世界ぐるっとほろ酔い紀行 [料理・ワイン・料理本]
世界中でその国のお酒を飲んだ本でした。
自分があちこちの外国で、その国の食べ物や飲み物を試すのが好きなので、こういうあっちこっちの国に行って飲み食いした話を読むのも大好きです。知っている国の話であれば、自分とは違った角度の視点からの発見がありますし、まだ行ったことのない国であれば、いつか行ったときに試してやろうという気になります。
この本は特にお酒に焦点をあてていろいろと紹介されています。読んでいて楽しくなるのが、著者の西川さんが本当にお酒が好きな様子があちこちの酒飲みの場面から良くうかがわれること。そして、現地にもお酒好きなひとがいて一緒に楽しんでいるのも楽しくなります。
仕事柄、ヨーロッパに行くことが少ないので、この本に出てきた世界一臭い缶詰と一緒に楽しむアクアビットというのがとても興味がありました。世界一臭い缶詰というのはシュールストレミングというので、本やテレビで見たことはありますが、実物はまだお目にかかっていません。アクアビットと一緒だとかなり食べやすくなるようです。
なんとなく似たような本を読んだことがあるかもと思ったのですが、同じ西川さんの書いた「世界朝食紀行」でした。(こちらで感想を書いています。)調べてみると「世界ぐるっと肉食紀行」という本もあるようなので、肉好きとしてはいずれ読んでみたいと思っています。
コメント 0