窯焼きピザは薪をくべて [料理・ワイン・料理本]
バウムクーヘン・ピザ普及連盟という団体があることは知りませんでしたが、その団体が出している本です。
先日読んだ石窯の本と同じ「遊び尽くし」シリーズの一冊です。
バウムクーヘン・ピザ普及連盟というのは、もともとは雑木林の手入れを楽しみながらしようという目的で始まった団体だそうです。手入れをしたときに薪になる木がたくさん出るのでそれを使って料理をしようという趣旨で、その料理がバウムクーヘンとピザだったようです。
雑木林の世話をする時に作る料理なので、窯も作りつけのものを作るのではなく、その場で作って元に戻せる窯の作り方が紹介されています。またピザとバウムクーヘンの作り方のレシピもありますので、この一冊があれば、窯作りから調理までできるようになっています。
上にも書いたとおり石窯の本と同じシリーズだからか、双方で重複している内容もかなりありますが、バウムクーヘンの作り方はこちらだけで紹介されています。この前テレビでバウムクーヘン作りの様子を見たのですが、少しずつ年輪を重ねるように焼いていく様子がよく分かりました。20層くらい必要らしいので、本書でも焼き上がりまで2時間くらいかかるとのことでした。
ピザの方も、簡易的な窯の作り方やキャンプ場の炉を使った焼き方が紹介されていますので、キャンプに行く機会があれば、次はピザもメニューに加えたいと思いました。
いつか家に石窯を作る時に参考になるかと思いましたが、そうではなくキャンプなどをするときに参考になりそうです。
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