プロが選んだ調理道具 [料理・ワイン・料理本]
元来道具好きで、デジタルグッズから文房具、そして料理道具など面白いものに目がありません。
そんな訳で、図書館でこの本を見つけたときには、思わず借りてしまいました。
写真付きで和洋中の道具が紹介されており、さらに本職の料理人の方々へのインタビューに基づいた解説も書かれていて、なかなか読みごたえもあります。
第一章が和食に使う道具、第二章が洋食、第三章が中華となっており、さらにそれぞれの章で一つの道具に付き3ページほどで解説が付けられています。
家で料理をするといっても、特別な時以外はなるべく手のかからない料理をすることになるので、包丁以外はそれほどこったものはあまり買ったことがありませんでした。(イタリア料理用グッズはのぞきますが)特に日本料理の道具にいたっては、この本では裏漉し器や湯豆腐桶、おひつからおろしがねまで伝統の道具が紹介されているのですが、ほとんど持っていないことに気がつきました。一方西洋料理の部では、チーズおろし器やソースパンなど多少持っているのがあるというのは、好きな料理が西洋料理に多いということの現れかもしれません。
包丁はアメリカにいたときにHenkelsの6本セットを買いましたので、しばらくはこれでいきたいと思ってます。フライパンも実はよいものを買いたいのですが、大昔に買ったテフロン加工のものを未だ使っていて、なかなか買い換えのタイミングがあいません。この本でも銅のフライパンがおすすめのようですが、他にも用途によってはいろいろな種類を使い分けられるということが紹介されていて、プロもあまり油をつかわず焦げ目をつけない魚料理などにはテフロンを使ったりすることもあるようです。
残念ながらイタリア料理の道具はあまり紹介されていなかったので、次はイタリア料理の道具の本を探して読んでみたいと思いました。
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