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沈まぬ太陽(二)アフリカ編・下 [読書(楽しみ)]

沈まぬ太陽の2巻を読みました。

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)

  • 作者: 山崎 豊子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 文庫

一巻では、主人公がなぜ僻地にたらい回しにされたのか、その原因となる組合活動のことが詳しく描かれました。この巻では、恩地がカラチ、テヘラン、ナイロビでいかに暮らしてきたのか、その暮らしぶりが描かれます。

今からは想像もつかない当時のアフリカ暮らしや在留邦人のエピソードなどが興味深いところです。仕事柄、こうした場所に出張したり、駐在したりする機会も多いため、今とは違う、当時の苦労がしれたのは収穫でした。

こうした苦しい日々を乗り越えて、この巻の最後で、恩地はやっと日本に復帰できることになりました。しかし、復帰後の苦労も予感させる展開です。短期間に起こった飛行機事故と空の安全をまもらなければならない組合。ついに日本に復帰となった恩地がどんな活躍を見せてくれるのか、次巻が楽しみです。

 


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コメント 4

Pace

やはりこの本、読み応えがありそうで
ますます興味がわいてきました。
とりあえず今積んである本を早く攻略しないと
いけません(^^;
by Pace (2010-03-08 00:05) 

Tomo

>Paceさん、こんばんは。

読み応えありますねえ。今、御巣高山編を読んでいますが、緊迫してきています。私もたくさん積んでいるのですが、同時並行でやっつけています。
by Tomo (2010-03-08 21:58) 

Betty

昔の海外赴任は辛かったと聞きますね。
そんな時、空港で日本の飛行機を見て感慨深くしていたそうです。
当時は、鶴の日の丸マークのみが海外を飛んでいたのですよぉ~
by Betty (2010-03-09 15:11) 

Tomo

>BETTYさん、こんばんは。

うちの会社の人の昔の話を聞いてもつらかったようですね。特にアフリカは厳しかったとのこと。今回ケニア暮らしの話を読んで、多少なりとも想像できました。今はどこも便利になってますね。
by Tomo (2010-03-10 23:51) 

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