使命と魂のリミット [読書(楽しみ)]
最近、出張の時に持って行く定番となっている東野圭吾さんの作品。毎回空港の本屋で目に入ったものを買っています。
今回選んだのはこちら。
病院を舞台にしたミステリーです。
主人公である研修医・夕紀の亡くなった父親についての思いと病院を狙ったテロ、二つの話が進んでいき、最後に・・・、というお話です。
クライマックスの手術シーンは緊迫感がありました。トラブルの中懸命に患者を救おうとする医師や看護師のひたむきさ、工夫など、手に汗を握ります。そしてこのクライマックスまでのストーリーも秀逸で、いろいろな謎を最後までひっぱっていくのはお見事。各シーンも目に浮かぶようで、映画にしても面白い映画になりそうです。
読後感も爽やかで、かつ考えさせる余韻もあってと、良い読書体験となりました。
2011-08-20 08:25
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コメント(2)
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東野さんの作品ははずれがなくてどれも良いと高い評判ですよね。超売れっ子の作家さんですが、医学系のミステリも書けるだなんて幅が広いですね。
by as (2011-08-21 10:33)
>asさん、おはようございます。
東野さんの作品って、本当に幅が広くて、どうやってこんなにいろいろと書けるのかとっても不思議です。仕事で病院に行くきかいも多いので、そういう意味でも楽しめました。
by Tomo (2011-08-21 13:09)