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Die Hard 4.0 [映画]

ちょっと前のことになりますが、Die Hard 4.0を見てきました。
注:続きを読むと音が出ます。

昔はヒット映画の続編というのは、前作よりつまらなくなるというのが一般的な見方でしたが、最近はシリーズを意識して作られている映画も多かったり、逆に設定が広いので一作ごとに監督を変えて撮られる映画なんかも多く、必ずしも続編がつまらないとは言えなくなってきたと思います。

Die Hardシリーズは、最初の作品を特に期待もせず見たのですが、これが思いの外面白く、好きな映画の上位に入っています。その後、2,3とシリーズ化されていって、それなりに楽しめたものの、やはり1のレベルまでは行ってなかったと思います。

今回見た4.0は、かなり評判が良かったので、もしかしたら1のレベルに近づくかと思って楽しみにしていました。

今回のお話はサイバーテロリストとの戦い。サイバーテロを仕掛ける犯人に、娘を人質にとられたマクレーン(警部補らしいです)がどのように戦うのか、というのが見所のようです。なのでタイトルもただの4ではなくて4.0となっています。

アナログの代表のマクレーンですので、今回も前作と同様、相棒が行動をともにします。その相棒がコンピューターにめっぽう強いという設定で、二人で力を合わせてテロ集団を追い詰めていく展開となります。

設定自体も面白いですし、この相棒であるマットもとぼけたハッカーとしていい味をだしています。Die Hardシリーズは殺しても死なないマクレーンのしぶとさと、伏線を張り巡らせたストーリーと謎解きが最大の要素だと思うのですが、せっかくこれだけの設定があるのに、若干前者のアクションに比重がおかれすぎていて、ストーリーについては若干ご都合主義的なところもあったような気がしました。さらに、今回は敵のだれもがDie Hardぶりを発揮して、ゾンビのように何度も襲いかかってくるのもちょっと現実離れしていたような。

ともかくアクション描写が多くて、若干疲れるかもしれません。そうはいっても、2時間を超える長さながら、ストーリーもそれなりに練られてはいたので、アクションの波にのまれながらもあっという間にエンディングとなってしまいました。

最初の作品が密室という状況の面白さ、二転三転する犯人とのやりとり、個々の人物描写といった点で、他より抜きんでているのは間違いなく、今作もそれを上回るものではなかったと思います。2,3と比べるとどうかというと、それなりに1の面影を残した2よりも、今作はどちらかというと3をスケールアップさせた印象ですね。ですので、個人的には3よりは上、2と同じか若干下くらいという評価でしょうか。

でもアクションの迫力という点では、映画館に見に行った方が楽しめる作品だと思います。私は相棒のマットの英語が聞きにくく、いくつか台詞を落としているところもあると思うので、もう一度DVDでも見てみたいと思っています。あと、昔住んでいたDCのシーンがいくつかあって、知ってるところが出てくるかと思っていたのですが、それも見つけられなかったのでDVDでチェックしたいポイントです。FBIの近くに住んでいたので、通勤路とか出てくるかと期待していたのですが。


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