SSブログ

美味しんぼの料理本 [料理・ワイン・料理本]

美味しんぼ好きの私ですが、こんな本が出ていたのは気がつきませんでした。

美味(おい)しんぼの料理本

美味(おい)しんぼの料理本

  • 作者: 雁屋 哲
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2004/03/30
  • メディア: コミック

 

美味しんぼと言えば、その料理に関する蘊蓄とちょっと精神訓の入ったストーリーが魅力な訳ですが、料理そのものに関しては、素材を重視するため、あまり真似のできる料理という印象はないかもしれません。しかし、この本で紹介されているのはすべてお総菜料理ばかりで、素材はどこそこの物を使うべしなどとはかいておらず、すぐにでも作ってみたい料理ばかりです。

章立ては「焼く、炒める」、「煮る、蒸す」、「揚げる」、「丼」、「肴」、「鍋」、「飯」、「サンドイッチ」、「おむすび」、「麺、粉」、「おやつ」と料理法によって分かれていて、それぞれの章で、これまで美味しんぼで紹介されてきた料理4~5品紹介されています。

それぞれの料理は、完成品の写真、作る過程の写真、材料・作り方に加えて、美味しんぼの登場巻と章、漫画で登場したときの様子によって紹介されています。

美味しんぼは料理を丁寧に書いてはいる物の、やはりこうして本物を写真で見ると、印象が違う物が多いですね。料理の色合いについてもよく分かります。

これまで何度も作ったことがあった「山岡風夜食うどん」が改めて紹介されていたのもうれしく思いました。せっかくなのでレシピを紹介します。

材料:乾麺(こしのあるもの)、梅干し、昆布の佃煮、長ネギ、生姜、焼き海苔、鰹節、すり胡麻、醤油

作り方:1)長ネギのみじん切り、たたいた梅干し、刻んだ焼き海苔、針生姜、鰹節、昆布の佃煮、たっぷりのすり胡麻を丼に並べる、2)たっぷりの湯で麺をゆであげ、コシを出すために流水でしめる、丼に麺を加え入れて、熱湯をかける、醤油をかけてかき混ぜて食べる

材料は普段冷蔵庫に入っている物ばかりで、だしをとったりかけ汁を作る手間なく、おいしいうどんが食べられるので、非常に重宝していました。応用編として、ご飯にこれらを賭けて、お湯賭けるだけでもおいしくいただけます

このほかにも、さっとできておいしい料理が満載で、ちょっと変わったレシピ集として楽しめると思います。美味しんぼフリークには、登場した回のストーリーを思い出せるよう、巻末に料理ごとにその登場回のストリー紹介まであるところが至れり尽くせりですね。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 2

コメント 2

どらとら

美味しそうですねぇ、「山岡風夜食うどん」。
イングランドから帰って来てみれば、Tomoさんの所が大々的に変わっているのでビックリしました。
by どらとら (2005-10-25 01:16) 

Tomo

どらとらさん、お帰りなさい。そうですね、そちらからするとイングランドから帰ったことになるんですよね。せっかくスキンが増えたので衣替えしてみました。中身もグレードアップできるとよいのですが。。。
by Tomo (2005-10-25 21:40) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。