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うちで中華っぽい料理で食事会をしてみました。そして考えたこと。 [料理・ワイン・料理本]

友人知人と一緒に食事するのって楽しいですね。

会話を楽しむということもそうですが、いろいろな料理を食べられるのも楽しみの一つ。外食をすれば人数が多いほどたくさんの種類の料理を楽しめます。私は料理をするのも好きなので、おうちにたくさんきてもらえるとたくさんの料理が作れてさらに幸せ。

 

ということで、結構うちに友人・知人をよんで食事会をしています。そして、せっかくなので毎回テーマをもって料理を作るようにしています。

イタリアンとか、スペイン・ポルトガルとか、台湾とかベトナムとか。

とはいえ、まだまだレパートリーにとぼしいため、国で絞ってもだんだんマンネリになりつつあるのかもしれず、反省しています。

そして、各国料理を作るときに気をつけているのは、そのオリジナルへの敬意を忘れないということ。

 

イタリア料理をテーマにするときも、イタリアの地方性を無視して、ただみんなが知っているイタリアっぽいものを出すというのは避けたいと思っています。例えば、ナポリピッツァとペストジェノベーゼを使ったパスタとクスクスを一緒にだすとかは、一品一品はイタリアっぽいかもしれませんが、結局はその本質が理解できていないと思います。ただイタリア料理というのではなく、もっと絞ってシチリア料理、ナポリ料理、ローマ料理などなど、きちんと地元に根付いたものが作れたらと思っています。

 

ということで、国をテーマに作るときでもなるべく現地で食べられているものに忠実に、組み合わせも伝統にしたがってと思って組み立てています。とはいえ、そこまでその国の料理を把握できているケースは少ないので、特に経験の少ない国の料理の時には結構ぐちゃぐちゃになってしまっているときも多いと反省しています。

 

中華料理もまだまだ経験値の少ない料理の一つ。

知られているだけでも、四川、広東、上海、北京の4大中華料理が有り、文献によってはさらに細分化されています。

残念ながら、まだ一つの地方に絞ってメニューを組み立てられるだけの知見がありませんので、今回は少々混ざり合った献立になってしまいました。

 

最初はえびせん。これはどこの地方の料理なのかいまいちわかりませんが、お酒のつまみに最適なので中華食材店に売っているものを使っていました。

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そしてこちらは中華と関係ありませんが、ゲストがもってきてくれた生ハム。

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生ハムと若干かぶりますが、前の日につくっておいたチャーシューです。チャーシューって、よく見かけるのですが、どこに起源がある料理なんでしょうね。タレは煮汁を使って作ったものです。

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春雨のサラダ。ニンジン、卵などを使っています。ごま油を使っているので中華風ではあります。

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そしてこれも中華のみならず東南アジアで定番の味である空心菜炒め。ニンニクの風味がたまりません。

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スープはこれも定番の酸辣湯スープ。中華ではありますが、どこ地方なのかいまいち把握していません。辛いから四川あたり?

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そして今回メインに準備しておいた北京ダック風の鶏肉と春餅がこちら。

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ダックがなかったので鳥に甜麺醤などのソース、蜂蜜などを塗って、オーブンで焼きました。奧にあるピンに巻いて食べていきましたが、北京ダックまではいかないものの、これはこれでかなりの美味しさだったと思います。

 

 

ということで、中華料理っぽいもので統一して昼食会をしました。一品一品を見れば、どれもなかなか好評だったのでまったく問題ないのですが、冒頭に書いたとおり、できれば中華、ではなくて、さらにその下の地方料理を熟知して、地方色豊かなメニューが作れたらとは思っています。

 

そのためには、その地に赴いて、現地の食事を実際に食べて、作り方を習って、自分で作ってみて、というのがいいんだと思います。中国は、香港、北京、西安にしかいったことがありませんので、いずれ上海、成都にも行ってみて、現地食を堪能したいと思っています。


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