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世界の料理教室/タイ料理 [料理・ワイン・料理本]

これまでもBlogを参考に料理を作ってみたり(これとかこれとか)、紹介されているレストランに訪問してみたり(こことか)と、とっーてもお世話になっているMichaelさん。毎月、旬の魚を捌いて料理を作るという料理教室を主宰されています。

初回から参加したかったのですが、大人気でいつも満席。それが今回たまたま「世界の料理教室」が空いていたので、申し込んで参加することができました。

Michaleさんについては某航空会社のパイロットさんということは知っていて、きっとこれまでの出張の際も知らずにお世話になっていたと思うのですが、今回初めてお会いできることになってとっても楽しみにしていました。

会場は区の施設の調理室。結構広いので、今回参加の人数にしたらとっても余裕があって良かったと思います。

今回はタイ料理ということだったのですが、レシピをいただくと8品作ることになっていて驚きました。

まずは、直前にフライトがあったというタイから持ち帰っていただいた食材と調味料を紹介いただきました。今回の料理教室にあわせて現地から食材を持ち込んでいただけるというのがまたすごいですね。タイの各種醤油やハーブ類、タオチオやタマリンドペースト等々、調味料が並べられます。

そして、次は前菜的な3種の料理をMichaelさんが作って見せてくれます。

最初の3品。

水茄子のタイ風サラダはタイ風ソースを作れたらあとは水茄子を小さく刻んでそこにソースをかけるだけ。

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水茄子は多分初めて食べたのですが、切っただけでみずみずしくて、ソースと絡めることでしゃきしゃき感を楽しめます。ソースは、パクチーとニンニク、唐辛子とレモン汁、ナンプラーをつぶし混ぜたもの。

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このソースは他の生徒さんと分け合って一部もらってくることができました。どう使ったのかはまたおいおい。

次の一品は空芯菜の炒め。

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シンプルながら現地の味が再現されていました。

そして私も大好きなソムタムが作られます。

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 青パパイヤを削るのにいつも苦労していましたが、沖縄で買ったという道具やチーズおろしを使うことでかなり簡単に千切りができました。水で戻した桜エビやピーナツをニンニク、唐辛子とともに叩いたものにパパイヤを入れてさらに叩いて柔らかくします。

ここまでMichaelさんが作り方を教えてくださり、いよいよ実習に入ります。それぞれ作りたい料理に分かれて作っていきます。私は水茄子のタイ風サラダを作ることに。とっても簡単かつタイらしさが出ているレシピでした。このソースは常備しておきたいくらい。

他の生徒さんが作った他の二品とともに、3時の試食会が始まります。

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もちろんお酒なしという訳にはいきません。

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ビアチャーンとビアシンを用意いただいていました。ここでしばし試食とビールの時間。Michaelさんの料理教室ではだいたい3時くらいからこのようなビール時間があるようです。とってもいいシステムです。

ビールを飲んで気持ちよくなったところで後半が始まりました。

まずはプラー・チョーン・ペサ。魚の煮物なのですが、今回はとーっても新鮮はセイゴをご用意いただき、さばき方も含めてご指導いただきました。鱗の取り方、えらの取り方等、詳細に説明いただきました。

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切れ目をいれて蒸した魚を、魚型の鍋に入れて、そこに鶏ガラスープにタマリンド、ニンニク、生姜、カー、レモングラスを加えた特性スープと白醤油、レモン汁で作ったスープを加えて煮込んでいきます。 

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ソンブーンでもこの魚の形の鍋食べたのを思い出しました。向こうは雷魚を使ってました。魚が良いため、もちろんこちらの方が美味。

この魚料理と平行して作ったのがトムカーガイ。鶏のココナツミルク煮といった感じでしょうか。ココナツミルクと鶏ガラスープにカー、レモングラス、パイマックルーを入れて煮込んだものに鶏肉を加え、砂糖、ナンプラー、ライム果汁、ヒラタケ、フクロタケをいれえ煮込みます。プリックチーファーを加えてできあがり。 

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タイのキノコを生で食べたことがなかったので、今回食べたキノコの味には感動しました。

そして次に海老のタマリンドソース炒め。

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 海老の美味しさもありましたが、酸っぱいタマリンドソースも実にあいました。


ここまで作ったところで、テーブルにセットして、酒宴に移行していきます。このスタイルはとてもいいですねー。

酒宴の合間に、予定にあってまだ作ってなかったクーン・パッポン・カレーの作り方を教えてもらい、各自で作っていきます。素材が良いので、失敗しようがないくらいですが、それでも何度か作っていくと何をどれくらい入れたらいいのか分かってきて美味しくなるようです。

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ここから酒宴も本格化して、焼酎や泡盛もどんどん空いていきました。泡盛はタイ米を原料にしているのでタイ料理にもあうということを伺いなるほどと感心しました。Michaelさんがタイ料理店に持ち込んでいるのをBlogで読んでたのですが、その理由が分かりました。 来月タイに夏休みで行くのですが、泡盛は何本か持って行った方がよいみたいですね。

すでにレシピの紹介は終わっていたのですが、ここからはアドリブでいろんな料理ができていきます。

タイスキも楽しむことができました。

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ふわふわのつみれが最高でした。そしてタイスキのタレがまた美味しいものでした。タイから買ってこられたもので、売ってる場所も教えてもらいました。来月行ったら必ず買ってこようと、何を買えばいいのか写真に撮っておきました。

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鶏とピーナツの炒め物はシーユーダム(タイ黒醤油)のこくのある味が楽しめました。

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そしてシメの炒飯。タイ米で作る炒飯はひと味違いますね。油を熱して卵を入れるのですが、ここで卵がパァーっと開くようにふわふわにするというのは一つ学べたところです。

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強火で短時間で仕上げていきます。キノコも入ってできあがり。

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〆にふさわしい一品でした。

楽しい教室も夜の10時でお開きとなりました。昼の1時から、作って、食べて、飲んで、また作ってとあっという間に楽しい時間は終わってしまいます。

今回初めて参加させてもらいましたが、とっても楽しく有意義で、またチャンスがあれば参加させてもらいたいと思います。


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sora

すごい!の一言です。私は、母が料理好きでなんでも手作り派だったので(幸せな父)、料理はちょっとうざい位に思っていたりしました。それに精魂使う系の仕事だったので今まで料理にはあまり興味持てずにいたのですが、今ちょっとなんだか感動で心が動かされています。
by sora (2009-08-18 00:32) 

Tomo

>soraさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

料理してると気分転換になるので、仕事がつらいときとかこそ凝った料理とか作ってしまいます。長時間煮込む系とか、何も考えなくてよいのでおすすめです。
by Tomo (2009-08-19 01:06) 

michael

遅くまで大変お疲れさまでした。楽しんで頂いて大変光栄です。よくタイに行かれるとのこと、料理を覚えると訪問するのも更に楽しくなります。
by michael (2009-08-19 16:45) 

Betty

とても美味しそうです!!
現地の食材を使った本格的な料理が勉強できるのは素敵ですね。
Tomoさんは色々チャレンジされていますね^^v

by Betty (2009-08-19 17:15) 

Tomo

>michaelさん、こんばんは。

本当にありがとうございました。とっても楽しかったです。来月にはタイに行ってこようと思っています。またご紹介のお店にいってみようと思っています。
by Tomo (2009-08-20 01:06) 

Tomo

>Bettyさん、こんばんは。

この料理教室は本当に楽しくて良かったです。チャレンジのしがいがありました。
by Tomo (2009-08-20 01:09) 

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