SSブログ

華麗(カレー)なる食卓 31 [料理・ワイン・料理本]

 30巻を超えてもなかなか好調です。

華麗(カレー)なる食卓 31 (31) (ヤングジャンプコミックス)

華麗(カレー)なる食卓 31 (31) (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: ふなつ 一輝
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/01/19
  • メディア: コミック

エディブルファイトは、毎年テーマを変えて行われる食の祭典で、この年のテーマはカレー。主人公の高円寺マキトはシンガポール出身のカレー料理人で、母の思い出のカレーを作り上げるため、会ったことのない父親を探して日本にやってきました。そしてついにエディブルファイトの主催企業であるGIFCの社長が父親であることを知り、優勝して父親に会うために参加をというのがストーリーのあらましです。

10巻くらいまではヒロイン・結維の父親のカレーレストランを再建する話で、20巻くらいまでは大阪を舞台にしてエディブルファイトの地区予選、そして30巻くらいまでで本戦予選リーグ、やっと前巻から最終トーナメントが始まりました。これまでのストーリーを通して登場した敵・見方、未知の強豪が戦いを繰り広げるというのは、バトルものの漫画の王道のストーリーですが、主人公以外の登場人物がこれまでも魅力的に描かれてきているため、それぞれの対決が盛り上がっています。

この巻では、北海道でスープカレー対決をした高桑少年とマキトは知らないが彼の妹である恵那恵の対決。

この漫画は食文化研究科・ジャーナリストの森枝卓士さんが監修をしているので、登場するカレーはそれぞれ普通に作っても美味しそうなもので、レシピもちゃんと掲載されているのが嬉しいところです。対決そのものは派手に進むし、食材や隠し味などの蘊蓄のパレードなのですが、カレーそのものが現実的というのが安心感のあるところでしょうか。まだトーナメント一回戦の二試合目なので、決勝に行くまでにはさらに10巻くらいかかりそうな勢いですが、連載中ということもあり単行本で読むのを楽しみにしていきたいと思っています。

 


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。