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「ホームズゆかりの地」案内:St Paul's [ ┣「ゆかりの地」案内]

FSL: St Paul's Underground Station

ここのところ続いていたCiti南部シリーズもこちらのSt Paul's駅で最後となります。(St Paul自体は南とは言えないかもしれませんが)

今回はホームズファン必見の場所も登場します。

駅の背後にはSt Paul's Chathedralがありあす。

1. Gresham House, Holborn Viaduct, EC1

「ノーウッドの建築士」

FSLの記載:In The Norwood Builder, the unhappy John Hector McFarlane was a junior partner in Graham and McFarlane of 426 Gresham Building.

延原訳登場シーン:同氏は前夜おそく寝室で来客に接したが、前記ステッキはこの来客の所持品で客はロンドン西中央区グレシャム・ビル四二六号のグレアム・アンド・マクファーレン事務所の次席組合員ジョン・ヘクター・マクファーレンと呼ぶ若手事務弁護士と判明するに至った。当局はこの犯人の動機を説明するに足る有力な証拠を握った模様であるから事件は注目すべき進展をみせ全市を騒がすこと必至と見られる。

こちらがGresham Houseです。番地としては24 Holborn Viaductになります。

このビルはThomas Greshamにちなんで建てられたもののようで、Greshamの像が建物正面の上部に飾られています。Thomas Greshamについては、こちらのWikiで解説されています。Royal Exchangeを作った人だったんですね。

Holborn ViaductはFarringdon Stと立体交差しており、この橋のすぐ東にGresham Houseはあります。

2. King Edward Street, EC1

「赤髪組合」

FSLの記載:Jabez Wilson went to the offices of The Red-headed League to do his daily task, and found the door locked. He was told that Duncan Ross, who was really solicitor William Morris, had moved to new offices at 17 King Edward Street, near St Paul's.

延原訳登場シーン:『どこへ行ったら、あの人に会えるでしょう?』

『新事務所へ行けばよいでしょう。ええと、番地を聞いておきましたが……ああ、キング・エドワード街の一七番ですから、セントポール寺院のちかくですね』

私はその足でキング・エドワード街へ行ってみました。けれども一七番の家は、義膝蓋骨の製作所で、ウィリアム・モリスという名もダンカン・ロスという名も、そこの人は誰も聞いたことがないと申しました」

17番地の有無については確認できませんでした。

3.St. Bartholomew's Hospital, EC1

「緋色の研究」

FSLの記載:"St. Bart's", as it is called, is where, in 1881, yound Stanford introduced Watson to Holmes. This famous meeting in the chemical laboratory was described in A Study in Scarlet.

延原訳登場シーン:クライテリオン酒場のまえにつっ立っていると、肩をたたくものがある。ふりかえってみると、聖バーソロミュー病院時代私の下で助手をつとめていたスタンフォード青年である。(中略)

このとき私たちは、ほそい路地をとおって、小さな裏口をくぐったのだった。なかは大きな病院のとある一棟である。私にははじめての場所でないから、殺風景な石段をのぼって、白壁のところどころに焦げ茶色のドアの並んでいる廊下を奥へはいってゆくには、案内もいらなかった。廊下のつきあたり近くから、ひくいアーチ型の天井をもつ別の廊下がわかれて、化学研究室へ通じているのである。

こちらが病院の正面です。

左手を入っていくと病院入り口がありましたが、裏口は分かりませんでした。裏手では大規模な工事が行われていたので、当時とは大分変わってしまっているのでしょう。

ここに併設されている博物館には「あなたアフガニスタンへ行ってきましたね?」という有名な台詞を記したプレートがあるそうです。訪問した日は空いてなかったので、今度時間を取って博物館を見てこようと思います。


  これまで紹介してきた「ホームズゆかりの地」については、ホームページ「The World of Holmes」(管理人:みっちょんさん)の、「地下鉄駅を中心にしたホームズゆかりの地案内」のコンテンツで、リストにしてくださっています。

またここ数回ご紹介したシティ南部のゆかりの地の地図も作成してくださいました。みっちょんさんありがとうございます。 

同じくみっちょんさんのホームページのコンテンツである「シャーロッキアンの果てしなき冒険」「第六章ロンドンという舞台」の「シティ西部」でも同じ地域が紹介されていますので、是非合わせてご参照ください。いつも参考にさせてもらっております。


現地探訪はこちらの本を基に行っています。(本文ではFSLと略しています。)

Finding Sherlock's London: Travel Guide to over 200 Sites in London

Finding Sherlock's London: Travel Guide to over 200 Sites in London

  • 作者: Thomas Bruce Wheeler
  • 出版社/メーカー: Iuniverse Inc
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: ペーパーバック
 
延原謙氏の訳はこちらからの引用です。

新潮文庫 シャーロック・ホームズ全集

新潮文庫 シャーロック・ホームズ全集

  • 出版社/メーカー: インターチャネル・ホロン
  • 発売日: 1998/02/06
  • メディア: ソフトウェア

 

 

その他に参考にしている本はこちら。

Sherlock Holmes in London: A Photographic Record of Conan Doyle's Stories

Sherlock Holmes in London: A Photographic Record of Conan Doyle's Stories

  • 作者: Charles Viney
  • 出版社/メーカー: Smithmark Pub
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: ハードカバー

この本は日本語訳も出ているそうです。

 

シャーロック・ホームズの見たロンドン―写真に記録された名探偵の世界

シャーロック・ホームズの見たロンドン―写真に記録された名探偵の世界

  • 作者: チャールズ ヴァイニー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 文庫


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