キートン・マスターズ・ブック [Keatonian(Masterキートン研究)]
これまで数多くの漫画を読んできましたが、一番好きな漫画を挙げるとすれば「Masterキートン」になると思います。
Masterキートンは、ビッグコミックオリジナルに、1988年6月から1994年6月まで連載されていました。連載当時はほぼ学生時代に一致するのですが、ビッグコミックオリジナルは読んでも、キートンだけは読まず、単行本化されるまで待って購入するほど好きでした。いろろな面で影響を受けていたと思います。
主人公のキートンは日本人の父と英国人の母を持ち、本業は「ドナウ文明がヨーロッパ文明の起源」という説を唱える考古学者ですが、学説が異端視されているため、教職にはなかなかつけず、保険会社の調査員(ほとんど探偵です)を主な仕事としています。かつて、英軍特殊空挺部隊にいたこともあり敵地に潜入してのサバイバル術にたけていて、これが探偵業にも役立っています。基本的には一話完結ですが、いくつかの中編があり、最後の巻はまるまるルーマニア編となっています。
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