土曜日はイタリアン・キッチン [イタリア]
料理関連の本、特にイタリア料理関連の本には目がないのですが、レシピばかりの本とか、写真が少ない本はあまり好みではありません。好きな本は、写真がたくさん載っていて、レシピだけではなくエピソードがたくさん書いてあって読んでも面白い本です。
そんな観点から、買ってしまったのがこちら。
料理コーナーで本をぱらぱら見て選んだ本だったのですが、著者の貝谷さんは、以前読んだ「幻のベネチア魚食堂」の著者の方でした。
前菜、プリモ、セコンド、ドルチェとイタリア料理のコースの段階ごとに、たくさんのエピソードとレシピ、写真が満載ですし、最後にはイタリア食材の話などもまとまっていて、イタリア料理を理解するにはよい一冊といえると思いますし、読み物としてもレシピ本としても楽しめると思います。
最近、料理本を買うだけで満足しているのではないかと少し反省しており、せっかく買ったのだから、掲載されている料理を作ってみないともったいないと、早速つくってみることにしました。
「チキンとポテトのオーブン焼き」と「なすのマリネ」が掲載されているのですが、材料の都合で少しアレンジしてしまいました。
オーブン焼きといっても今の部屋にはオーブンがなくレンジの魚焼きを使う関係で、事前の火を通しています。またなすのマリネもちょっと寂しかったので、エリンギとアスパラガスを加えています。ワインはキャンティにしてみました。
できあがりはまあまあといったところでしょうか。マリネはあまり作ったことがないのですが、ちゃんとワインビネガーを使うとそれなりにイタリアンぽくなるんですね。オーブン焼きもローズマリーを入れるだけでそれなりの美味しさになるのはいつも作っているので分かるのですが、レモン汁を入れなかったからかちょっとパンチが効いていない印象です。
ジャガイモを少し多くゆですぎたので、美味しんぼで読んで以来やりたかったこともやってみました。それがこちら。
ジャガイモにイカの塩辛をのせたものです。
美味しんぼだと塩辛そのままじゃなかったような記憶もありますが、何巻にのってたのか忘れてしまいチェックできず、とりあえずただのイカの塩辛をのせてみました。ただ、茹でたジャガイモがいまいち火が通ってなかったので最後に少し焼いてしまったためでしょうか、漫画で描かれているような塩辛とジャガイモのハーモニーはあまり感じられませんでした。ちゃんと茹でたりふかしたりした、芋くさい芋にのせないとダメなのかもしれません。反省点です。
本書はサイズも良い感じだし、レシピもわかりやすいし、写真もあるしで、活用することが多くなりそうです。
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