フィッシュストーリー [読書(楽しみ)]
伊坂幸太郎さんの本、ハードカバーで買おうかと思ってたら文庫化されていました。
短編が4作はいっていますが、そのうちの二つには盗んだものをメモにして残してあげるというちょっとかっこいい空き巣の黒澤がラッシュライフに続いて登場しています。
表題作の「フィッシュストーリー」は時間軸をうまくずらして、最後に一つになっていくという伊坂作品の醍醐味が味わえました。 最近読んだ本ではこうした気持ちよさがなかなかなかったように思えたので余計に楽しく読めたように思います。長編でもこんな爽快感がまた味わいたい。(最近の作品が嫌いという訳ではありません。)
2009-12-29 23:53
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