負けない交渉術 [読書(自己啓発)]
弁護士の方らしく、訴訟関連の事例を引きながら(そればかりではなく日常の出来事もでてくるので親しみやすいのですが)、具体的な交渉の方法論を書かれています。
アメリカでの事例が多いので、すぐにすべてを日本人同士で実践するには、若干のアレンジが必要かとは思います。しかし海外ではこれくらいの感じで考えておけばいいのだという感覚は分かったような気がします。
いくつか実践してみたいと思ったことなど。
「交渉はずうずうしく高いところからはじめる」
交渉は必ず譲歩するものなので、最初からぎりぎりの線を提示してはいけないということ。少し図々しくとも、落としどころよりも高いところから始める必要が分かりました。
「嘘はダメ、ただし真実をすべて伝える必要はない。」
嘘がばれたら、それ以降信用されず、交渉が成り立たなくなる。一方で、与えなくても良い情報を与えてしまうと相手に有利になるので与えない。
「最初のオファーは必ず相手にさせよ。」
相手に先にオファーさせれば、自分が考えていた物より良いこともあるから。さらに再オファーしてもらうことでより相手の本音が見えることもある。
「譲歩するときは、譲歩の幅を徐々に小さくする。」
譲歩幅を徐々に狭めていくことで、より有利な条件でまとまる可能性が高くなる。
他にもすぐに実戦可能(事例とともに語られるので可能に思えてしまいます)なテクニックが多くあり、参考になりました。
レバレッジ・リーディング+レバレッジ・シンキング [読書(自己啓発)]
本田直之さんのレバレッジシリーズの何冊かを読みました。
最初に読んだのがこちら。
どのシリーズにも共通するのですが、すべての工夫は成果を上げるためというベースが一貫しています。レバレッジ・リーディングでも、本を読むのはインプットするためではなくいかにアウトプットするかが勝負ということがベースとなっていて、そのために多読をして、自分に必要なところを効率よくつかんでいこうというのが一番の主題です。
読書がなぜ大切なのか、という根本的な問いに対しても、現代人は読書にかける時間が減っているので、自分が読書にかける時間を増やせば突出することも可能というきわめてリアリスティックな答えとなっている点も成果を重んじている姿勢が現れています。
成果をあげるための本の読み方についてのノウハウが語られていますが、参考になったのはなぜその本を読むのか明確にしてから読めば必要な箇所が目に入ってくるということ、制限時間を設けること、目次などをチェックして全体を俯瞰してから読むということ、経験を基に書かれた本を選ぶべきであること、本にはどんどん書き込みをするということ、などでした。
特に興味を持ったのは、読書後のフォローという点。本田さんは、レバレッジ・メモといって、本の中で線を引いた重要なポイントを抜き出してメモにしているそうです。そしてメモがたまったらカテゴリー分けしてまとめていくとのこと。そしてこのメモを繰り返し読む、そして実践したり、人に教えていく。こうしたサイクルを作るのが重要ですね。
私にとってのレバレッジメモはこのブログになるのですが、本田さんのメモの事例を見るともっとたくさんのポイントを抜き出しているようです。もう少し時間をかけてブログに書いてもよいかなと思いました。
続けて読んだのがレバレッジ・シンキング
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田 直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
こちらも読書と同様、仕事に対するトレーニング(=自己研鑽)の時間が現在のビジネスマンには不足しているという点から、トレーニング=自己投資することで、労力資産、時間資産、知識資産、人脈資産を作っていこうということが主題で、その方法論が解説されます。
これらの資産はパーソナルキャピタルですが、このパーソナルキャピタルにマインドをかけることで成果が上がる。マインド=やる気ばかり高めても、パーソナルキャピタルがなければ成果に結びつきません。
人生を通して何をしたいのか、目標を持っていると、その目標に役に立つことが目に入ってくる(=カラーバス効果)というのは、とても納得のいく考え方でした。私の場合は、留学を終えて、大きな目標をもっと具体的にしなければ行けない時期なのに、それができていないところが最近の反省でしたので、少し時間をとって考えてみたいと思っています。どの本を読んでも、目標を持つことの重要性が述べられていて、私もさんざん読んできたり、実践してきたので、そのパワーは分かっているつもりですが、人生の段階段階で、きちんと見直していつも明確にしておく必要があるというのが最近の反省です。
良い習慣を身につけるというのも分かっていてもできないことです。この本では、大きな習慣をつけるには小さな習慣からという実践的な方法が書かれています。私もどちらかというとものぐさな性格なのですが、本田さんも自分がこつこつ型ではないとおっしゃっていて、その自分でもできる方法として書かれていますので、説得力があります。紹介されている習慣チェックリストはとても使えそうなので、早速メモしておきます。
習慣チェックリスト
・DMWL(Doing more with less、少ない労力で大きな成果をあげる。
・朝、タスクを紙に書く
・やりたくないことやらないことを明確にしているか。
・情報を提供しているか(面白かった記事や出来事をシェア)
・本を1日一冊以上読む
・仕組み化・チェックリスト化
・人脈との定期的なコンタクト
・アロハスピリット
・読み終えて情報を抜き出した雑誌や本を捨てる
・テレビを生で見ない
・脱いだ靴を揃える
・今日出した物は今日しまう
あと、参考になりそうだったのは、前例・他者から学ぶと言うこと。0から1を生み出すのは大変だけど、1から100を生み出すのは、前例に学べば可能であるということ。
人脈にどうレバレッジをかけるかという章で参考になったのは、自分が相手にどんなバリューを提供しているかが大切ということ。これは私も意識していることですが、なかなか実行が難しいところです。機会があればできるだけ人に貢献しようとは思っていますが、機会を作るところまでいっていないのが現状ですので、ここで書かれていること、例えば集まった人がみんな得る物があるような会を主催するとか、自分のブランディングを行うなどは参考になります。(このパーソナルブランディングについては、別に本も出ているようなので次に読んでみようと思っています。)
レバレッジシリーズは他にも出ているようなので、もう少し読んでみようと思っています。
ブログも、レバレッジメモ化できるとよいと思ってます。そのためにはきちんと時間をとらないといけませんね。その時間をきちんとあらかじめ取るというのも、この本で書いてありましたので、実践していきたいと思います。
野蛮人のテーブルマナー [読書(自己啓発)]
諜報で使われるテクニックを知ることはビジネス力向上にもつながるということが書かれていますが、むしろ諜報ってどんな世界なのかのぞきみれる楽しみの方が大きいように思いました。
著者はロシアでの活動が有名なだけにロシア関係の記述は知らないことばかりで面白く読めます。それに世界情勢の読み方というのも背景にある情報量が多いためか、まったく違った視点から見ているんですね。
スパイ小説や映画くらいでしか知ることのできない諜報の世界ですが、実際に行われていることがどんなことなのか具体的に書かれているため、現実にある世界なんだと言うことが分かります。
雑誌への連載をまとめたものなので、構成的にはちょっと整っていないような気がしますし、最初の設定である諜報界の暗黙のルールをレストランでのマナーに置き換えて解説しようとする設定があまり活きてない気がしますが、書かれている内容が普段知ることができない世界のことであるため一気に読むことができました。
身近なところで言えば、記憶力の鍛え方(丸暗記して鍛える)とか、メモするときはペンより鉛筆の方が後々消えにくいとかいったところは少し参考になったでしょうか。
まだ「国家の罠」を読んでいなかったので、佐藤氏がどのような人か知るためにはこれを先に読んでおいた方がよかったかもしれません。
情報編集力をつける国語 [読書(自己啓発)]
人生の教科書情報編集力をつける国語 (ちくま文庫 ふ 29-8)
- 作者: 藤原 和博
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
「1日30分」を続けなさい [読書(自己啓発)]
毎日何かを着実に実行するということが非常に苦手な私。少しずつやるより、一気にやったほうが効率がいいと思ってしまうのは、学生時代にサッカー部の練習が試験前の2週間オフになり、試験勉強はその2週間に集中してやっていたという勉強法に起因するのかもしれません。
大学院のレポートを書くときも、材料を頭の中に詰め込む時間ばかり多く取って実際に執筆開始したのは締め切りに迫ったころでした。
よく言えば集中力を発揮しているとも言えなくはないのですが、自分ではなんとかもう少し着実に何かを成し遂げる力が必要だと思っています。
こんなことを常日頃考えているからか、本屋でタイトル買いしてしまったのがこちらの本。
著者はワーキングホリデイでアメリカ・カナダを遊学、新聞社勤務の後、アメリカでMBAを取得されたという経歴の持ち主。ご自分の体験を基に、勉強法をまとめたのが本書のようです。
人生は勉強した者が勝つ!という第一章から始まり、勉強時間を捻出する方法、勉強に集中する方法、短期集中型・長期計画型の勉強、本気の人のための英語勉強法、勉強を成功させるための目標設定方法、勉強効率アップのための食事・睡眠、勉強効率アップのためのツールと展開されていきます。
後書きにもあるとおり一つ一つのメソッドは他の多くの本でも見られることですが、勉強の必要性から具体的なツールまで具体的に細部までカバーしている点は便利だと思います。この手の本を初めて読む人にとっては大いに参考になると思います。
個人的にはすでにどこかで読んだことがあることばかりという気もしました。長期目標を設定してから短期目標を作っていくということなんかはフランクリンプランナー関連でもよく書かれていますのですでに何度か読んでいました。ただ、本書では長期目標は一ヶ月以上の目標と設定しているのは勉強の目標ということから短めに設定しているということのようですね。これは勉強をテーマにしているという点で、実用的と言えるのだと思うのですが、私が少し物足りなく思ったことである、なんのために勉強するのかというモチベーションの部分がいまいち伝わらない原因になっていたようにも思います。具体的に言うと、留学を目標に努力するためには実用的なのですが、留学してどうしたいということが書かれていないために、さらに長期的にどのように勉強のモチベーションを維持するかと言う点が少し弱いと感じました。留学のように差し迫った目標があれば毎日勉強を続けるのも苦にならない、というか頑張ってできるのは当たり前なのですが、留学した後に勉強をしていくのはなぜなのか、ということについて著者の個人的なモチベーションなども紹介してくれたら、さらに参考になったと思います。本書ではメソッドについては非常に具体的なのですが、勉強をする理由として「今、自己投資をしなければ、5年先、10年先にあなたがある程度の収入を確保できる保証はない」というように抽象的にしてしまっていると事で迫力を失っているように思いました。
私も一つの大きな節目であった留学を3ヶ月前に終え、今後のテーマはそこで得た知識(と修士というタイトル、勉強した経験、構築した人的ネットワークもですね)を使って、いかに自分の仕事を充実させ、人々の健康の向上の役に立ち、その経験を通じて自分を高めていけるかというところにあるのですが、これだと具体性に乏しくて、日々の学習意欲に結びつけるのには弱いと感じています。これまでは、仕事から学びつついつかのタイミングで留学して体系的な知識にしたいという思いがあったので、勉強の方向性も比較的簡単に定まっていたところがありましたが、これからも同じように日々の勉強をする意欲を持つためには今後自分がどうしたいのかどうなりたいのかという事についてもっと具体的なイメージを持つ必要があるようです。
このお正月はゆっくり休めて、いろいろと考え事をするのにはよかったと思います。残りの週末で、もう少し人生のテーマについて考えてみようなどと思えたのは、この本を読んでよかったことの一つだと思います。
深くておいしい小説の書き方 [読書(自己啓発)]
正直なところ、これまで文学についてまったく分かってなかったということがこの本を読んで初めて分かりました。
深くておいしい小説の書き方―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫)
- 作者: 三田 誠広
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/04
- メディア: 文庫
文学を専攻した人には当たり前のことなんだと思いますが、小説よりもノンフィクションや実用書を好んでいたためか、この本を読むまでは小説にはストーリーの面白さのみを求めていました。この本の言うところの「おいしさ」の部分にあたります。しかしその奥に隠された「深さ」についてはまったく気がついていませんでした。小説にも「理論」があって、本書ではそれを分かりやすく教えてくれています。(講義録をおこしたそうなので、文字通り教室で教わっている気分で読めます。)「おいしい」小説は、この理論の部分を感じさせないが読み終わると「深さ」が残るそうです。
「「構造」の発見によって文学作品の分析的な批評が可能となった」、とか、「すごい小説は全編にわたって実存を追求しなが、同時に全編にわたって構造的な仕掛けが設定されている」、とか、目から鱗の話が多いのですが、文学のすごさを説明してくれたのが、「文学は哲学よりも深い」という章でした。
「維摩経」を題材に、哲学では言葉で言えない領域に踏み込むことはできないが、文学では状況設定があってドラマがあることで沈黙にも意味を持たせることができる、ということなのですが、今までそんなことは考えたこともありませんでした。
小説を楽しむのであれば、こうした理論を意識する必要はなくて、ただ「おいしさ」を楽しみ、「深さ」を感じればよいと思うのですが、本書は書き手の、しかも上級の書き手を目指す人のための講義ですので、ここまで説明されています。大学の一般教養課程で文学論も取ってたと思うのですが、そのときこの話を聞けてたらその後の読書生活も大いに変わっていたと思うと残念だと思うくらい、新鮮な読書体験でした。
本書は小説講義録シリーズの第二弾ということで、第一弾は「天気の良い日は小説を書こう」という本で、こちらでは誰でも小説が書けるという趣旨だったそうです。こちらは「本物の小説を書く」ということが主題となっていますので、読み応えがあったのも納得です。第一弾もいずれ読んでみたいと思いました。
小説を書くのは苦悩を伴いそうなイメージがありましたが、少し見方が変わりました。もう少しこの方面につっこんでいこうと思います。
PS こんなことを書いていたら11時4分に地震を感じて、慌ててNHKにあわせたら、私の好きな作家の石田衣良さんがどうやって作品を作っていくのかという番組をやっていました。「2段階で考える。理性の部分とその下にある無意識。無意識の部分=彼=アイデアの神様。おもしろいと思うことを捜して彼に投げるとストーリーが帰ってくる。ストーリー作りの筋肉は鍛えているけど涙もろくなってきている。書いていた最後の30分は泣きながら書いていた。」印象に残ったのはこんなところでした。作品のプロット作りの過程も興味深い物でした。最後にお題にそった童話を仕上げるのだけど、他の作品と共通するのは生きることへの前向きさ。これがどこで培われたのかということについては、37歳でデビューするまで、自分の中をのぞいて底までいった経験だそうです。いい作品の裏にはやはり苦悩があったんだ、と思った瞬間でした。
まだまだ苦悩が足りないな。反省。
立花隆秘書日記 [読書(自己啓発)]
「知の巨人」立花隆氏の秘書を5年間務めた著者が描く、立花隆氏の著作の舞台裏といった内容です。
著者が秘書を務めたのは90年代の真ん中で、神戸震災やサリン事件などの大事件が起こった時期で、こうした事件への立花氏の取り組みなどがよく分かります。
秘書日記なので立花氏のことが中心なのですが、あくまで著者の日記という体裁なので、著者と編集者や学生との交流や著者の好きなオペラの話なども描かれています。
実は立花氏の代表作はあまり読んでなく、氏の仕事場でもある通称猫ビルっていいなあとか、読書記を読んで幅広いことに興味がある人なんだなあといった程度の関心しかなかったのですが、氏の素顔を知ることができたり、仕事スタイルが分かったのは面白かったですね。
起こったことが著者の目を通して時系列的に描かれていくので、特に主題がある訳ではないのですが、一番最後のくだりでは、立花氏の財政状況にも絡めて著者の立花氏への率直な感想がつづられます。内容は詳しく書きませんが、氏の作品をそれほど読んでいない私にも確かにそうかもしれないと思える内容でした。ただ、そこに至るまでの日記の中でそれに類する著者の思いが書かれていなかったので、ちょっと唐突感があるように思えました。
年収10倍アップ勉強法 [読書(自己啓発)]
タイトルはちょっと狙いすぎといった感じがしましたが、読んでみるとしっかりと体系だった勉強の方法を述べてくれています。
著者の勝間さんは史上最年少で公認会計士試験に合格し、その後も中小企業診断士、MBAなどを取得されたそうです。その勉強法について、非常に具体的に公開してくれています。
人間はいくら決意しても勉強は続かないということ前提に、勉強が続く仕組み作りが重要というのがこの本の一番のポイント。そして次のポイントはそれを可能にする勉強の工夫が具体的に紹介されていることです。
自分を勉強に追い込む方法としては、会社の強制を利用したり、報奨制度を用意したり、ある程度の投資をする、そして勉強の成果をまめにアウトプットするといったことがあげられています。確かに会社でTOEICを受けさせられたりするとプレッシャーになったりしますよね。英会話とかも最初にお金をかけるともったいないからやらないとと思ったり。今回の留学も結構お金かかってますし、やっぱり最後の方法が効果的だと思います。
具体的な勉強の方法ですが、まずは「書斎を持ち歩く」ということで、ノートパソコン、MP3の活用などが紹介され、また効率的な勉強のためのツールとしての速読法、マインドマップ、親指シフトの活用法も説明されています。
ノートパソコンはおすすめ機種(Let's Note)やPHSや無線Lanカードのことまで詳細に書いてあるので参考になります。パソコンに限らず、それぞれ具体的な方法・機種まで書いてあるのがこの本の特徴ですので、やろうとすればすぐに始められるようになっています。本書の最後にも書いてありますが、勉強法の本をいくら読んでも、実行しなければ意味がありません。とりあえず、今やっていることに取り入れられることは取り入れようと思いますが、そのときすぐに参考にできるのが良いところです。
速読については以前から興味を持っていて、一度講座を受けようとしたのですが予約が一杯で時間の都合がつかずあきらめました。日本に帰ったら、真っ先にやってみたいことです。
ここまでが基礎編。
後半は英語、会計、投資など、社会人として必要な知識の学び方、実践の仕方になります。英語についてはよいとして、会計についてはちょっと勉強してみたいと思いましたし、投資については去年かなり本を読んだのですが、また挑戦しようと考えています。勝間さんも言ってるように、年収の2倍くらいあると気持ちが楽になると言うのは本当だと思います。この留学で結構つかってしまいましたので、また改めて貯金をして、運用していきたいと思っています。
いずれにせよ、勉強をするための仕組み作りが重要ということですが、それはつまり何のために勉強するのか、その成果として何が得られるのかを明快にするということにつながるというのはまさにそのとおりだと思います。それが年収に換算できるとまたやる気も出てくるということで、このタイトルになったということなのでしょう。私の場合、転職して年収を増やしていくという働き方ではないので、勉強したら年収が10倍になるということはないと思いますが、仕事のやりがいや質、成果といったことをうまく明示して行ければ、勉強していく意欲にもつながっていくかもしれません。すこし長期的なことも考えながら、これから必要な知識を考えて、常に勉強してけたらと思います。
でも、まずは目の前のレポートに集中ですね。
書斎 創造空間の設計 [読書(自己啓発)]
書斎っていう響きに弱いんですよね。ある意味マニアックな雑誌の「男の隠れ家」なんかで、たまに書斎特集をやってると即買いしてしまうし、リンボウ先生あんまり好きになれないなーと思いつつ書斎の本は注文して買ってしまいました。
そんな書斎好きにはたまらない本を古本屋で見つけてしまいました。
書斎よりも書斎で何をするかの方が重要なのは分かっているつもりですが、こういう書斎について書かれた本を読むと、自分がいつか作りたい書斎に思いをはせられて楽しいひとときが過ごせます。ビジュアルが少ないのが少し残念なところではありますが、これだけ多くの事例を読めたのは収穫でした。宝くじに当たって、贅沢な書斎を造る時も、今のようなせまい家にいる時の書斎にも参考になる事例があるのもうれしいところです。
GW [読書(自己啓発)]
ゴールデンウイークが始まっていますが、今年は何も予定を入れませんでした。まとまった休みはあまりないのですが、事前に準備してまで旅行にいく気力もあまりなく、かといって直前に馬鹿高いチケットを買うのも気が進まず、結局どこにもいかないことにしました。
その代わりと言っては何ですが、これまで衝動買いしまくって、たまりにたまった本を片っ端からやっつけていくことにしました。中には英語の勉強用に買ったので通読しがたいものもありますが、ともかくどんどんやっつけて、Blogにアップしていきたいと思います。
とりあえず、読みたくて買ったのにいまだ読めていない本を山積みにしてみました。改めてみると、結構な量を買ったままにしていたことにショックを受けます。以下積まれている本はこんなものがあります。
「ボーダレス時代の資産運用法」
「投資力」
「すごい考え方」
「PEANUTS THE ART OF CHURLES M. SHULZ」
その他、プロジェクトマネージメント関連の本や、コーンウェルの切り裂きジャックの本とか、すぐでてこないものもありますが、きりがないのでこのへんでやめておきます。さて、何冊読めるのでしょうか。
もう一つは、ここのところ不規則な生活で暴飲暴食、運動不足気味だったので、この5日間でリセットしたいと思っています。5日では何も変わらないとは思うものの、助走期間として体重を落として体力をつけるきっかけにしたいと思っています。