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Nero D`avola Sicilia [料理・ワイン・料理本]

今日は、遅く帰ったので夕食はごく軽くと思っていたのですが、帰り道のスーパーに寄ったら、カツオと鯛とハマチが半額になっていたので、思わず購入してしまいました。それに大葉も。

鰹を切って、ハマチと鯛を別にかった大葉の上に並べてみたら、ワインをあけたくなってしまい、今日は休肝日のはずが、ついついあけてしまいました。(ダイエットなので、かろうじてご飯はなし。)

今日のワインは、Nero D`avola Siciliaです。飲んでみての感想は、苦みが強く、若干の酸味、甘みが少し残るという感じでしょうか。で、飲んでみての答え合わせというか、ワインについてきた解説書の説明を読んでみたのですが、

赤・フルボディ、ネロ・タヴォラ90%、メルロー10%

「広がりのある深い赤紫色の中に、ガーネットの輝きが見える温かみのある色合い。ブルーベリーやプルーンの香りに、コンポートした洋梨、ねずの実、湿った甘草の香りも。果実実とタンニンが醸し出すこくのある甘みを、さらりとした酸味が包み込み、バランスのとれた味わいとなっています。」

とのこと。

残念ながら苦みについては記載がありませんでした。それにしても、ワインの味の表現をするには、ブルーベリー、プルーン、コンポートした洋梨、ねずの実、甘草の味を思い出せなければいけないというのは、相当な修行が必要だと思います。まずは、ワインの表現に使われる食べ物(におい系では、たまに食べ物でないものもあるけど)をよく味わって、味を覚える必要があるようです。

今日読んだ週間モーニングの「神の雫」では、これらの構成要素を超えた表現として、「仮面舞踏会」がでていましたし、これまでも回転木馬とかミレーの「晩鐘」、クイーンの曲、などの表現が出てきており、ワインの味の表現の世界をかいま見ることができます。まだ、安ワインのみの私としては、この域には達せられないのですが、この「イタリアワイン周遊の旅」を通じて、ワインの味の表現について、少しずつ体得していきたいと思っています。


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どらとら

えぇぇ?Tomoさん、あまりむずかしい表現で、ワインの味をけむに巻かないで下さいね。

難しい表現といえば、昔好きだった「辻仁成」氏を思い出します。Echoesというバンドのボーカリストから、作家に転向した方です。Echoes時代から大ファンだったので、本もほとんど買って読んでいました…「海峡の光」の直後まで。悲しいかな、芥川賞をとったことで何か勘違いしたのか、内容が練られておらず、摩訶不思議で、難解な表現使って、自分がさも偉いと言っているかのような本が続き、最近は一切読まなくなってしまいました。
Tomoさんが、難解なワイン用語ばっかり使うようになったら、読まなくなってしまったりして…。というわけで、一般人にもわかーる範囲で、書いて下さいね(お願いです)。

半額になっているのをつい、買ってしまうあたり、いい感じです。
by どらとら (2005-07-23 02:06) 

Tomo

どろとらさん、こんにちは。
難しい表現を使えるほどにはとうてい到達できないと思いますので、ご安心を。もともと、高いワインをのむよりも、同じ金額でワインと食べ物を買う方に幸せを感じるほうですので、いつまでも高いワインは飲めそうもないです。(高ければうまいというわけでもないと思いますし。)
ただ、これまでワインに限らず、自分の国に入れるものに無頓着だったと最近思っています。安全性のことはもちろん、味についても、きちんと味わってきていなかったような。それは、食べ物、飲み物、それらを作った人、そして自分にも失礼かなと。というわけで、比較的表現のバリエーションが発達しているワインも一つの修行として、自分の舌が、他の人と同じような味を感じているか、試していきたいと思っています。
辻仁成は、Echosの時はよく聞いていましたが、結局本は一冊も読んでいませんでした。自分がさも偉いという書き方ことでは、リンボウ先生とも通じるのでしょうか。
by Tomo (2005-07-23 15:04) 

どらとら

リンボウ先生の方は、さすがに文章を書くのは「手慣れてる」感じで、読み手に分かり易く書く手法は確かだと思います。
が、辻氏は読み手をけむにまいて、「自分はこんな難しい表現ができるんだ」と自慢している感じ。おそらく、昭和初期の文学表現などを真似たいのかもしれませんが、読み手があってこその小説だ、という事を忘れているような、浅はかな印象です。
by どらとら (2005-07-26 01:49) 

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