ベトナムよちよち歩き

気がついたら6月初エントリーでした。一冊読み終えたところで書くようにしているのですが、私の読書スタイルとして、同時並行で３～５冊読んでるので、中に重い本が入ると全体的な進行が遅れ気味になるようです。

と、まあ私の読書生活はおいといて、昨夜読み終えたのがこの本です。3人の女性（あとがきを読んだところ、小説家と漫画家のお仲間のようです）が、初めて（と2回目）にベトナムに行ったときの旅日記風です。文章あり、写真あり、漫画ありで、軽く読むことができました。

最初は、文体もばらばらだし、本当に個人的な感想がつづられているので、自主出版かなと思ったのですが、読み進むうちに、なんとなく書き手の職業なども分かってきて、彼女たちの目線に入っていくことができました。

ベトナムに造詣が深いというわけでもないため、見たものへの直感的な感想が多くなっていて、途中でやめようかとも思いました。でも、だんだんと昔初めて海外に行ったときのことなど思い出したり、ベトナムは観光で行ったら楽しいんだろうと言うことは伝わってきたので、結局最後まで読んでしまいました。

著者のファンの方であれば、間違いなく楽しめるのでしょうが、私も含め、著者の方々を知らない人にもお薦めできるかというと微妙なところです。

ベトナムよちよち歩き

• 作者: 菅野 彰, 雁 須磨子, 月夜野 亮
• 出版社/メーカー: イーストプレス
• 発売日: 2003/03
• メディア: 単行本