アジアなどでエイズ感染拡大、国連や国際赤十字が警告 [公衆衛生]
今日は世界エイズデーです。世界エイズデーが始まって20年になり、感染のメカニズムが解明され、抗レトロウイルス薬が開発されるなど大きな進展はあった物の、上記の通りまだ感染が拡大している状況が続いています。かつて感染が拡大していたサブサハラアフリカでは上昇が抑えられているものの、東欧・アジアでは拡大しているそうです。
貧困層の多いアフリカで感染が押さえられているのは良いニュースですが、大きな人口をかかえるアジアでの感染拡大は大きな問題ですね。一般的にアジア諸国の行政能力はアフリカよりも高いとはいえ、多数の人口を抱えているということはそれだけ多額の対策費用がかかるということです。感染拡大が進めば、予防対策に加えて治療にもお金が必要となってきます。是非とも予防対策を成功させる必要がありますね。
予防対策と言えば、アメリカ大統領選挙も終わり、アメリカの対外支援におけるHIV/エイズ対策政策も大きく変わると思われます。こうした今後の流れについてもフォローしていきたいと思っていますし、基本を思い出す意味でも留学中の教材ももう一度引っ張り出して復習しておきたいところです。せっかく学んだことなのですが、一年経ってしまいだいぶ記憶も薄れてしまっています。今の仕事も1年なので、ここは学んだことと実務のリンクを再認識するために、関連する授業の教材はもう一度見直してみなければと思っています。
エイズデーに合わせた新聞記事を読みました。恥ずかしながら、
世界の状況などについては漠然とした知識しかないのですが、
知っておくべきことの一つだという認識はしています。
無知というのは怖いので、Tomoさんのブログで勉強させて頂きます。
by Pace (2008-12-02 00:36)
>Paceさん、
エイズデーにあわせて、いろいろと報道されていましたね。新聞なんかで特集が組まれていたので、分かりやすく解説された記事など参考になるのではないかと思います。日本の新聞は日本の状況についてが多いのですが、アフリカなどは比較にならない規模になっているので、もっと報道があってもよいと思いました。
by Tomo (2008-12-03 08:17)