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ロンドンゆきの飛行機の中で読む本 [読書(英国)]

これからイギリスやロンドン関係の本を読んで、自分がこれから行く所について少しずつ理解していきたいと思っています。

ただ単にガイドブックを読んでも面白くないので、ロンドンでの生活体験や、歴史物なんかから始めようと思い選んだのがこの本でした。

ロンドンゆきの飛行機の中で読む本

ロンドンゆきの飛行機の中で読む本

  • 作者: 三沢 春彦
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 1998/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ぱらぱらめくってみた感じでは、ロンドンで暮らした経験を元に、交通や食べ物、遊びなどにとどまらず、生活についても触れられていて良さそうに思いました。

著者の方は、ロンドンのホテルで4年働いた経験があるようで、生活者としての視点から本書を書いたというスタンスのようです。

幅広い話題が取り上げられていて、なるほどと思う記述や情報がある一方で、日本との比較で英国を褒めすぎなところはあるのが気になりました。また、英国のいいところを紹介するのは良いのですが、日本の悪いところをことさらに引用する必要は薄いようにおもいます。外国へのあこがれが強い人には、理想の外国像が提供されていいのかもしれませんが、どこの国も完璧ではなく、日本も外国もいいところも悪いところもあると思っている人にとっては、ちょっと客観性が薄い印象があると思います。両方の読者をねらうのは難しいので、この方は、前者の読者をねらって書いてるんだと思います。リンボウ先生が好きな人は、似たテイストなので、良いかもしれません。

そうはいっても、ロンドンにまつわることについて、ガイドブック以上の詳しさで書かれていますし、内容も浅すぎず深すぎずなので、タイトル通り、飛行機の中で読むと旅情がかきたてられるかもしれません。

というわけで、英国本、ロンドン本をこれからも読んでいこうと思います。


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コメント 4

どらとら

あ、ではその本、私には向かないかもしれませんね…。
by どらとら (2006-07-17 01:20) 

Tomo

はい、私も読んでいてどらとらさんは好きにならないだろうと思いました。私も、事実の部分でない、著者の主観の部分は、ちょっといまいちでした。
by Tomo (2006-07-17 07:44) 

usagi

私はロンドンに来るとき、ガイドブックではなくお気に入りの雑誌の切り抜きを参考にしました。なので、全く生活についての基礎知識がありませんでした。知っている事と言えば、イギリスは何でもペーパーで、異常に時間がかかるという事だけ。でも参考に成りましたよ(^-^;)。実際に住んでうろうろするとまた違った発見がありましたが、そうして「自分のロンドン」を見つけるのは楽しいプロセスでした。もうちょっとですね!お楽しみに♪
by usagi (2006-07-21 05:18) 

Tomo

usagiさん、こんにちは。イギリスはペーパーに時間がかかるとのこと、肝に銘じて行きます。美味しいところについては、少しずつ発見していきたいなと思っています。
by Tomo (2006-07-25 01:49) 

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