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「坂の上の雲」と日本人 [読書(楽しみ)]

「坂の上の雲」は昨年読破したのですが、NHKでドラマ化されることもありまた注目されているようですね。

出張用の本を買おうと空港の本屋さんに言ったら面白そうな本があったので購入したのがこちらでした。

「坂の上の雲」と日本人 (文春文庫)

「坂の上の雲」と日本人 (文春文庫)

  • 作者: 関川 夏央
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/10/09
  • メディア: 文庫

「坂の上の雲」と司馬さんの歴史観などを解説した本でした。司馬さんの小説のスタイルや司馬さんがこの作品を書いていた当時の時代の雰囲気とそれに対する司馬さんの態度など、作品の背景が分かったのが収穫でした。

特に乃木将軍と伊地知参謀について、なぜ司馬さんが厳しく描いていたのか、というのは違った側面も提示されていて理解が進んだように思います。

「坂の上の雲」を読んでしばらくしてから読むと復習にもなっておすすめです。


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