学食のご飯

我が校の地下には学生食堂があって、昼どきともなれば学生達で混み合っています。

私も最初は存在を忘れており、お昼を食べたことはなかったのですが、先日コメントをいただいた（この学校の先輩に当たる）kototoraさんから、Deep Fied Codとチキンがお奨めと伺い、早速試してみることにしました。

さっそく潜入したところ、学食の仕組みは、日替わりでメインが2種類、あと副菜としてジャッケットポテト、チップス、にんじん、スープなどを追加できるようです。他にもちょっとした一品料理やデザートがおいてあって、皿に取って精算するようです。私は、家に帰らないと午後の授業の教科書も持っていないので、Take Awayにしています。

ということで、先週試したのがこちら。

 

 ラムのローストと大量のチップス（こいつを英国ではチップスと呼びます）とにんじんです。料理名を見たときはいかにも美味しそうな響きだったのですが、見た目はいまいちでした。味の方は、ラムはなかなかいけましたよ。にんじんはただ煮ただけなので、正直微妙。

なかなかいけるのではと思って、今週試したのが、こちら。

 

カリビアンライス！

もう一品がラムのボロネーゼ（しかもスパゲッティがいかにもくたくたそう）よりは、明らかに良さそうだと思って購入したのですが、ライスに混ぜてある物をよく観察していませんでした。

所々に黄色い物体が見えると思うのですが、これがなんと、バナナ。しかも、結構な大きさの固まり（大きいのは５cmくらい）がごろごろ入っています。酢豚のパイナップルについても懐疑派な私としては、バナナ、さらによく見たらパイナップルが入ったご飯は正直NGです。でも、その他の要素については悪くなく、小豆風の豆やセロリ、味付けは良かったと思います。バナナを先に片付けて、いただきました。

若干反省しつつ、再度今日行ってみたところ、メニューにFishの文字を発見して、まよわず、「Fishよろしく」とお願いしたら出てきたのが、こちら。

（食べかけで失礼）

確かに魚は入ってるけど、その下にあるのは、昨日食べたカリビアンライス？

名前は違うのかもしれませんが、少なくともバナナはごろごろしていました。あまりのショックに、スープを購入。よっぽどかけて食べようかと思いました。

いや、味はそんなに悪くないんです。ごろごろバナナが個人的な嗜好とは合わないというだけで。

明日も気を取り直して、チャレンジしてみようと思います。

ところで、お値段ですが、上記いずれも２．７ポンドと、非常に良心的。装ってくれるおばさんも、なんだかちょっと余分に盛りました的な配慮があって、最後のひとすくいのあとで、目が合うとにっこりと微笑んでくれます。この笑顔はこちらのサービスとしては最高の部類だと思います。

また新しいメニューがあればレポートします。

 

コメント 9

料理にうるさい降龍的話題です。
外国人での感覚ではハムにジャムをのせるんですが、これが結構うまいんです。ライスも野菜の感覚なので、フルーツサラダのようにバナナやパイナップルとまぜるんでしょうね。
ご飯に牛乳やヨーグルトをかける手もありますし・・・
私も今度、バナナチャーハンでも作って試してみましょうか。
by 降龍十八章 (2006-10-26 10:54) 

バナナ入りご飯には驚きました。
バナナもご飯も好きですが・・・

ハムにジャムの組み合わせも不思議・・

こう言っている私が普段食べている納豆ご飯も
奇妙なものなんでしょうね。
by みっちょん (2006-10-26 14:53) 

降龍さん、ターキーにラズベリーソースとか、生ハムとメロンとか、味的にはありなのですが、私的にはどうしても別々に味わいたくなってしまいます。たいてい何でも受け入れる舌なのですが、甘い物としょっぱい物の組み合わせは、好きこのんでは・・・という感じです。保守的？私もお米を野菜として使うというのは感覚として分かるので、全体的に甘い味のご飯はそれほどていこうがありません。でも、このカリビアンライスはしょっぱいご飯として結構いいせんいったおいしさだったので、余計に違和感があったのかもしれません。
みっちょんさん、黒くて気味悪がられていた海苔巻きも受け入れられてきていますし、納豆もそのうち受け入れられると思いますよ。カリフォルニアだかNYの一部の健康マニアには受けているという話も聞いたことがありますし。ロンドンも日本食ブームのようですので、チャンスありだと思います。
by Tomo (2006-10-26 20:40) 

バナナライス～？！どうなんでしょう。酢豚のパイナップルは私はOKだしバナナも好きだから実は結構イケルかも？！とは思いますがその発想は日本人にはないですね・・・スマイル0ポンド？は万国共通ですね☆
by シュークリーム (2006-10-26 21:34) 

スマイル０ポンドは、実は万国共通ではなく、日本の笑顔になれてしまうと、アメリカやヨーロッパではいやな思いをすることが多いです。アジアでももうちょっと客相手に愛想よくてもいいんじゃない？というお店も多いので、たまにこういう笑顔に会えると、本当にうれしくなります。バナナライスも全然まずくはないですよ。
by Tomo (2006-10-27 06:29) 

refactoryのレポート楽しく拝見しました！カリビアンライスは記憶にないですねえ。一度食べてみたいかも。はは。なお、パスタと野菜はくたくたに煮られているのでもちろんダメです（ちなみにどのレストランでも同じ。ただし一部高級レストラン除く）。しかし、£2.7は安いですね。私のところの学食はだいたい£4.2ぐらい。しかも、味は。。。ううむって感じ。やはり学食としてはそちらが上のようですね。

deep fried codにはまだ巡り会われてないようですね。食べられたらまた感想を教えてください。あと、名前は忘れましたが、アップルパイに暖かい（！）カスタードクリームをぶっかけるデザートも、慣れると（←ここが重要）けっこう美味しかった記憶があります。Bon Appetite!

ちなみに、take awayをされているようですが、私は午前中のseminarが終わったあとにクラスメートたちと食堂に行って、みんなでわいわい食べるのが楽しみでした。懐かしいなあ。
by kototora (2006-10-28 20:03) 

一度家に帰って予習したり仮眠することが多いので（あと午後の授業の教科書や教材も取りに帰ってます）Take awayが多いですね。SOASのランチはもっと安くて美味しいという評判を聞きましたので、こちらもレポートしてみたいと思います。Codとアップルパイも楽しみに待つことにします。
by Tomo (2006-10-28 20:15) 

Actually they look good ;-) By the way, do you cook yourself too? I remembered you cooked a lot of nice food when you were in Japan!
by usagi (2006-10-31 08:34) 

usagiさん、残念ながら、こちらにきてから、あまり料理していません。一つはシェアなので使ってる人がいることが多いのと、レンジがガスでなく電気なので火加減がいまいち調節しずらいことなどが原因だと思います。あと、食べながら勉強したいときも多いので、持ち帰りが多いかもしれません。でも料理本はたくさんもってきたので、機会さえあれば料理したいとは思ってます。来週はReading weekで授業がないので、ちょっと余裕があるかもしれません。何か作ったらまたレポートしますね。
by Tomo (2006-10-31 08:49)