ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 デジタルカメラ 風景 [読書(楽しみ)]
ロンドン在住時に、綺麗な街を綺麗にとりたくてデジタル一眼レフのカメラを購入しました。(こちら)しかし、最近写真を撮ってないです。コンデジではいろいろとってるのですが、デジ一を持ち出さなくなってしまいました。ちょっと反省。モチベーションにもなればと思って(そしてより良い写真を撮りたいと思って)こんな本を読んでみました。
ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 デジタルカメラ 風景
- 作者: ロバート カプート
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2007/03/05
- メディア: 単行本
ナショナルジオグラフィックのカメラマンが語る風景写真の撮り方です。
前編カラーなので、豊富な写真を見るだけで楽しめます。
写真を撮る上で参考になったことは次のようなところでした。
- 初めての場所に撮影に行くときはとことん下調べをする。(中略)写真は心を映すものだと思う。心甘えができていないと、いくら周りに美しい景色が会っても、それが見えない。大切なのはその場所を受け入れる気持ちだ。(P112)
- 風景の撮影は、やはり霧や雨の日のほうがよい。霧に包まれた雰囲気のある光はドラマチックな写真を作り、雨は草木の緑にうっとりするような質感を与えてくれる。 (P85)
- 美しさに敏感であること。たえず身の回りの美を意識しよう。レンズを通して見るだけでなく、匂いもかぎ、さまざまな物に触れて、いろいろな音を聞く。あらゆる感覚を総動員して、独創的な作品を追求しよう。(P51)
- 特に何の役にも立っていないスペースが広すぎる風景写真は多い。理想的なのは、画面内に写るすべての要素が、その場所について何かを語っていることだ。無駄な空間がなるべく写りこまないように、被写体にもっと近寄ってみよう。(P50)
他にもいろいろとなるほどと思うことはありましたが、なかなか全部は身につかないと思うので、少しずつ、意識して実行して行けたらと思います。
特に、日頃から美しい物を意識するというのは写真を撮るようになってから感じるところです。昔は花や緑を見てもあまり何も思わなかったのですが、最近はちょっとした美しさに目がいくようになったような気がします。東京にも美しい景色があると思うのですが、なかなか写真に収めるところまでいかないのが残念です。この週末はカメラを持って外に出てみようと思っています。
写真を見るのは元々好きでしたが、ブログはじめてからは自分でも
上手に撮影できるようになりたい!と切実に思うようになりました。
Tomoさんも含め、写真が上手な方のブログ見てると、自分のが
恥ずかしいです・・・。
”美しさに敏感であること”というのはとても大事なことのように思います。
by Pace (2008-11-16 00:19)
デジ一初心者の私にとっては、Tomoさんの写真は構図がどれも素敵で、こんな魅力的な写真が撮れるようになりたいと思わせてくれる写真ばかりです。私も最近全くカメラを触っていないので、反省しなければ・・・。
この本、とても参考になりそうですね。上でPaceさんも書かれていますが、特に「美を常に意識する」これって、とても重要なことですよね。勉強になります。
by as (2008-11-16 16:45)
超鈍感な私には、まったく理解できない世界ですね。
風景もいいですが、馬もいいですよ。ぜひ、競馬場を訪れてみてください。
鋭い感覚で、走る馬を見つけたらそっと、私だけに教えてもらえるとうれしいなぁ。
by 降龍十八掌 (2008-11-16 22:02)
>Paceさん、こんばんは。
写真が上手とはなかなか思えないのですが、お褒めいただきありがとうございます。理論をあまり知らないのが良いのか悪いのか分かりませんが、引き続きちょっと写真のことを勉強してみようと思います。
by Tomo (2008-11-16 23:24)
>asさん、こんばんは。
構図をほめていただいてありがとうございます。励みになります。
今思うと、いままであまりにも美しい物に関心を持ってなかったと反省です。気がつくといろいろと綺麗な物がありますよね。
by Tomo (2008-11-16 23:27)
>降龍さん、こんばんは。
馬について詳しい同僚が近くにいるので、最近いろいろと教えてもらっています。今度競馬場で実地訓練を受けてみます。
by Tomo (2008-11-16 23:30)