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ジローラモのイタリア式伊達男のなり方 [イタリア]

アマゾンでタイトルだけ見て買ってしまいました。おなじみジローラモさんの本です。

今回はタイトル通り、ジローさんのお父さんとジローさん自身の経験を元に、イタリアのいい男とはということをつづっています。

他の本と違い、食べ物の話はあまり出てきません。彼の考える「いい男とは」を徹底的に論じています。恋愛の話がたくさんでてきますので、いつものお気楽な文体ではあるけれど、なんだかジローさんのプライベートをのぞくようですこし生々しい感じを受けてしまいます。

最近は、ファッション誌の表紙をかざり、おしゃれな(そしてちょっとスノッブな)キャラになりつつあるようですが、なんとなく違和感を感じてしまいます。この本はおもしろいことはおもしろいのですが、そうした違和感のあるジローさんの本という感じです。あまりそっち方面に突き進みすぎないとよいなとは思います。

しかしジローさんはうらやましい限りです。イタリアにわたって逆ジローラモ(変な日本人キャラ?)みたいな生き方ができたら楽しいだろうと思ってしまいます。そうなれるようイタリア語に磨きをかけないと。

イタリア式伊達男のなり方

イタリア式伊達男のなり方

  • 作者: パンツェッタ・ジローラモ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2004/10/21
  • メディア: 単行本


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コメント 2

うめの

今月のイタリア語会話のテキストにも、イタリア男のナルシストぶりが少し紹介されていました。「ときには女性よりうぬぼれが強い」そうです。 私の年齢の日本人感覚としては、ちょっと引いてしまうところもありますが、おじさんがおしゃれになるのは賛成です。 Tomoさん「逆ジローラモ」、ぜひ目指して下さい。
by うめの (2005-08-22 20:02) 

Tomo

うめのさん、こめんとありがとうございます。
確かに日本だと、男性がナルシストであることを圧迫する社会的圧力があるかもしれませんね。それでも最近はいろんなかっこをした人がいて、だいぶ変わったのかもしれません。逆ジローラモになったら毎日が楽しいだろうと思います。
by Tomo (2005-08-22 22:23) 

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