ガーナご飯 近くのイタリアンでシーフード [ガーナ生活]
ガーナでは自炊がメインで出張などで地方に行くときはガーナ料理を食堂やホテルで食べることが多いのですが、首都のアクラでは結構レストランも充実していて、たまにそうしたレストランで外食したりしています。
自炊したものとガーナ料理を主に紹介してきましたが、せっかくなのでこうしたレストランで食べたものなども紹介してみたいと思います。
現在住んでいるエリアはガーナの銀座と呼ばれている界隈。銀座と行っても屋台で魚焼いていたり、その辺を鶏や山羊が走り回っているというのどかなところです。とはいえ、レストランやお店が多いのも事実で、車もかなり多いので、日中はかなり混雑した感じがうかがえます。(多分ガーナ唯一のケンタッキーフライドチキンもありますし。)
そんな繁華街に住んでいるので、外食や買い物は歩いてあちこちにいけてとっても便利。レストランもあちこち行っていますが、そんな中で最近行って気に入ったのがシーフードのイタリアンの店でした。
ここのお店は一階が魚屋になっていて、こちらのほうではタコを買ったり鯛を買ったりとよくお世話になっていました。ここの3階(といっても屋上に屋根がかかっている感じ)がレストランになっていて、魚介類を中心としたイタリアンを出してくれます。一時期閉まっていたとのことで、私が昨年こちらに引っ越してきたときは営業してなかった様子。今年に入って営業し始めたとのことで、最近の訪問となりました。
ここのお店はメニューはなく、その日のコース一本です。コースと行ってもお品書きはなく、何が出てくるのかは出てくるまで分かりません。
この日も席に着くなりささっと前菜が出てきました。
ムール貝やイカタコなどのマリネでした。これは作り置きしてあるらしく、お客さんが来るとささっとでてきます。
お次も前菜がつづきます。
向こう側がサーモンで、こちら側はたぶんハタだと思います。カルパッチョ風な一品。
そしてちょっと感動したのがこちら。
ガーナでは生牡蠣は食べられないかと思っていましたが(なので先日もあえてローマで食べてきました)、立派な型の牡蠣でした。(お腹が心配だったものの、後日特に問題になることはありませんでした。)
次も前菜っぽいものが続きます。
これはムール貝のトマト煮ですね。下の魚屋ではムール貝は冷凍しか見たことがありませんので、もしかしたら冷凍のものかもしれません。
ちょっとぴんぼけですが、イワシのつくねにタマネギのソースが絡んだ一品。タマネギの甘味もきいていて、フィッシュボールの食べ方としてはなかなかのものだと思います。
こちらは同じつくねのトマトソース。爽やかな酸味でこちらも美味でした。
まだまだ前菜系がつづきます。イカのフリット。
つづいても揚げ物。
これはカマスの小さいやつかな。なにしろメニューがないので確認できません。持って来るおじさんに聞く暇も無く次から次に出てくるし。
そしてプリモが飛んでいきなりメインっぽい一品が。
魚介のグリル。カジキとロブスターです。これで4人前。
そして最後にパスタでシメになりました。
こちらは最初にでてきた前菜と材料はかぶっている感じ。でもさすがゆで加減はばっちりで、シメの一品としては最適だと思います。
イタリアンだと、前菜、そしてプリモピアットでパスタ、そしてセコンドで肉や魚、という流れなのですが、こちらのお店は前菜っぽいものが延々と続き、メインの魚介のグリルがきて、シメのパスタという順番。酒飲みとしては、日本の居酒屋などで注文するのに似ていて、個人的にはよい流れのメニュー構成だと思います。
ちなみに、このコースが50セディ(2000円ちょっと)で、白ワイン一本が20セディ(800円ちょっと)。日本では(イタリアでも?)考えられないコストパフォーマンスだと思います。
厨房(といってもすみに設置された簡単なもの)に一人とホールに一人イタリア人らしきおじさんがいましたが、店にはサッカーのパレルモのフラッグや、シチリアのマークである三本足がかかれた飾りなどもありましたので、きっとシチリア出身のシェフなんだろうと想像しています。こんど行ったら確かめてみよう。
ということで、うちから徒歩数分圏内によいイタリアンを発見しました。次に行ったときにどんなメニューになっているか、楽しみでもあります。
Tomoさん、お久しぶりです!お元気そうで何よりです。
美味しそうですねー!しかも安い!びっくりです♪
by どらとら (2012-06-27 00:34)
>どらとらさん、こんにちは。おひさしぶりです。
ガーナで元気にやっています。
意外と美味しいレストランも多くて、値段もそれほどではないので外食も楽しんでます。
by Tomo (2012-06-29 22:03)