Park Plaza Sherlock Holmes Londonに泊まってみました [シャーロック・ホームズ]
この前のロンドン滞在(といっても一泊ですが)のホテルは「シャーロック・ホームズ」にしてみました。
正式名称はPark Plaza Sherlock Holmes Londonといいます。場所はもちろんベーカー街。現在の221がある地下鉄ベーカー街駅より北ではなく、少し南に行ったところにあります。
ロンドンフィルム博物館のホームズの部屋 [シャーロック・ホームズ]
先日行ったロンドンではアーセナルの試合だけではなくホームズ関連でもいろいろと活動してきました。
そのうちの一つがロンドンフィルム博物館。
シャーロッキアンの中でも評価が高い映像化作品がグラナダテレビ製作のドラマ。ジェレミー・ブレッドさんがホームズを演じましたが、原作に忠実なホームズ像であり、セットもビクトリア朝の雰囲気がよく出ていたこともあり、評価が高い作品です。そのグラナダテレビのセットは、かつてはマンチェスター郊外のスタジオに作られていて見学もできたそうですが、
本が届きました [シャーロック・ホームズ]
先日のホームズツアーの記事でも書いたのですが、日本を出る前に送ったホームズ本・ダンボール3箱が本日無事に到着し、引き取ることができました。
ガーナへ日本から引っ越しする人が少ないためか、他の外国への引っ越しの時と比べてあらゆるものがとっても高く付いてしまうことが分かり、引っ越し荷物は最小限にすることを決め飛行機のエクセスをつかってほとんどの物は持ってきていました。
ただし、本というのは重くてかさばるもの、エクセスも高くなるし、到着時に一人でハンドリングできるかも分からなかったので(実際には現地の同僚の方々に手伝っていただき、それでも多めの荷物を無事に運ぶことができました)、別送にすることにしました。海外引っ越し業者さんだと、ガーナ行きは取り扱いもすくないらしく、船便もコンテナ単位では出してないとのこと。3箱とはいえ、数十万円になってしまうようでした。
そこで調べてみて最も安く上がりそうだったのが、特別郵袋というもの。書籍・印刷物であれば最大30キロの荷物を、1万5千円(今調べてみたら1万3500円)で送ってくれるとのことで利用してみることにしました。
取り扱い郵便局が限られていますので、まずは郵便局に荷物を持っていくのが一苦労。一人で30キロ3箱をタクシーに載せてなんとか運び込みました。
郵便局での手続きも、保険やトラッキングなどとは無縁な仕組みで、ダンボールに送り先を直接記入、袋(郵袋だけに)に入れるので外側につけるダンボールのタグに再度送り先を記入、そしてレシートだけをもらって終了ということになります。
こちらに来てみると、心配したとおり、今どこにあるのかも分からないし、いつ届くのかも分からないという状況はつらいものがありました。特に、今回送付したのはほとんどがホームズ関係の書籍(というか自分が持っているすべてのホームズ関連書籍)だったこともあり、苦労してオークションで購入したものや、ロンドンホームズ協会の限定本なども入れてあったため、郵便局で預けたときからちょっと後悔をしていたというのが本音でした。
そんな状況でしたが、今日引き取りを終えてまだ中身の確認はしていないのですが、見た感じ無事だったようです。
今考えてみると、出発・到着空港での大量荷物のハンドリングの問題はあるものの、航空会社のエクセスでのせたとしても、倍程度で済んでいたと思います。安全性や補償、そしてなによりもスピードを考えてみると、そちらの方がトータルではコストパフォーマンスは高かったようにも思います。
まあ、安全に着いてくれた今となってはひたすら安堵、これからの有意義な読書生活を楽しみたいと思っているところです。
小林司さんの訃報 [シャーロック・ホームズ]
小林司さんは、日本シャーロック・ホームズクラブの主宰で、東山あかねさんとともにホームズ関連の書籍を何冊も書かれています。私がホームズ研究にのめり込んだのも小林さん、東山さんの著作があったからこそです。
その小林さんですが、以前より体調が優れないとのことはうかがっておりましたが、ホームズクラブのMLでお亡くなりになったとの知らせに接しました。
私は小林さんの著書はたくさん読んでいるものの、ご本人とは数年前のホームズクラブの会誌発想の後でほんの少しだけ言葉を交わしたことがあるだけです。もっとお話しできる機会があったらと、残念でなりません。
バーナード・デイヴィスさんの訃報を書いたばかりなのに、悲しいニュースが続いてしまいました。
小林さんのご冥福をお祈りしたいと思います。
バーナード・デイヴィスさんの訃報 [シャーロック・ホームズ]
私も所属している、ロンドンシャーロック・ホームズ協会で、ホームジアンの大先輩でもあるバーナード・デイヴィスさんが亡くなったとの知らせがありました。(こちら。)
バーナード・デイヴィスさんは、様々な情報を駆使してホームズ作品に出てくる場所を特定していく、いわゆるホームズの地理学の分野で有名な方です。「シャーロック・ホームズ17の愉しみ」という本にも、彼のベーカー街221Bの場所を巡る論文が翻訳されています。この論文は、私がホームズ学に目覚めたきっかけの論文でもあります。
また、一昨年には彼の論文を集めた2巻本(Holmes and Watson Countries)も出版され、彼のサイン入りのものを購入しています。(まだぱらぱらとしか読んでいませんが・・・。)
そしてなによりの思い出は、南ロンドンツアー。ロンドンホームズ協会のイベントで、デイヴィスさんの特定した場所を巡るというツアー。四つの署名の舞台を巡る興味深いツアーにつれていってくださいました。参加したときも、たぶんこれが最後のツアーになるだろうと言われていましたので、本当に参加できてよかったと思います。
私も、まだ特定のテーマを見つけられていない新米ホームジアンですが、どちらかと言えば地理学に興味があると思っています。デイヴィスさんのように(そしてホームズのように)、ロンドンの裏町まで知り尽くしているわけではありませんが、彼のような地理学の貢献ができればと思っています。
デイヴィスさんのご冥福をお祈りしたいと思います。
ロンドンホームズソサエティからの連絡 [シャーロック・ホームズ]
今日は飲み会があったにしては早めに家に帰ってくると、ポストにイギリスからの封筒が。
イギリスからのお便りは、母校からか、アーセナルFCからか、ホームズソサエティからと限られます。
今回はホームズソサエティロンドンからのお便りでした。
いつもはお正月のAnnual Dinnerのお知らせか、春のイベントのお知らせで、この時期にはなかったような気がします。
あけてみると今回は3種類のお知らせ。
一つ目は、スイスツアーのお知らせ。来年の9月で、インターラーケンに3日、マイリンゲンに4日という内容です。どんな趣向になるか詳細はありませんでしたが、きっと楽しそうな内容に違いないです。詳細はウェブとのこと。
もう一つは、2010年ランセリングリーンレクチャー。10月7日の予定で、毒物に関してのレクチャーのようです。そしてもう一つはフィルムイブニングということで映画を見るようです。
ロンドンから帰ってきてからもう3年経ってしまい、こうやってお知らせをもらってもなかなか参加する機会がないのがちょっと残念です。お金と時間があれば、こうしたホームズ関連イベントに参加し、アーセナルの試合を2試合位くらい観戦するというのが年に一回くらいあったらもう最高です。
今後も海外に在住することは多いと思うのですが、ロンドンというのは非常に機会としては少なそうですが、せめてロンドンにすぐに行ける場所であれば、こうしたイベントのお誘いにのって、行ってみたいと思っています。来年のスイスツアーはまだ時間もあるし、調整して行ってみようかなあ。
映画「シャーロック・ホームズ」 [シャーロック・ホームズ]
昨日、話題の「シャーロック・ホームズ」を見てきました。
ストーリーは完全にオリジナルですが、ガイ・リッチー監督が原作を読んで、ドイルが描きたかったホームズ像にせまったとのこと。シャーロッキアンの間でも賛否両論のようですが、個人的には映画そのものとしては楽しめました。
当時のロンドンの雰囲気はでてたと思いますし、ホームズが壁にVRの弾痕をつけたり、Game is afootの台詞があったりと、シャーロッキアンをくすぐるネタもありました。そして、ワトソンの結婚にホームズが嫉妬したり、ボクシングの達人としての一面など、ホームズ像を掘り下げていてよかったと思います。
とは言え、原作との矛盾点もいくつかありました。メアリーがホームズと初対面だったり(もしかしてメアリー・モースタンじゃない?)、アイリーンが活躍したり、というのはいいのですが、この映画の設定がタワーブリッジの完成間近というのは、多分舞台として使いたかったのだと思いますが、このころホームズはモリアーティー教授と戦って行方をくらませていた時期なんじゃないかと思ったり。(確認したらタワーブリッジの完成が1894年で空き家の冒険でホームズが帰還したのが1894年。)。建造中のタワーブリッジはなかなか迫力があってよかったのは確かですが。それと、国会議事堂とタワーブリッジの位置関係もちょっと近すぎるでしょうか。
でも、映画としては面白かったし、あんまり細かいことを気にしないで楽しむのが正解だと思います。次回作も控えているようですし、素直にこのシリーズを楽しみたいと思っています。それに、こうやって映画化されるとまたホームズに脚光が当たって、テレビでも特集されたり(この前の「ふしぎ発見!」とか)、関連書籍も出版されると思いますので、大歓迎です。
公式サイトではシャーロック・ホームズ検定をやっています。
公開記念検定(小説編)
もちろん私もやってみました。結果は・・・。
なんとか全問正解することができました。よかった。(なんだかうまくはれてなかったのでもう一度挑戦してみました。問題、ちょっと変わってました。4月2日)
最後に予告編をつけておきます。
本棚 [シャーロック・ホームズ]
本を捨てられない性格のせいか、家中に本がたまる一方。
いつか書いた自分のタイプ診断でも、5つのうちの一つが「収集心」だったように、集めて所有していること自体が好きなところもあるようです。
ここ10年で5回引っ越し(そのうち3回は海外)しましたが、その度に少しずつ家財は整理するのですが、本だけはなかなか捨てられず、いまでは6本の本棚に本を収納しています。ライティングデスクの上の本棚が木製なだけで、あとはルミナスの金属のラック。分解できます。完全に引っ越し対応ですね。
キッチンのラックには、オーブンと炊飯器とともに料理本や料理漫画など。
あとはメインの部屋に本の種類に応じて分けて入れています。
そんな一角がホームズ関連。段々増えてきてうれしいところですが、まだまだ先輩シャーロッキアンには及ばないと思います。
シャーロック・ホームズの冒険 全13巻完全版 [シャーロック・ホームズ]
最も原作の雰囲気に近いと言われている英グラナダTVのシャーロック・ホームズシリーズ。
シャーロック・ホームス゛の冒険 DVD BOOK vol.1 [宝島MOOK] (宝島MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/02/21
- メディア: 単行本
この作品でホームズ好きになった人も多いと思います。
イギリス滞在時に、彼の地で販売されていたホームズシリーズDVDを購入したことはこちらでも書きましたが(ここです)、日本で買おうと思うと6万円以上するので、購入には至っていませんでした。
そんな日本ではかなり高価なグラナダホームズですが、25周年を機にデジタルリマスターされたDVDが販売されることになりました。
宝島のMookでは2話ずつシリーズでリリースしているようですが、今回見つけたのはキープ社の全13巻完全版というもの。「完全」なので、13枚のDVDにシリーズすべてが収録されていると期待していましたが、今日届いたのを確認すると、第一シリーズの「最後の事件」までが収録されているものでした。
グラナダシリーズは全41作が放映されていますので、「最後の事件」以後のシリーズの販売を待たなければなりません。
13作で5000円くらいで購入できましたので、41作すべてを揃えても現在のセットよりは割安で購入できることになりそうです。しかも画質がいいというのであれば、申し分ありません。
JSHC大発送 [シャーロック・ホームズ]
今日の午後は、日本・シャーロック・ホームズ・クラブのイベントがあったので参加してきました。
とはいえ大会とかセミナーではなく、年に一回発行される会誌の包装作業のボランティアです。
昨年初めて参加して、その後大会などには参加できず1年が経ってしまいました。今日は50人近い会員の人たちが集まり、会報を折る作業、封筒に宛先を貼る作業、封筒に入れる作業、封をする作業などに別れて作業を行いました。
今日は比較的早く1時間半ほどで終了。その後は、持ち寄られたホームズグッズのオークション大会になりました。昨年は、長沼本を一冊獲得したのですが、今年は特に私の欲しい本は出品されず、あまりめぼしい成果はありませんでした。(この一年で購入済みの本などが出てました。昨年だったら間違いなく勝ったのに。)
次は、3月の大会が大きなイベントでしょうか。出張が入らなければ是非参加したいと思っています。