☆
懐中時計もポケットから出したらお洒落かも(^▽^v
by (2007-12-02 18:56) 

Tomo

Bettyさん、こんばんは。展示されているのはコレクションの一部だそうです。もっと拡充してもらいたいところですね。部屋が再現されたら、ロンドンの博物館よりも必見の場所になるはずだと思います。
時計は普段はしまっているので、持ち歩くようにしてみます。
by Tomo (2007-12-03 03:41) 

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