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秘密のミャンマー [旅行]

中国から帰国しました。西安、時間がなくてあまり街をみる時間がなかったのですが、悠久の歴史を感じられる場所で、いつかじっくりと回ってみたい場所になりました。

そんな余韻もありつつ、12月6日からミャンマー出張になりそうです。ミャンマーはタチレーというタイ国境の街に半日いったことがあるだけ。ヤンゴンやネピドは初めて。ミャンマー料理は先日近くのシャン料理で初めて食べたので、これも本場の味が楽しみ。

ということで、少しずつミャンマーについて勉強していこうと思います。この一冊はその手始め?出張中に読みました。

秘密のミャンマー (小学館文庫)

秘密のミャンマー (小学館文庫)

  • 作者: 椎名 誠
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: 文庫

椎名誠さんのミャンマー紀行です。椎名さんはヤンゴンに入って、バゴー、バガン、マンダレー、ザカイン、インレー湖などを旅します。ミャンマーの料理や甘いビール、仏教の修行僧のこと、草野球を現地の人たちと楽しんだりと相変わらず楽しい旅をしている様子。でも、そんな楽しさの中にも、ミャンマーの人たちの仏教への向き合い方などが描かれていて考えさせられます。

ミャンマーは敬虔な仏教徒の国と言うことが伺われます。後半でも瞑想する人に何を思いながら瞑想しているのか聞いたりしているのですが、それ以上に印象に残ったのが、小坊主さん達の決意。

「『この小坊主さんたちがどうしてお坊さんににったのか聞いてくれませんか』とチョーさんに頼んだ。リンヨンという十四歳の小坊主さんは生まれて二ヶ月でお母さんが亡くなりお父さんとお姉さんの三人で暮らしていたのだが、お母さんがいないので家にいるのがいやになり、死んだお母さんに何をすれば喜んでくれるかを考えて、自分でお坊さんになるのを決心したという。」(P27)

ミャンマーの人たちと仏教の近さを感じさせられました。

椎名さんの目を通じて、なんとなくミャンマーがどんな感じか伺えたので、引き続きミャンマーのことについて調べてみたいと思います。


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コメント 4

as

中国から帰国したと思ったら、もう次の出張が決まるだなんて、本当にお忙しいですね。西安ではゆっくり出来なかったとのことでしたが、次回のミャンマーでは、そんなことが無いように祈ってますね。

最近、日本で宗教関係のニュースが取り上げられると、「カルト&金」臭がして仕方ないですが、こんな風に敬虔な信仰心を垣間見ると、感じるところが多くありますよね・・・。小坊主さんのお話、心に響きます。
by as (2009-11-23 14:59) 

Tomo

>as さん、こんばんは。

ありがとうございます。でも、次のミャンマーも移動が多くて、土日も仕事らしくて、のんびりぶらぶらする日はなさそうです。でも、ちょっとした時間でも街の食堂や市場に行ってみたいと思っています。
by Tomo (2009-11-23 22:09) 

Pace

おかえりなさいませ!
と思ったら、またまた出張ですか!?
ミャンマーは、写真や映像でしか知らないのですが
”仏教の国”というイメージがあります(’’)
成田空港出発便をご利用の際に、ご一報くだされば
旗振ってお見送りに行きますよ!(笑)
by Pace (2009-11-23 23:24) 

Tomo

>Paceさん、こんばんは。

ミャンマー、私もお寺のことが強く印象にあります。この本でも仏教のことたくさん書かれてました。

お見送りありがとうございます!上空から手を振りますので、見ててくださいねー(笑)
by Tomo (2009-11-24 22:13) 

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