誰も寝てはならぬ5 [読書(楽しみ)]
大阪出身のデザイン事務所の二人のまったりした日常を描いた作品です。
誰も寝てはならぬ 5 (5) (モーニングワイドコミックス)
- 作者: サラ・イネス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: コミック
前作「大阪豆ゴハン」から愛読していますが、すごくまったりしたというか力の抜けた感じが大好きです。大阪出身の知り合いはあまり多くないのです が、この本を読んでいると関西人の日常の思考回路みたいなものをかいま見ることができて楽しいですね。(関西の人に聞いたら違うっ!て言われるかもしれま せんが。)
「大阪豆ゴハン」は大阪に住む一家の話でしたが、「誰も寝てはならぬ」は、大阪出身の幼なじみ二人が東京でデザイン会社をやって いるという話。大阪人は基本的には社長のゴロちゃんとデザイナーのハルキちゃんの二人で、あとは関東人ばかりというのもなかなかよいバランスかもしれませ ん。特になにかストーリーがある訳ではなく、二人が働く(というかゴロちゃんが経営する)デザイン事務所、「オフィス寺」を舞台に、ちょっとした日常を淡 々と描いているという感じです。
ゴロちゃんは、昔から女性に目がないタイプで、離婚歴3回だけど、いまだに若い子にちょっかいだしていると いうとってもお気楽な人物。ハルキちゃんも離婚一回で目下猫中心の人生というちょっとな人物。でも二人とももてるし、デザインのセンスもあるしなので、少 しうらやましい感じもします。
上にも書いたように、特に大きなストーリーが進展するというわけではないので、5巻で何かが起こるわけではな く、基本的には1巻から続くちょっと気の抜けた日常が淡々と続いているという感じ。すでに10巻くらいまで出ていますが、連載自体は短いページ数なので、 本当にちょっとずつ単行本化されている印象です。毎週モーニングで読んでいるのですが、あまり内容を覚えていないこともあるので、単行本でちょっとずつ読 み返していくのがよいようです。気がつくときに購入して、やっと5巻まで買えました。このまままったりと続いていって欲しいものです。
元関西人として興味があります(’’)
”気の抜けた感じ”というのは和みそうですね。
モテモテでセンスありな人、私もうらやましいです(笑)
by Pace (2008-12-11 00:55)
>Paceさん、
えっ、Paceさんって元関西人なんですか?ちょっとびっくり。(ってどういう意味やねん。)モテモテでセンスある人になりたいです。
これは特にストーリーがあるわけじゃないし、出てくる人もお気楽な感じなので、見かけて手に取ってみたらなんか癒されると思いますよ。
by Tomo (2008-12-11 23:29)
ずっと東京育ちなので、ぜひ読んでみたいです^^;
Pace さんのところから、お邪魔致しました!
by お茶屋 (2008-12-15 11:13)
>お茶屋さん、Niceとコメントありがとうございます。
私もずっと東京(と埼玉)育ちなので、この本で大阪のことを勉強しました。
今後ともよろしくお願いします。
by Tomo (2008-12-15 21:35)