理解する技術 情報の本質が分かる [読書(自己啓発)]
どうやって大量の情報を受信し、蓄積して、発信するか、についてコンパクトにまとめられた本でした。
それぞれ書いてあることは、いろいろな本で読んだことがあることでしたが、あらためてまとめて書いてあるので、新たな気づきがあったと思います。
まず、本など理解するときは、まず目次などを見て大まかな論の進め方を頭に入れた上で読むこと、さらにこの本はこういうことが書いているだろうという仮説を立ててから読めば、理解が進むこととのことで、確かにそのとおりだと思います。また、人の話を聞く際にも、仮説を持って聞き、分からないところは自分の言葉で言い換えて理解できているか質問することで、理解が進むことも説得力がありました。
以前読んだドラッカー氏の本に書いてあったことですが、人にはかいてあるものを読んで理解する人と、聞いて理解する人と二種類の人がいて、自分がどちらの学び方をする人か理解することが学習する上で重要ということでした。この本では、そのように明確に区別があるとはかかれていないのですが、本や資料を読んで理解する方法と、人に聴いて理解する方法の二種類の方法論が書かれており、改めて自分がどちらのタイプか考えることができたと思います。(どうも私は、人に話を聞いたほうが理解できるタイプなような気がします。)
「30歳からの成長戦略」にも書かれていたことですが、アウトプットを意識してインプットを行えば、理解が進むというのは、この本でも書かれていて、それは確かにそうだと思います。そもそも、私がこのBlogを始めたのも、今までは読み散らかしていたのを、こうして短くともまとめることで、多少なりとも記憶に残り理解が深まることを期待してのことでした。
書評としては、あまり皆様のお役には立っていないかもしれませんが、自分の理解を進めるためにも、今後も読んだ本の感想は続けたいと思っています。
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