勝間塾に入ってみました/今月のテーマは「マーケティング」 [勝間塾]
勝間和代さんの本は、これまでもたくさん読んできましたし、このBlogでも感想を書いてきました。
参考になるところも多いし、同感できるところは真似てみたりもしてきました。著書からははたくさんの元気を与えてもらっていて感謝しています。
そんな勝間さんが私塾を開くと言うことで、開講当時から注目はしていたのですが、時期的な問題などからこれまで参加にはいたっていませんでした。しかし、ガーナにきて1年近くが経ってきて、仕事関連での知識の深まりはあるものの、もっと幅を広げたいという思いが募ってきました。
勝間塾 | 勝間和代オフィシャルサイト | Kazuyo Katsuma Academia
勝間塾のことがこちらで詳しく書かれています。申し込みもこちらからできます。
なにかブレークスルーが欲しいということもありますが、ポジティブオーラで満ちあふれていそうな仲間と出会えそうな、そんな勝間塾に参加してみるのもよいかなと思い、この11月から参加してみることにしました。
勝間塾は毎月の課題図書があって、そのテーマに沿った毎月のセミナーがあって、その過程でコミュニティで意見交換が出来るというのが大きな特徴。そして受講料も毎月4800円という、飲み会一回分という価格が魅力の一つ。これが数万円とかであれば、気軽な参加は躊躇されるというものですが、飲み会1〜2回分というのは絶妙なプライシングだと思います。
今回のテーマは「マーケティング」。そして課題図書が二つ。
顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
- 作者: トニー・シェイ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: ペーパーバック
売り込まなくても売れる!実践編 トップ1%の営業マンから生まれた「高確率セールス」
- 作者: ジャック・ワース
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2005/10/12
- メディア: 単行本
パブリックセクターでの仕事が多かったせいか、企業のマーケティングについては、(大昔、Globisで勉強したことはあるものの)なかなか実感をともなった経験が少ないというのが実情。今回の課題を通じて、少しでもプライベートセクターのマーケティングについて理解を深めたいと思っています。そしてそれをパブリックセクターに応用していく、というのが理想です。
公衆衛生の世界でマーケティングと言えば、ソーシャルマーケティングという言葉が出てくると思います。
ソーシャル・マーケティング - Wikipedia
ソーシャル・マーケティング ...
Wikiのソーシャル・マーケティングのページです。コトラーによるソーシャル・マーケティングの定義などが参考になります。
私が始めてこの言葉を知ったのは、マラリア対策の蚊帳をソーシャル・マーケティングを通じて普及しようというプロジェクトに関わりを持ったときでした。ざっくりというと、マラリア対策に使う殺虫剤浸漬蚊帳の重要性を伝えて需要を喚起しつつ補助金により低価格で販売するというもの。関わっていた当時(2003年前後)は主流だったのですが、その後、蚊帳の普及率を上げるためには無料配布すべきと言う考え方も出てきて、どちらがよいのか議論があったようです。
Mass distribution of insecticidal bednets, not social marketing, is key to controlling malaria in Africa | London School of Hygiene & Tropical Medicine | LSHTM
私の母校でマラリアのことを教えてもらった故カーティス教授も無料配布の重要性について主張されていたようです。
課題図書を読んでマーケティングについて考えてみるのと同時に、身近な話題でもあったソーシャル・マーケティングについても少し勉強を進めてみたいと思っています。
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