ピリッ 辛っ うまっ! [料理・ワイン・料理本]
辛い料理は大好きです。たまに無性にからいものが食べたくなります。先日もそんな気持ちでした。でも、何が食べたいか思いつかない。そんな時にふと見かけて衝動買いしてしまったのがこちらでした。
和洋中・ラテン・インド・コリアンと、幅広いレンジから辛いものがチョイスされています。基本的になじみのある料理が多く、こうしたなじみのある料理の作り方が分かるという点では良い本だったと思いますし、あまり辛すぎるのは好きではないけど、少し辛いものがすきな人にはぴったりの本だとおもいました。
まったく文句もなく、ありがたい本なのですが、求めていたのとは少し違ったような気がしました。タイトルを見て中をぱらぱら見ただけで買ったせいもあるかもしれませんが、読み終わって思ったのは、「もっと過激なものが知りたい」でした。もちろん、書かれているレシピの辛み(この本では何が辛みの源泉にあたるのかによってレシピがならんでいるので、好きな辛みから選べるという利点があります)を増やして料理すればもっと辛くなるのは分かるのですが、そうするとおそらく料理が台無しになってしまう恐れがあるように思います。
私が知りたかったのは、もともと激辛にできている料理、しかもうまいもののレシピだったようです。
辛いのは好きだし、強い方だと思いますが、ただ辛いだけを我慢する料理はあまり好きではないので、辛み何倍カレーとかはあまり食べません。好きなのはあくまで完成した料理として、ものすごく辛くて、旨い料理です。
これまで食べた中で辛かったのは、スリランカのローカルのお店で食べた魚のカレーだったと思います。タイ料理もタイ人向けのはかなり辛いと思います。ブータンで食べたエマダチというチーズと唐辛子の煮物もかなり辛かったのですが、山の上で寒かったこともあり、ものすごく美味しかった思い出があります。
本書でも、もちろん定番のタイカレーやチゲは押さえていますので、いずれ少しづつ試していき、辛い料理レパートリーを増やしていきたいと思っています。
で、結局作って食べたのは牛丼に七味をかけただけだったりしました。
辛いといえば、昔紹介したこいつは、カレーに数滴入れただけで激辛になってしまう危険な代物でした。
美味しいカレーやコリアンは本当に恋しくなります。今回は和食の本ばかり持ち帰って来たのですが、次回帰国の際にはこんな本がいいなと思いました。
by usagi (2006-01-12 05:57)
私は和食の本を持って行かなかったのですが、やはり途中で必要に迫られ購入してしまい、非常に役に立ちました。定番の他に、こういう少し変わった本もあったら楽しいと思います。
by Tomo (2006-01-13 07:31)
一番辛かったもののといえば、台湾で食べた火鍋でした。
スープはマイルド、普通、辛いの3つから選べたのですが、結構辛そうに思えたものの、辛いものは苦手ではないので「普通」を選んだところ、それが辛いのなんの。
涙もボロボロ出てとても食べられなかったので、スープを半分以上鍋から出してその分お湯で薄めてもらったのですがそれでも激辛!
そんな姿を横目でくすくす笑いながら、一番辛いスープで平気な顔して鍋を食べていた地元の人たち、これには負けました。
by ちくりん (2006-01-14 19:25)
ちくりんさん、台湾の火鍋いつか挑戦するリストに加えさせていただきます。台湾に辛いものがあるというのはちょっと意外に思いましたが、考えてみれば中華でも四川料理などは辛いからあっても自然ですね。
と、ここまで書いているときテレビから明日の「鉄腕ダッシュ」で激辛料理特集だそうです。偶然!
by Tomo (2006-01-14 19:53)
火鍋はもともと中国大陸でポピュラーな料理で、それが台湾にも持ち込まれたと思うのですが、それほど料理の辛くない台湾の人たちが平気で食べていたのには驚きました。チャレンジするならやっぱり本場四川省の火鍋をはじめとする諸々の料理ですね。唐辛子と山椒の強烈なハーモニーらしいですよ。
あとはタイ北部のイサーン料理でしょうか。青唐辛子をふんだんに使い、バンコクなどのタイ中南部の人でも辛くて食べられないことが多いようです。
by ちくりん (2006-01-15 06:58)
今日「鉄腕Dash」やってましたけど、エマダチがハバネロを押さえて激辛No1を取ってたのにはびっくりしました。四川の山椒もかなり辛そうでした。
火鍋は食べたことあるのですが、あまり辛いものは食べたことがありませんでした。本場四川に行ってみたいものですね。初めての海外旅行は成都に行くはずだったのですが、都合によりキャンセルになってしまいました。その後、行く機会に恵まれていません。いつか行きたい所の一つです。
イサーンはバンコクの人もひく辛さだと聞いています。試してみたいですね。
by Tomo (2006-01-15 20:41)