Nikon D40マスターガイド

Nikon D40を買って以来、写真を撮る楽しさが少しずつわかってきたような気がします。

学生のころは旅行に行っても、カメラを構えた瞬間によそ者になってしまうような気がして、カメラを持ち歩かないようにしていました。観光名所に行きたいという欲求はまったくなく、その土地の人たちがどんな暮らしをしているのか、現地に住んだつもりで体験したいという気持ちが強かったんだと思います。旅行で訪問した国や町も、いつか住んでみたいと思うところばかりだったのでなおさらだと思います。

その当時は、カメラというのは行ったと言うことを記録しておくという意味しかなかったので、その感覚は当然だと思います。でも、最近思うのは、写真というのは証拠を残す手段なのではなく、自分の感じたことを表現する手段だと言うこと。コンパクトデジカメを使っていたときは、まだ証拠写真という感覚が抜けなかったのですが、D40を買って、撮った写真を見ると、それではもったいないと思うようになりました。

自分がその風景や景色を見て感じた感覚を形にしたいという気持ちが出てきたように思います。

今であれば、旅行に行ったから写真を撮るのではなく、日常で何か感じたことを切り取ってみたいという感覚が出てきているので、以前のような写真を撮る事への抵抗が薄れてきたような気がします。

ということで、写真の初心者として、感じたことをできるだけ写真に反映できるように、最低限の技術的知識も必要かと思い購入したのがこちらのムックでした。

Nikon D40 マスターガイド

• 作者:
• 出版社/メーカー: インプレスジャパン
• 発売日: 2007/02/07
• メディア: 大型本

このムックはD40にどんな機能があるのか、どんな機能を使うとどんな写真が撮れるのかということがD40の操作を通じて分かるようになっています。

写真の例も多いので参考にはなるのですが、もう少し写真の基本みたいなことが書かれているとより初心者には優しいと思います。基本は知っている人が、D40に特化して使用方法を知るにはいいと思います。

どうやら私にはより基本的なカメラの原理を先に学んだ方が良さそうだと言うことが分かりました。技術先行になるのは避けたいのですが、自分の感覚により近く残せるための技術はしっかり学びたいと思っています。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D40 レンズキット ブラック D40BLK

• 出版社/メーカー: ニコン
• 発売日: 2006/12/01
• メディア: エレクトロニクス

コメント 2

ひっひっひ・・・ついに嵌ってしまいましたね、このトラップに・・・。（笑）
本体の次は、いいレンズが欲しくなりますよ。芋づる式に・・・。
なんと言っても、一眼の良さは画角を自由に変えられることですからね。
しかも何mmのレンズが好きかは全く個人の好みに寄るし。
わたしは３０－５０辺りの標準や、ややズーム寄りで、「自分の目が見たそのまま」を撮るのが好きなんですが、相方は専らフィッシュアイ専属。その分その作品を見るだけで、あーーーーこんな写し方もあるんだーと、発見があります。

その次は、被写界深度を得るために、明るい（＝馬鹿高い）レンズへとずるずる・・・（笑）

ようこそ！カメラオタクの世界へ！！！（爆）
by Nanake (2007-07-28 04:19) 

所謂、レンズ沼ってやつですね。
もともとデジタル系大好きだし、はまりやすいのでちょっと遠ざけてた分野なのに、少しずつはまりはじめてる予感も。魚眼も面白いみたいですね。望遠で鳥とかもとりたいし。いかん、考えないようにしよう。
by Tomo (2007-07-28 06:00)