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George Gerster写真展@大英博物館 [イギリスのこと]

 旅行って楽しいですよね。私も旅行好きで、学生時代から海外に行くのが楽しみでした。

これから先の人生、一度は見ておきたいところ、また行ってみたいところなどたくさんあります。そんな「My 行ってみたいリスト」をバーチャルに、しかも違った視点から実現してくれる展示会が大英博物館で開かれていました。

昨日テストが終わってみんなでパブでビールを飲んでいた途中で、クラスメートの一人が4時に大英博物館に集合と言い残して去っていきました。そのときはとくに行くつもりもなかったのですが、一緒にいたイタリアからの留学生の友達が4時前に大英博物館に行くといって帰り支度を始めたので、同じ方向だから一緒に帰ろうと思った私は、一緒にパブを出ることにしました。

その道すがら、何を見に行くのか尋ねたところ、特設展で、世界の名所を上空から撮影した写真展とのこと。ちょっと面白そうだったこともあり、とりあえず博物館の中まで一緒に行って、ポスターなんかを見てみたところ、どうやらかなり楽しめそうなことが判明しました。

大英博物館は基本的に入場料無料なのですが、今回の写真展は特別展示ということで、入場料が4ポンドかかります。チケットを購入して、大英博物館中央にある大英図書館の名残である閲覧室の上に位置する展示場へと向かいました。

展示のタイトルは、「the past from above - through the lens of George Gester」というもので、昨年の11月16日から2月11日までの展示となっています。

入場してみると、展示はアフリカから始まり、中東、南西アジア、中国、韓国ときて日本に渡り、オーストラリアから南米に入り、中米、北米と北上した後、大西洋をわたってヨーロッパに入るという順路で構成されています。

どこも上空からの写真で興味深いのですが、今回初めて分かったこととして、ナスカの地上絵のような地上絵が結構いろいろなところにあるということと、スーダンにはエジプト以上にピラミッドがある、ということでした。展示にはもちろんナスカの地上絵も含まれているのですが、その他にもアメリカ、イギリスでも見ることができました。かつて飛行機もない時代に、せっかく書いても全体図を見ることもできない巨大な地上絵を書いたのか、興味は尽きないところです。

どの写真も、基本は人が作った建造物を写したものなのですが、すでに数千年から数百年たったものばかりですので、上空からの写真を見ると、すでに自然の一部として調和したように見えます。通常こうした遺跡の写真というのは、地上から見上げた構図が多いのですが、この写真展はすべて上空から写したものばかりで、地上絵など現地を歩いただけでは見えないものも見えますし、行ったことがある場所も、違った視点で楽しめました。

最近、きれいな写真を撮りたいと思い始めたところだったので、このタイミングでこういう写真展に行けたのは刺激になりました。ツイてる。

展示については、 こちらの大英博物館のホームページを参照してください。(といっても明日で終了ですが最終日ですね。)


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