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レッドクリフ [映画]

今年は飛行機に乗る機会が多かったせいか、劇場で映画を見ていませんでした。というか、アメリカから戻って来てからは、映画のチケットがとても高く感じてしまい、会えて劇場で見ようと思う作品しか映画館にでかけて見ないようになっていたかもしれません。

そんな中、是非劇場で見たかったのがレッドクリフ。

 bnr_redcliff_l.jpg

昔から三国志は大好きでしたが、確か最初はNHKの人形劇からだったと思います。その後、子供向けの3冊組の本を買ってもらい何度も読み返しまし た。中学生くらいになると完訳三国志演義という文庫本を購入して、以後この本を読み返しています。とはいえ、定番の吉川英治さんの三国志は半分くらい読ん でやめてしまいましたし、北方謙三さんの三国志も途中で止まってしまっています。正史の方も図書館で借りて読んだのですが、手元にないのでちくま文庫のも のを買いたいとおもいつつまだ購入できていないのが残念なところ。

私の好きな金城武が出演しての三国志映画が作られているということは噂で は聞いていて、楽しみにしていました。本作での金城武の役所は諸葛孔明でしたが、むしろ主役はトニー・レオンが演じた周喩だったかもしれません。見る前 は、周喩とトニー・レオンのイメージが合わなかったのですが、実際に見てみるとトニー周喩もなかなか良かったと思いました。

物語は曹操の荊 州攻めの場面から始まります。劉備は彼を慕って付き従う民を守りながら撤退していくのですが、趙雲が劉備の子・阿斗を救い出すシーンは実際に映像で見てみ るとなかなかのかっこよさ。鳥肌ものでした。張飛のしんがりでの活躍と橋を落とすエピソードがなかったのはちょっと残念。関羽も活躍するのですが、この頃 は確か荊州水軍を率いるために離脱していたはずでこの場ではいなかったと思うのですが、まずは劉備三兄弟をお披露目するという意味では良かったと思いま す。

金城・孔明は、これまでの孔明のイメージとは少し違って、かなり人間らしい魅力ある人物として描かれています。少しユーモアのあるところも新鮮でした。

オ リジナルと思われるエピソードも入っていましたが、全編を戦闘シーンとしない工夫としては良かったんじゃないかと思います。その戦闘シーンですが、本で読 んだだけではイメージできなかったことが、映像で見るとその迫力を実感できますね。三國無双というゲームでは戦闘シーンが目玉になっているのですが、さす がにゲームなのでかなり誇張されているのですが、この映画での戦闘シーンはよりリアルという点で迫力がありました。

全般的には大満足の作品だったと思います。残念ながら、本作では赤壁の戦いの前哨戦までしか描かれず、来春公開のPart2を待たなければなりませんが、自分の中でまた三国志への興味が復活してきましたので、いろいろと読みながら楽しみに待ちたいと思っています。


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Pace

私も劇場で映画を見ることってほとんどなくなりました。
おうちでDVDばかりです。
ところで、ブログタイトル、変更されましたか?(’’)
by Pace (2008-11-19 21:45) 

Tomo

>Paceさん、こんばんは。

私も最近はDVDが多いんですよね。でもそのDVDも最近みれてないです。

ブログタイトル変えようとして試行錯誤してますが、字数制限があったりして結局また元に戻しました。もっとシンプルにしたいのでまたちょっとためしてみようと思います。
by Tomo (2008-11-19 23:18) 

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