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竹中式マトリクス勉強法 [読書(自己啓発)]

竹中平蔵さんの勉強法の本です。

竹中式マトリクス勉強法

竹中式マトリクス勉強法

  • 作者: 竹中 平蔵
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本

マトリクスってなんだろうと思って読んだのですが、それは人生を戦い抜く武器としての勉強と人間力を高める人と人をつなぐ勉強という軸、目標の到達点=天井のある勉強とない勉強という軸の二つを組み合わせたマトリクスによって4つの勉強に分けて考えるという物。すなわち、武器としての勉強のうち天井があるもの=記憶勉強(受験勉強、TOEIC、資格試験)、武器としての勉強のうち天井のないもの=仕事勉強(経済学、金融工学、英会話)、人と人を結ぶ勉強のうち天井のあるもの=趣味勉強(茶道、武道の資格、ダイビングのライセンス)、人と人を結ぶ勉強のうち天井がない勉強=人生勉強(教養や人間力を高める勉強、古典、音楽)の四つのマトリクスに分けて考えようということです。

そして、これらのうちから「今、自分は何を勉強するべきか」を知ることこそが、実は一番大切であるということ。これが見つかれば成功したも同然と言うことでした。

私 の場合、ちょっと前までは記憶勉強=公衆衛生の修士号を取ること、仕事勉強=仕事に直結する公衆衛生分野、公共政策分野の文献を読むこと、趣味勉強=イタ リア語の勉強、人生勉強=料理、シャーロック・ホームズの研究といったところでしょうか。記憶勉強の修士号については一応終えることができたので、次にこ こをどうするのか考えてみないといけないところです。

マトリクスの説明の後は、努力を続ける秘訣や英語や経済の勉強の仕方などについて具体的なこつが紹介されています。それぞれ参考になるのですが、特に実践してみようと思った点は次のような所でした。

  • 地道な努力を裏支えするのは、「自分はこうなりたいんだ」という強い志。(P36)
  • 「私ならできる」と思いこむパワーは、やる気を奮い立たせる。(P39)
  • 目標を立てたら、次は実現するための具体的な勉強計画を練る段階で、重要なのが、全ての勉強に締め切りを設定すること。(P50)
  • 人間は何事もすぐに忘れる傾向が強いので、自分の頭をあまり信用しない。(P65) メモや日記は、企画のプランニングなど、試行錯誤するための格好のツール。(P66)
  • 外国人とディスカッションするコツは、自分が一番最初に喋ってしまうこと。(P140)

現時点での課題は、自分がどうなりたいのかよく考えて志を持つこと、自分が何を勉強しなければならないのかはっきりさせることだと思いました。
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コメント 2

Madeleine

わたしもこの本を読みました。
そして、自分に当てはめて考えると、色々と思い当たることありで参考になりました。改めてみると、趣味勉強が多過ぎなところがわかりちょっと反省です。
私には強い志をもつって結構難しいですね(笑)そうすべきとはわかっているのにぃ〜という感じです。
by Madeleine (2008-12-11 23:10) 

Tomo

>Madeleineさん、こんばんは。

趣味勉強は私も多い割に浅いのが悩みです。なにか目標があったら深く追求できるのかもしれないですが、まだその域に達してないのが残念です。
by Tomo (2008-12-12 00:05) 

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