ボロネーゼ [イタリア]
最近でこそ、アジアン、特にタイ料理に凝っているのですが、料理が好きな原点はイタリアンだと思っています。
大学時代（というか高校3年の冬から）は、とあるレストランで4年ちょっとアルバイトをしていたのですが、そこはアメリカのチェーンの日本支店という位置づけでした。アメリカンらしく、ステーキやハンバーグもあって、さらにちょっとめずらしいテックスメックス（南部の料理です）なんかを出していましたが、イタリア風のメニューもいろいろとありました。 ラザニアや各種スパゲティなど。（さすがにアメリカのイタリアンの定番、スパゲッティミートボールはなかったですが。）
勤務時間が長いと途中で休憩が入って、その日のランチで出したメニューが安く食べられたのですが、通常メニューでも割安で食べられました。厨房に入っていたときは自分の食事も自分で作るのですが、先輩から、お客さんに出すものは自分で知らなければならないということで、片っ端からメニューを試していたのが思い出されます。（これは付属のバーのバーテンダーになってからも同じで、作ったカクテルなどちょっとあまったら必ず味見するように言われていました。）で、イタリア系のメニューもかなりいろいろと勝手に作ってみていました。
大学時代はサッカーとイタリア飯好きが高じてイタリア語の授業を取っていましたが、その先生から都内のイタリアンなど紹介されたり、自分でもイタリア料理の本などを買ってよんでましたが、イタリア料理が本気で好きになったのは初めてイタリアに行った大学4年生のときでしょうか。レストランの料理は言うに及ばず、そこら辺のバールの作り置きのパスタも美味しかったのに衝撃を受けました。バックパッカー同然で行ったのですが、帰りにはイタリアの料理道具をたくさん詰めて帰ってきました。エスプレッソマシーンは何種類も買いましたし、パスタマシンも重いのを担いで帰ってきました。それ以来、イタリアに行くたびに調理道具や食材を買っては家で作って楽しんでいました。
その後、海外で住んで働くようになって、料理の興味がイタリアンからだんだんアジアン（インド、タイ、ベトナム、韓国）にも広がってきたのですが、いまだにイタリアンには特別な思い入れがあるような気がしています。
というわけで、今日はめずらしくイタリアンを。イタリアンといっても地域によって料理はまったく違う特徴なのですが、今日はボローニャの料理。日本ではスパゲッティミートソースとして知られていますが、スパゲッティボロネーズとミートソースは似て非なるもの、かも。
作り方は、オリーブオイルを弱火にかけてニンニクの香りを出してから、タマネギのみじん切りを入れて根気よく炒め、ニンジンのみじん切りを加え火が通ったら挽肉を加えて良く炒める（焼く感じ）。その後トマト缶を加えてローレルを入れてじっくり煮込んで、ワインをちょっと入れてさらに煮込んだら塩・胡椒で味付け。
今回は、バジルとニンニクを練り込んだ乾燥パスタを使ってみました。パルミジャーノをおろして茹でたパスタとあえてから、ソースを絡めてちょっとフライパンで火を通してみました。
色合いはちょっと暗くていまいちかも。 白いパスタに赤茶色いソースというのが定番ですね。ソースはもう少し茶色がかったイメージなのですが、未だにあの茶色の源泉が分かってないのかも。
料理のお伴はボルドーワイン。
もう少し、重い方がボロネーゼにはあったかもしれませんが、このワインはそれなりにかなり美味しかったと思います。
本当は前菜、パスタ、主菜、デザートと行くのですが、通常パスタを作るときはそれだけで済ませてしまいます。いずれちゃんと一通り作ってみようかな。最近ティラミスも作ってないし。
今回のイタリア料理の思い出話、楽しく読ませて
頂きました♪思い入れのある様子がよく伝わって、
元々イタリアン好きな私は、かなり感情移入して
しまいました！
by Pace (2009-04-19 23:30)
好きな食べ物は？何が食べたい？と聞かれたら
即決で「パスタ！」と答えます（＾－＾）
Tomoさん都内で美味しく食べられるイタリアンレストランなども詳しそうですね☆
それにしても・・美味しそうです～♪
by Betty (2009-04-20 09:50)
>Paceさん、こんばんは。
今でこそアジアン好きですが、やっぱりイタリアンはいいですよね。パスタ、ピッツァだけでは分からない多様性が好きな理由かもしれません。最近、イタリアに行けてないのでそろそろ行っておきたいところです。
by Tomo (2009-04-20 21:23)
＞Bettyさん、こんばんは。
パスタもいろいろで美味しいですよねー。都内でもいいところたくさんありますが、最近はあまり行けてないですね。アジアンに行ってしまってるからかも。
色合いをもう少し工夫したらもっと美味しそうになると思いますので、次の課題です。
by Tomo (2009-04-20 21:25)