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クッキングパパ(2)レビュー [料理・ワイン・料理本]

料理漫画レビューシリーズということで、第一弾でクッキングパパの第一巻を取り上げたきり、その後が続いていませんでした。

クッキングパパ(1):Master of Life Blog:So-netブログ
さてそんな第一巻で登場する料理は次のようなもの。   1.「イタリアン鍋料理は手軽でボリューム満点」 手軽でボリュームタップリ「ザ・イタリアン鍋」 鍋にタマネギ、ジャガイモ、キャベツ、ピーマン、ベーコ ...

 

先は長そうなので時間を見てどんどん勧めていきたいと思います。今回は第二巻のレビュー。

 
1.「コーヒー好きの人にちょっといいお酒」
荒岩さんの奥様、虹子さん(新聞記者でお料理は得意ではない)のご両親が荒岩宅を訪問した時のお話し。コーヒーが好きなお父さんのために虹子さんが付くっておいたのがコーヒー酒。グラニュー糖とコーヒー豆にホワイトリカーを注いであとは3週間待つというもの。おいしそうなのでいつか作ってみたいと思いました。

2.「寒い冬には雪見鍋」
虹子さんが出張、まこともおじいちゃんの家に行ってしまった荒岩主任が部下を家に招いて鍋をするというお話し。まっ白な鍋だったのでみんな驚いていました。普通の鍋に大量の大根おろしを入れて、混ぜずに表面にのせる感じ、だそうです。美味しんぼやミスター味っこでも登場していたのを思い出します。

3,「おもうぞんぶんローストチキンを」
営業途中の田中君がローストチキンを見て、「オレ、一度でいーからこういったのおもうぞんぶんくってみたいなー」などと言ったのを聞いた荒岩さんが仕事を休んで作ったローストチキンを部下達のクリスマスパーティーに差し入れするというお話し。
荒岩さんの勤める金丸商事は博多に本社がある会社のようですが、お互いみなさん近くにすんでるからか、私生活でも交流があるようです。東京だとお互い住んでる場所が離れてたりするので、こうした家族ぐるみのつきあいって少ないような気がします。
 
4.「年越しソバを手打ちってみよう」
年末には荒岩さんは自分でソバを打つそうです。まこと君もお手伝いしてソバを打つという話。そばつゆも自作するそうです。
そばうちについては、「そばもん」を読んだりして興味あるところです。ガーナではそば粉が手に入らないから日本に帰ったらソバもうってみようと思います。

5.「今 密かなブーム ハヤシもうまいでよ!」
毎年始めの金丸商事の昼食会。金丸社長から手配を頼まれていた東山常務ですが、予約していた料亭の料理が手配されていないため困ったことに。荒岩さんが「ちょっとかわったものでよろしかったら」ということで作ってだしたのがハヤシライスでした。重役の皆さんも懐かしがって大好評。若い頃のことを思いだしたみたいです。
レシピの方ではデミグラスソースは市販のものを使ってるので、お手軽にできそうでした。

6.「寒い夜はアツアツ茶わん蒸し」
友人である単身赴任中の竹田さんに頼まれて、単身赴任者の皆さんに料理を教えることになった荒岩さん。自分がやるのではなく、竹田さんに教えて竹田さんが教えることになりました。選んだ料理が茶わん蒸し。Bigり茶わん蒸しということで、耐熱ガラスの大きな鍋で一編に作る巨大茶わん蒸しを伝授しました。
 
7.「おまけ ワンポイント・クッキング」
おまけということでレシピだけ紹介されていたのが、シャクシャクポテト。茹でた千切りのポテトをつかったサラダ。もう一品はキュウリのスープということで、コンソメスープにキュウリのスライスを入れるというもの。

8.「ひと味もふた味も違うバレンタイン・チョコ」
密かに多香家訓に思いを寄せている小山さんが夢子さんに頼んで教えてもらったチョコレート。といっても大元のレシピは荒岩さんから夢ちゃんがおしえてもらったものでした。結局、小山さんが作ったものとは分からずに味わった田中君でした。

9,「深酒の夜には 激ウマ ブタ汁でふけゆく」
担当していた連載が単行本になることになった虹子さん。出版記念パーティーの後に編集長や同僚をつれて家に帰ってきたときに荒岩さんが作っておいたのがブタ汁。味噌味がおいしそうです。

10.「にぎり寿司にチャレンジだ!」
息子のまこと君のために寿司をにぎってあげる荒岩さん。寿司飯の作り方、握り方などが詳しく解説されています。握りと言えば、私も先日こんなことをしてみたのでした。

にぎり寿司は習いに行ったこともあるのですが、なかなか難しいです。

11.「本場イタリアのスパゲティは”ダンミ・ディ・ピュウ”」
この回は主要キャラの一人、ティートさん初登場の回。イタリアの味を懐かしむティートさんに荒岩さんが自宅で料理する機会を提供します。マッシュルーム、ニンニク、セロリ、タマネギでソースを作っていました。マーガリンを入れたり、粉チーズをふったりと、本場っぽくない感じもあるのですが・・・。
ダンミ・ディ・ピュウ」というのは「いくらでも入るもっとくれ」という意味だそうです。

12.「春一番! 栄養満点鯉こく」
魚釣りに来た荒岩さんとまこと君ですが、大きな鯉を釣り逃してしまいました。仕方ないので鯉を購入して帰宅。作ったのが鯉こくで、妊娠した部下のけいこさんに持っていって上げました。鯉こくは妊婦によいのだそうです。

13.「わが青春のオムライス」
昔食べたオムライスを懐かしんだ大平課長が荒岩にその思いをふと告げたところ、家まで作り方を教えに行ってあげることに。ケチャップやウスターソースを使った、昔懐かしの感じのオムライスのレシピでした。

この第二巻も刊行は1986年と言うことで、高度経済成長期の出来事なんですね。バブルの頃とはまた違った社会の雰囲気だったと思うのですが、そうした感じが伝わってくるような気がしました。

クッキングパパはまだモーニングで連載中。単行本も120巻をこえているはずなので、レビューといっても先が長いのですが、根気よく続けていこうと思います。
 

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