恋する惑星 [映画]
出張に持って行って仕事の後ホテルで見終わりました。
イントロダクション：
麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。（TSUTAYA DISCUSから）
ストーリー的には前半と後半がほぼ完全に独立していて、できればどこかで絡み合って欲しいと重いながら見ていたら終わってしまったというちょっと消化不良気味な映画でした。でも、この映画は香港の光景と主人公達の心のつぶやきといったスタイリッシュな側面をただ楽しむだけの映画であって、凝ったストーリーに期待する物ではないのかもしれません。
金城武もトニー・レオンもよい演技をしているのですが、なによりも後半の主人公フェイ・ウォンが印象的でした。ボーイッシュな短い髪型で、ちょっと変わった感じの女の子を好演しています。トニー・レオン演じるふられたばかりの警官の家にだまって上がりこんで、家具や小物を細かく改造していく様子はほほえましいのと、いつ見つかるのかはらはらするのとで名場面だったと思います。一方の金城武と謎の金髪美女の話の方は、結末がないのでちょっと消化不良気味。できれば映画の最後である程度の結末を後半の物語とも絡めて描いて欲しかった。タランティーノもこの作品をかなり気に入ったらしいけど、前半・後半にぶつぎりにするのではなくて、パルプフィクションのようにもう少し入り組ませて見せて欲しい感じが残ります。
どうでもいいことですが、金城武演じるモウの誕生日が私の誕生日と同じでした。昔は金城武似だと言われたこともあったりして、親しみを持っていたのですが、さらに親しみが持てる設定でした。（最近あまり言われないのは体重が増えたからかなあ。モウのように走りまくって体中の水分を蒸発させて体重落とそう。）
それと、この映画を見てなかったのですが、香港で重慶大厦に行ったのを思い出します。エネルギッシュな香港の象徴のような場所で、そのときこの映画のことを教えてもらったのにもかかわらず、10年経ってやっと見ることができました。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- メディア: DVD
イントロダクション：
麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。（TSUTAYA DISCUSから）
ストーリー的には前半と後半がほぼ完全に独立していて、できればどこかで絡み合って欲しいと重いながら見ていたら終わってしまったというちょっと消化不良気味な映画でした。でも、この映画は香港の光景と主人公達の心のつぶやきといったスタイリッシュな側面をただ楽しむだけの映画であって、凝ったストーリーに期待する物ではないのかもしれません。
金城武もトニー・レオンもよい演技をしているのですが、なによりも後半の主人公フェイ・ウォンが印象的でした。ボーイッシュな短い髪型で、ちょっと変わった感じの女の子を好演しています。トニー・レオン演じるふられたばかりの警官の家にだまって上がりこんで、家具や小物を細かく改造していく様子はほほえましいのと、いつ見つかるのかはらはらするのとで名場面だったと思います。一方の金城武と謎の金髪美女の話の方は、結末がないのでちょっと消化不良気味。できれば映画の最後である程度の結末を後半の物語とも絡めて描いて欲しかった。タランティーノもこの作品をかなり気に入ったらしいけど、前半・後半にぶつぎりにするのではなくて、パルプフィクションのようにもう少し入り組ませて見せて欲しい感じが残ります。
どうでもいいことですが、金城武演じるモウの誕生日が私の誕生日と同じでした。昔は金城武似だと言われたこともあったりして、親しみを持っていたのですが、さらに親しみが持てる設定でした。（最近あまり言われないのは体重が増えたからかなあ。モウのように走りまくって体中の水分を蒸発させて体重落とそう。）
それと、この映画を見てなかったのですが、香港で重慶大厦に行ったのを思い出します。エネルギッシュな香港の象徴のような場所で、そのときこの映画のことを教えてもらったのにもかかわらず、10年経ってやっと見ることができました。
金城武、今も似てるよ～！
逆に、昔は気づかなかったです…（しつれい！？）^^
by ai (2008-03-03 23:38)
こんばんは。
この監督に一時期ハマっていた事があり、私も観た事があります。独特の世界感を持っているので、良いと感じる人と、なんだかな？と思う人と二つはっきり分かれそうな気がします。
金城武に似ているのですか？（似ていた（過去形！？））私、大ファンでした。（過去形ではないけど） 彼の出演している映画はほぼ観ているのではないかと思います。それはもうずっと金城武似を維持してください！（笑）
by Madeleine (2008-03-04 21:10)
こんにちは。
私も観ました。ウォン・カーウァイ監督の作品にハマッっていた事があって。彼の作品は独特の美意識で作られていて、彼なりのリズムで映画が成り立っているような気がします。
この作品は、Ｔｏｍｏさんがおっしゃるようにフェイ・ウェイがステキですね。それから、金城武も！Ｔｏｍｏさん、金城武似なんですか？それはそれはステキですね！というのも、私、金城武のファンですなんですよ。ほぼ彼の映画は観ています（笑）
これからも”金城武似”を維持してください！！
by Madeleine (2008-03-08 12:12)
＞aiちゃん
自分でも気づいていないし、気づいている人も少ないので・・・。１０キロくらい減量しないとね。
＞Madeleineさん
すみません、コメントがなぜかこの記事だけ承認制になっていて今まで気がつきませんでした。So-net Blogって、承認コメントがありますともなんとも表示されないんですね。
ウォン・カーウァイ作品は人によって評価が全く分かれますよね。私はこの雰囲気は好きなのですが、ストーリーがちょっと消化不良気味に感じてしまいました。でもこの欲求不満さが自分でストーリーを想像できていいのかもしれません。これも魅力なのかな。
by Tomo (2008-05-08 07:29)