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めしばな刑事タチバナ1 [料理・ワイン・料理本]

なんだかうまそうな顔をしている表紙が印象的だったので購入。

めしばな刑事タチバナ 1 (トクマコミックス)

めしばな刑事タチバナ 1 (トクマコミックス)

  • 作者: 坂戸 佐兵衛
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/03/30
  • メディア: コミック
めしばなというのは飯の話のことでした。取調中の犯人や同僚とめしの話で盛り上がる(エキサイトすることも)タチバナという刑事の話。

グルメというのではなく、めしの話というところがミソで、最初のエピソードがいきなり立ち食い蕎麦の「富士そば」、しかもカレーかつ丼の話。タチバナいわく、「〜〜〜シビレました。」とのこと。どうもかつ丼にカレーがかかっている珍しメニューらしいです。

その後のめしばなも、牛丼屋のことだったり、サッポロ一番だったり、カレーだったり餃子だったり。B級というか庶民的なめしの話がつづきます。しかし、そのこだわり方が半端ではなく、サッポロ一番の味噌と醤油の麺の違い(丸い麺と平麺らしい)、醤油味のスープを使った雑炊のことなど。曰く、「しょうゆ味は雑炊になってからの伸びがハンパじゃない。」そうです。

どれも庶民派メニューなので、今度ちょっと行って確かめてみようかなと思わされてしまいます。(もうなくなってしまったチェーンの話もでてきたりするのですが・・・。)

特に、ちょっとやってみようかと思ったのが立ち食いそばのテイクアウト。(テイクアウトしたら立ち食いじゃなくなるし、ちょっと矛盾してるかも。)

タチバナ「ようやく最近最近楽しみ方が見つかったんですよ。それは・・・、テイクアウトです。」
「仕事あがりの「そば屋で一杯」を家でやるんだよ。」「しかもこの手の店の大盛りはそば屋のもりそば2枚分をゆうに超えるボリュームですから」「実際俺はこういうときこそいい酒攻めますよ」「ポン酒の純米大吟醸でしょう」「ワンカップ大関の空きコップに雑にガッといってバシッと!」「んで乱暴に大盛りそばをガシッと!」

なんだかうまそうな描写なんです。うん、ちょっとやってみよう、って気になりました。「神の雫」に登場するワインを試すのとくらべると、格段にハードル低いし、明日にでもできそう。

どうやらもうすぐ第二巻がでるみたいなので楽しみにまっていようと思います。

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