SSブログ

JSHC大発送 [シャーロック・ホームズ]

今日、初めて日本シャーロック・ホームズ・クラブ(JSHC)のイベントに参加することができました。

JSHCの事を知ったのはかれこれ15年以上前。「名探偵読本 シャーロック・ホームズ」(パシフィカ)という本を購入したのがきっかけでした。ホームズの本を初めて読んだのはさらにさかのぼること10年くらいだと思うのですが、その頃はシャーロッキアンという言葉などもちろん知るはずもなく、子供向けのホームズ作品を読んで興奮していただけでした。そんな、ただのホームズ好きの自分が、ホームズ研究という世界があるということを知ったのが上述の「名探偵読本」によってでした。

この本は、私にとって非常に重要な本だったと思います。今は残念ながら手元に無いのですが、221Bの場所の考察、天候記録を基にした事件発生年月日の研究などが掲載されていて、研究の深さを思い知りました。さらに、ホームズ60作品のダイジェストがあったのですが、作品毎に4問のクイズが付けられれていて、それをホームズクラブに送ると記念品がもらえるということが書かれていたと思います。高校か大学の夏休みだったと思うのですが、毎日の予定に「ホームズ研究」という時間をとって、このクイズを60作品すべて解いてクラブに送ることを計画していました。残念ながら最後の10問くらいを解く前に夏休みが終わってしまい、クラブへの送付ができませんでした。今思えば、あのとき最後までやりとげてクラブに送って会員になっておけば良かったと思うのですが、なぜかこの10問を解くまでは入会申込書を遅れないような気がして、そのままになってしまっていました。

その後、社会人になってJSHCに入会したのがちょうど2年前くらいで、ちょうどアメリカから帰ってきたころでした。社会人になってからは新しいことばかりの毎日だったのですが、10年ちょっとも経つと昔夢中になっていたことに回帰するらしく、ホームズ研究が再燃してきたのがこの頃で、早速クラブに入会したという次第です。(他にもイタリア語やサッカーを再開したのもこの頃でした。)

というわけで、JSHCの会員になったのはよいのですが、直後に英国に留学することになってしまい、関連のイベントに出る機会もありませんでした。(その間にロンドンのホームズソサエティーに入会していくつかのイベントに出たりしました。)

そんなわけで、クラブの行事に参加してみたいと思っていたのですが、今日やっとその機会がありました。12月は毎月の月報以外にクラブの年報が発行されるのですが、その封筒詰め作業を毎年ボランティアが集まってやっているそうで、その作業が今日という告知が毎月のお知らせに出ていたのです。

場所はクラブの設立から世話役(?)をされている小林さん・東山さんのお宅の近くの幼稚園でした。数分遅れで会場に着いたらすでに30人くらいの会員の方が、月報の仕分け、ビニール詰め、宛名シール貼り等々の作業をされていて、私も遅れて参加させていただきました。和気藹々とした雰囲気で、夕方の5時くらいまで作業をして、食事をしながら自己紹介の後ホームズグッズのプレゼントとオークション。私も貴重なグッズ(スプーンやピンバッジ)をいただいたり、感動したのはロンドンホームズソサエティーが企画したライヘンバッハツアーの模様を納めた会誌のコピーをもらえたこと(ロンドンガイドもついていました)、日本のシャーロッキアンの先駆け長沼弘毅氏の「シャーロック・ホームズの世界」(昭和37年に書かれた本!)を購入できたこと。みなさんすでにお持ちなのか最初の値段で買うことができました。帰り際には年報のバックナンバーもいただき、これからしばらくは読み物に困らなそうです。でもロンドンに行く前に欲しかった資料ばかりですね。

二次会もあったようなのですが、ちょっと用があったので失礼してしまったのは残念でした。3月にはクラブの総会もあって、そこで発表を、という話もあったのですが、今のところアフリカに出張が入る公算が強く難しそうです。

これまでネット上では交流があった方や著作を通して知っていた方もいらっしゃったりしてとても楽しい一日を過ごすことができました。3月の総会もなんとか出張日程を工夫して参加できるといいのですが。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。