スーバー10倍速学術 [読書(自己啓発)]
せっかく本を読んだり勉強をしたら、知識や知恵が自分の物になってほしいものです。しかも普段の10倍で学習できたらどんなに楽だろうと思ってしまいます。
そんな気持ちで手に取ったのがこの本でした。
この実績が証明するスーパー10倍速学術―これで努力のムダ・時間のムダが一切なくなる!
- 作者: 黒川 康正
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
著者の黒川さんは公認会計士に合格し、英検一級、通訳資格を獲得、さらに司法試験も合格した方で、その資格獲得を通じて培った勉強法をこの本で詳細に紹介しています。
これまでも学習方法の本についてはたくさん読んできていますが(これとかこれ)、いまだにこういうタイトルに惹かれて読んでしまいます。
本書は実践的といえば実践的ですが、「コリン・ローズの加速学習法 実践テキスト」と比べると体系的というよりは体験的な内容という印象があります。ノウハウも自分が実践したことをありのままで書かれています。いみじくも本書の中で著者が書かれているとおり、人のノウハウをただまねるのではなく、自分なりにアレンジせよ、を実践して、自分に合いそうな勉強法は自分に合うようにアレンジして導入していく必要がありそうです。
最後の章で、最近のテクノロジーを活用しようという話が載っていて、Via Voiceを使った音声入力の仕方やスキャナーとOCRの活用なども紹介されているものの、著者が資格のための勉強をしていたのが70年代だったこともあって、全体的にはその当時の状況を基準に書かれています。もちろん、今でも使える方法はたくさんあると思います。
全体を一貫してるのは、学ぶ目的やモーチベーションを強く持つことが前提となっていることです。確かに目的意識が強ければ、学びの工夫もたくさん出てくると思います。ただ、最近の自分を振り返ると、自分は本当は何がしたいのかふと考え込んでしまうこともあるので、どうやったらモーチベーションを高く維持できるのかというところにこそ興味があったりします。
効果的な学習をした人の体験を知るという意味では面白かったと思います。あとは、何を実践するかですね。
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成功の泉ー経済的自由を手に入れる旅
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ある意味「鬼の日記」
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by Tomo (2005-09-30 08:04)