40歳からの仕事術 [読書(自己啓発)]
先日「30歳からの成長戦略」を読んで非常に良かったため、同じ山本真司さんの「40歳からの仕事術」を読んでみました。
こちらの方が「30歳~」よりも前に出版されているようです。内容的には、「30歳~」と重なるテーマが多く書かれているのですが、こちらは対話形式でストーリーが進むこと、主人公の朝倉氏の会社でのできごとと朝倉氏が友人から学ぶんだことがリンクされていること、の2点から大変理解しやすい内容だと思いました。
2冊を読み比べて分かったのは、40代はこれまでの蓄積を土台に思考法を変えることで成長できるのに比べて、30代ではこれから蓄積していくために、何を蓄積すべきか戦略的に選ばなければ(捨てなければ)いけないということでした。私はまだ30代に属していますので、今後人と違う、自分の好きな分野を選び、蓄積していく時期にあると思います。しかし、こちらの「40歳からの~」を読んで役に立たなかったかというと、そんなことはなく、両方読み比べることで相乗効果的に理解が進んだと思います。「30歳からの~」を読んで面白いと思った人は、こちらも読んでみることをお薦めします。
個人的に、一番印象に残ったというか参考になったのは、分析の定義でした。因果関係の分析がないものは描写と読んで区別するというのは、明日からの仕事に使えると思います。
2005-04-03 16:24
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