旅の極意、人生の極意 [旅行]
旅行コーナーで見つけた大前研一さんの本です。
大前さんの本と言えば、ビジネス書というイメージだったのですが、前回読んだ「遊ぶ奴ほど良くできる」などは、大前さんのプライベートな一面を知ることができて、パワフルさの原点が分かったような気がしました。
一方で、大前さんの本をたくさん読むにつれ、同じようなエピソードがいろいろな本で重複して紹介されていて、既読感を感じることも多くなってきました。
ところが、さすが大前さん、まだまだ私の知らない一面がたくさんあること思い知らせてくれたのがこの本です。
なんと、大前さんは大学時代、最年少で通訳案内業の資格を取り、2000人以上の外国人のガイドをしていたそうです。しかも、様々に工夫を凝らした日本紹介は、非常に評判が良く、ガイドとしても有名だったとか。当時のフリップなどの写真も掲載されていますが、確かに表や絵をふんだんに使ってあって、これを見た外人さんも大いに喜んだであろうことは容易に想像できます。
本書は、そんな経験談もありつつ、本題は「添乗員」大前研一がお奨めする、15のプレミアムツアーとなっています。
コート・ダジュールのアンティーブから始まり、ドバイ、アマンプリ、イグアスの滝、グレンイーグルスのゴルフ等々、大前さんが実際に体験した場所が写真付きで紹介されています。
さすがに大前さんだけあって、高級なホテルやリゾートが多く、すぐにこれらを実現するのは難しいかもしれません。でも、いつか行ってみたい旅のストックを増やすには、とても良い本だと思いました。
例えば、アマンリゾートは聞いたことがありましたが、本書を読んで、やっぱり一度くらいは体験しておきたいと思いましたし、グレンイーグルスではゴルフしてみたいと思いました。モン・サン・ミッシェルも行ってみたい場所でしたが、さらに牡蠣も楽しめるとあっては、行きたいリストの順番が大きく上昇しました。
大前さんの意外な一面も分かったし、紹介文も魅力的だしと、あっという間に読み終わってしまいました。
アマンはいいですよねー。実際泊まったことはまだないのですが、5年ぐらい前に雑誌で見かけて以来、新婚旅行は絶対アマンダリだろうと、勝手に決めてます(笑)観光地行きまくるのもたのしいけど、何もしないという上級も旅行がたまらん。
by Nanake (2006-08-21 23:27)
アマンは高いようですが、一度は体験してみたいですよね。でも、アマングループでは、どこが一番いいんでしょうね。
by Tomo (2006-08-25 00:02)
へぇ、大前さんにこんな一面があったんですねえ。MITやマッキンゼーに行く前からこんなことをしていたとは、さすが、としか言いようがありません。
by ちくりん (2006-08-27 00:28)
大前さんもメディアへの露出が多いせいか、最初はたくさんいる胡散臭い人たちの一人なのかと思っていましたが、世界的にも一流のキャリアを積み重ねてきてるのを知って、発言などもなるほどと思うことが多くなりました。こうしたビジネス以外の趣味の広さなども、本業をあれだけやりながらというのがすごいところだと思います。いずれにしても、道を究めようという強い信念があってこそですね。
by Tomo (2006-08-27 02:24)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 履歴書のサンプル (2012-05-20 15:20)