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Sin City [映画]

ひさしぶりに映画館で映画を見てきました。

見た映画はこちら。(クリックするとオフィシャルサイトに飛びます。)

Sin City

 

ロバート・ロドリゲス監督であれば、ハードなアクションだとうことは想像が付くのですが、それ以上に展開の読めないぶっ飛んだストーリーに期待でした。しかもタランティーノも特別監督しているようですので、さらに期待です。ただ、原作のアメコミについてまったく事前知識がありませんので、果たしてどれだけぶっとべるかは分かりませんでした。

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スクリーンプレイ「パルプ・フィクション」 [映画]

パルプ・フィクションは私のお気に入りの映画の一つです。見る前に何も期待せず見に行った(確か飲み会で徹夜した次の日だったと記憶しています)ところ、非常に斬新かつ展開を楽しめる映画だったことに、よい意味でびっくりしました。ダイハードの最初を見たときも近い感触でしたが、さらに数倍上だったと思います。

さて、そんなパルプ・フィクションですが、サントラのCDはもちろんDVDも持っているのですが、台詞がどうしても聞き取れないところが多く、不満に思っていました。確かに、スラング、特にFワードが多くて聞き取りにくいのですが、これが分かるようになるとアメリカでもやっていけるのではないかと思い、一つの目標にしていました。(実際には、幸か不幸かこんな風にしゃべるアメリカの友人はできませんでしたし、私もこういう言葉遣いしないように気をつけていました。)

そんな中で、この前本屋を歩いていたら、見かけたのがこの本で、即買いしてしまいました。

パルプ・フィクション

パルプ・フィクション

  • 作者: Quentin Tarantino, Roger Avary
  • 出版社/メーカー: スクリーンプレイ出版
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 単行本

さっそく、分かりづらかったところをチェックしてみました。

サントラCDでも最初に入っているPumpkinとYolandaの会話も、早口で分からなかったのですが、実はこんな風になっていることがわかりました。

Yolanda: I love you, pumpkin.

Pumpkin: I love you, Honey Bunny.

P: Everybody be cool, this is a robbery!

Y: Any of you fuckin` pricks move and I`ll execute every motherfuckin` last one of you!

サントラだとこの後に例の主題歌が入る訳ですが、最後のYolandaの台詞がいつもすべて聞き取れていませんでした。下品な言葉で恐縮ですが、pricksとexecute、それにlast oneのところが分からず、今回すっきりしました。

もう一つは、サミュエル・J・ジャクソン演じるJulesが唱える決め言葉で、聖書のエゼキエル書からの引用なのですが、手持ちの聖書のヴァージョンが違うのか、どこからどこまで引用しているのかわかりづらく思っていました。今回改めて確認してみたところ、決めぜりふの最後の部分のみは引用になっているけど、その前の部分はどうやら聖書の当該部分からの引用ではないようです。

Jules: Ezekiel twnty-five seventeen. "The path of the righteous man is beset on all sides by the inequities of the selfish and the tyranny of evil men. Blessed is he who, in the name of charity and good will, shpherds the weak throuh the valley of darkness, for he is truly his brother`s keeper and the finder of lost children. And I will strike down upon thee with great vengence and furious anger those who attempt to poison and destroy my brothers. And you will know my name is the Lord when I lay my vengence upon thee."

たぶん下線の部分だけが聖書の引用のようです。

Ezekiel 25:17  "I will execute great vengence on them with furious rebukes; and they shall know that I am the LORD, when I lay My vengence upon them" (New King James Version)

聖書の方では、この前の部分は同じような意味になっていません。どこか他の部分とくっつけているんでしょうか。

それから、これはこの本からではなく、最近分かったことですが、ユマ・サーマン演じるMiaが自宅で麻薬をやってぶっ倒れてしまうのは麻薬の種類の違いに起因していたんですね。最初に見たときは単に量が多すぎたのか、純度が高すぎたからだと思っていましたが、そうではなくてヘロイン(注射)とコカイン(鼻から吸引)を取り違えて大変なことになったそうです。確かに、伏線として、トラボルタ演じるVincentが麻薬買ってやるところの描写と、Miaがトイレで他の人がコカインすっているのを見かけるシーンがありました。

そのうち、この本を見ながらDVDを見てみようと思っています。


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宇宙戦争 [映画]

宇宙戦争を見ました。

宇宙戦争

宇宙戦争

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/07/07
  • メディア: DVD

はっきり言うと、これは映像を楽しむ映画だと思います。古典小説・映画のリバイバルなのですが、舞台は現代になっている物の、ストーリー的にはあまりひねりはなく、ラストの解決もいまいち納得のいくものではありませんでした。前回映画化された50年前と現在では、その後作られてきた映画の数だけ進歩しているわけで、宇宙人との戦いもネタが出尽くしていると思います。

とはいえ、つまらない映画ではないと思います。侵略者の不気味さがうまく出ていますし、破壊シーンの迫力もありました。

トム・クルーズとその家族以外はどんどんと殺されていきます。それに宇宙人だけではなく、極限状態におかれた人間の怖さも十分でていると思いました。

トム・クルーズが好きなら見て損はないと思います。個人的には、トム・クルーズはこうした等身大の人の役の方があっていると思います。ミッションインポッシブル2のかっこよすぎるのとか、7月4日に生まれてとかラストサムライの苦悩する役というのは、どうもいまいちしっくりきません。

そうそう、最近分かったのですが、パニック映画で映像がすごそうな映画(予告編なんかですごいシーンを流すような)ほど、始まってみると非常に個人的な、特に家族の描写のストーリーから始まりますね。登場人物に感情移入できるほどはらはらするという仕組みなんですね、きっと。


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Zoolander [映画]

気になっていたものの見ていなかった映画である「Zoolander」をやっとDVDで見ることができました。

元来、アクションもの、コメディーを主体に、たまに名作になりそうな物を見るという組み合わせで映画をみてきましたが、特にコメディーはとことんお馬鹿な物が好きで、くだらなすぎて笑ってしまうのが好きです。

Ben Stillerは、これといって好きな作品がある訳ではないのですが、出ている映画は意外と多く見ているような気がします。どちらかと言えば印象は薄いのですが、よく考えると結構好きという不思議な人です。昔Los Angelesに行ったときに、スタジオ見学をして、ちょうどそのころこのZoolanderがアメリカで公開されていた頃だったこともあり、案内してくれたガイドの人がBenは気さくでとてもよい人と言っていたのも、印象がよい理由かもしれません。

さて、本作もくだらなさ満載で、オースティンパワーズに近いテイストの作品です。

主役のBenの役は、3年連続Best Male Modelを受賞中の男性ファッションモデルという設定で、4年目についにライバルのOwen Wilsonに敗れてしまいます。まず、Ben Stillerがモデルの役というのが笑ってしまいますが、彼をはじめとする男性モデル達が、(おそらくアメリカの)世間一般の男性モデルに対するイメージを増幅した人たちで、そのライフスタイルや物の考え方がまた笑わせます。

さらに物語が飛躍するのは、ファッション界の大物デザイナーが、マレーシアの工場で児童労働をさせている悪人で、児童労働廃止を掲げるマレーシアの副首相をファッションショーで暗殺しようとしているという設定で、さらにその目的のためにBenを洗脳して副首相を襲わせるという計画がぶっ飛んだ感じでナイスです。

最終的には、さまざまなどたばたがあって、ファッションモデルの美しさですべて解決というナンセンスなものでしたが、こうした映画は、あまりストーリーにとらわれず、台詞やギャグを楽しむのが本道というものでしょう。豪華なゲストがちょい役で出ているのも見物です。個人的にはDavid Bowieに笑いました。

Benのなりきり具合とぶっ飛んだストーリーで、コメディーとしてはなかなか楽しめたと思います。

ところでZoolanderというのは、主人公の名字なのですが、なんか裏の意味があるんだろうと思います。映画のタイトルでもあるし。こういうのがすぐ分かるとさらにおもしろいんだと思います。

ズーランダー

ズーランダー

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: DVD


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雀聖 [映画]

今週は夏休みなので、旅行して映画をたくさん見ています。

昨日はDVDで「雀聖」というのを見ました。

たぶん香港映画だと思います。英語字幕だったのですがB級娯楽映画としてはまあまあ楽しめました。

記憶の天才の主人公が、麻雀の達人たちの力を借りながら、自分を痛めつけた悪者に麻雀大会で立ち向かうという、たいしたことのないストーリーなのですが、随所にパロディーがちりばめられていたり、麻雀のワザが出てきたりと楽しむ仕掛けが満載なのは、この手の香港映画の得意なところだと思います。

主人公は知らない人だったのですが、彼を支えるおばさんが、カンフーハッスルに出てきたタバコをくわえたおばさんだったり、麻雀のテクニックを教えるのが同じくカンフーハッスル(少林サッカーでも)のシンチーの弟役の太った人だったりと、テイストとしては、チャウシンチーの映画に似ています。

いつの映画か分からないのですが、Kill Billのパロディーがあったことから、ここ数年なんだと思います。(もしかしたらすごく新しいかも。)

麻雀が中国と違うというのは聞いていましたが、確かに捨て方や役作りに違いがあるようです。英語字幕だったので、いまいち違いが分かりませんでした。

(どうやらこちらの映画だったようです。)

カンフー麻雀

カンフー麻雀

  • 出版社/メーカー: タキコーポレーション
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: DVD


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ファンタスティックフォー [映画]

一足早いのですが、映画「ファンタスティックフォー」を見ました。

予備知識なしで見たのですが、昔のアメコミの映画化だそうです。あまり記憶にないので、おそらくかなり昔の作品なのではないかと思いますが(調べたら1961年だそうです)、舞台は現代で、娯楽作品としてはなかなか楽しめました。

宇宙で、宇宙嵐(?)にあい、DNAが変化し特殊能力を持った4人(ゴムのように体が伸びる、火を操れる、透明になれる、岩男になって怪力を操れる)の話で、同じくからだが金属になって電気を操れることになった悪役との対決の話となります。アメコミらしく荒唐無稽なストーリーですが、特撮で見ると、なかなか楽しめます。

おそらく、コミックでは、毎回この4人が活躍する話になると思うのですが、この映画版では、なぜそのような能力を持つに至ったのか、それをどのように受け入れるのかといったことがテーマとなっています。スパイダーマンもそうですが、ヒーローがすでにヒーローとして活躍するのではなく、突然常人離れした能力を持ってしまい、それをどう受け止めるのか苦悩するところが描かれることで、感情移入できるのではないかと思いました。

ストーリー展開で若干強引なところはあるのですが、そこは勢いで見てしまうのが正しい見方なのだと思います。

X-menと一緒で、たぶんこの先シリーズ化するのだと思いますが、その第一作としてはよかったのではないでしょうか。

日本では9月に公開です。公式ページはこちらです。


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The Island [映画]

映画のIslandを見ました。

ネタバレしない程度に内容を紹介すると、近未来の話で、高度に管理された世界で育った主人公が、次第にその世界の真実に近づき、脱出、復讐をするという話です。Islandとは、その世界の中では、住人に希望を持たせるキーワード(抽選会で当選した人が夢のIslandに行けると言われており、定期的に当選者がでて、その世界から出て行きます。)ですが、実は、そうではないことが物語の後半に分かってきます。

主演はユアン・マクレガーと、Lost in Translationに出てた女優さん(名前忘れてましたが、調べたらスカーレット・ヨハンソンでした)です。次第に真実を知っていくという難しい役割でしたが、違和感がない程度には、演じられていたと思います。ただし改めて考えてみると、短期間でここまでできるようになるというのは無理があるようにも思いました。後半部分は、もう少し時間をかけた方が自然なのでしょうが、かけると冗長になることは必至なので、致し方ないかと思います。

アクションあり、サスペンスありで、スピード感がある映画だと思いましたが、若干行き過ぎというか、気持ち悪いシーンもあります。大きなテーマとしては、バイオテクノロジーとかクローンといった技術と人の生命を操ることの倫理の問題を考えさせる内容になっていますので、こうした気持ち悪いシーンも倫理を考えさせるのに一役買っているのかもしれません。近未来の設定ですが、電車が空中を飛んでいたりするので、少なくとも50年~100年先くらいのイメージなのかもしれませんが、もう少し近い未来にしてみても、テーマを引き立たせるのには、おもしろかったかもしれません。

スティーブ・プシェミが相変わらずいい(怪しい)雰囲気だったのが印象的だったのと、LAPDの警官役だった人が、一瞬マーティン・ローレンスかと思って、バッド・ボーイズのネタかと思いましたが、どうやら違ったようでした。

公式サイトはこちらです。

 


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カンフーハッスル [映画]

カンフーハッスルをやっと見ました。1月1日公開だからそろそろ見ておかないと終わってしまうと思い、急遽出かけてみたのですが、ぎりぎりにいったら最前列しか空いてないという状態で、まだまだ人気は続いているようです。

今日は、新宿のシネマスクェアとうきゅうに行ったのですが、実は日本で見るのが久しぶりなので、1800円払うのもなーと思って、チケット屋をチェックしてみようと行ってみたら、やっぱり1300円で売っていました。やっぱり1800円出す必要ないんですね。でも、ハンバーガーとコーヒーを持って入ろうとしたら、飲食禁止といわれて、あわてて食べてから中はいりました。コーヒー飲んだりポップコーン食べながら映画を見るのが大好きなので、かなりショックでした。日本の映画館って飲食禁止なんでしたっけ?

さて、映画ですが、かなり面白かったといえると思います。断片的に知っていた情報もあったのですが、想像していたストーリーとはかなり違っていました。ギャングと貧乏長屋の住人との闘いということだったので、主人公と住人がどこかで協力することになるのかと思ってましたが、若干展開が違っていて、結局は主人公が一人で闘うことになりました。なかなかいい味の達人が前半で出てきて、日本映画だったら協力して戦うところなんでしょうけど。

少林サッカーでもそうだったんですが、少し表現がえげつないというか、そこまでやるかというのがあって、日本と中国の差なのかと思ってしまいます。自分的には許容範囲なんですが、それでも普通の日本人にとってはちょっとそこまでっていうところがあるんじゃないかと思ってました。


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