アクラのレストラン: Monsoon [ガーナ生活]
世界のあちこちで暮らしてきましたが、その国の料理や外国の料理を美味しく食べられるのは、あちこちに暮らす仕事をしていて助けになった点かもしれません。
思い返せば大昔、「なるほどザワールド」という番組で、女性のレポーター(ひょうきんゆみ、さんだったかな)が、世界のあちこちであらゆるものを食べさせられていて、それをみて世界で仕事するには何でも食べられなくちゃ、なんて思っていたのを思い出します。
前置きが長くなりましたが、というわけで外国ぐらしをしていても、それほど日本食にこだわらないためか、アクラでもお寿司を出すところは幾つかあるのですが、あまり頻繁にいったりはしていませんでした。
アクラには知っている限り、少なくとも数カ所でお寿司を食べることができます。
今回いってみたMonsoonもその一つですが、いつも混んでいるのでこれまでほとんどきたことがありませんでした。
場所はOSUという繁華街にあります。客層は日本人よりも圧倒的に欧米系の人が多いです。やはり寿司ブームは世界的なものになってるのですね。
メニューですが、客層からもわかるように、少し西洋風にアレンジされたものが多くなっています。巻物も裏巻きされたカリフォルニアロールもありますし、サーモンもあります。
今回頼んだのは、確かデラックスセットだったかな。裏巻きと巻物、握りがセットになっています。
握っているのはアジア系の職人さんたちでした。話はしなかったのですが、フィリピンの人かな。リベリアの寿司バーではやはりフィリピン人の職人さんが握っていました。
味のほうはやはりカリフォルニア寿司っぽい印象。日本の寿司とはシャリの感じやネタとのバランスが少し違いますが、十分楽しめると思いました。
値段もこちらにしては高いですが、高すぎるということもない値段。
頻繁にはこないと思いますが、たまには来ようかと思わせるには十分。
寿司といえば、寿司ざんまいで、寿司教室に行ったのを思い出します。残念ながら、まだこちらで握る機会はないのですが、魚市場で新鮮な魚が手に入ったら寿司も握って見たいところです。
アクラのレストラン:Captain Hooks Restaurant and Bar [ガーナ生活]
昨日に引き続き、アクラで行ったことのあるレストランを紹介しようと思います。
今日紹介するのはCaptain Hook's Restaurant and Barというお店です。
Captain Hook's 【トリップアドバイザー】
トリップアドバイザーの紹介ページです。
アクラのレストラン:Le Bouguet [ガーナ生活]
このBlogのつぶやきでもmiilに投稿した食事とレストラン名が表示されているのですが、せっかくなのでこれまでいったレストランを少しずつまとめていきたいと思います。
地方に行くとまだまだガーナ料理以外のレストランは限られている印象ですが(クマシをのぞく)、アクラではかなりの数のレストランがあって、たくさんの国の味を楽しむことが出来ます。アクラで外国人が多い場所というと、海岸に近いOsu地区、大使館なども多いLabone/Cantonments地区、そして空港周辺かと思います。
その中でよくいくのがOsu地区にあるレストランなのですが、たまに休日などはその他の場所にも足を伸ばしたり。
この日行ったのはOsuとLaboneの間にあるRing Roadを海辺に出たあたりにあるレバノン料理屋さんでした。
Le Bouquet 【トリップアドバイザー】
トリップアドバイザーでの紹介ページです。
ガーナ東奔西走 [ガーナ生活]
ガーナでの仕事は国内出張も多いので、これまで10州のすべてに行っています。移動手段はもっぱら車なのですが、この1年ですでに10万キロ以上は走っています。
州都間の道路は概ね舗装されていますが、ところどころ未舗装の場所もありますし、維持管理があまり十分ではないため穴がところどころ空いているので走行には注意が必要です。(といっても地方に行くときには自分で運転することはなく、配属先の運転手さんが運転してくれます。)さらに各州の郡レベルのサイトに行くと未舗装道路が続きますし、さらに地方に行くと雨期は雨が、乾期は雨期に出来た水路の後で車ではいけないところもあったりします。
だいたい月に1〜2回というのがいままでのペースですが、先週は一週間であちらこちらを走り回ったので、せっかくなので記録しておこうと思います。
タイトルは「ガーナ右往左往」にしようかとも思いましたが、仕事も頑張ってきたので東奔西走ということで。
東奔西走
とうほん‐せいそう【東奔西走】
ある仕事・目的のために、所々方々をいそがしくかけめぐること。「資金集めに―する」
(広辞苑第四版)
日曜日 アクラからブロングアハフォ州スニヤニへ車で移動。10時半頃出発して、到着したのは17時ちょっと前。ここで二泊。
火曜日 スニヤニからアクラへ帰る予定が遅くなったので次の目的地ボルタ州ホへ車で移動。ホで一泊。
水曜日 ボルタ州のパンドゥ郡、ノースダイ郡、サウスダイ郡、ホウェスト郡、ホ市を車で巡る。途中、事故で倒れたトラックを引き上げるのに重機がきていて警察が通行止めにしていたため足止め。アクラに帰る予定だったけど遅くなってしまったのでホでもう一泊。
木曜日 午前にホからアクラへ車で移動。
1時間ほどで着替えなどを取り替えて、慌ただしく空港へ。午後、飛行機でノーザン州タマレへ。タマレで仕事。
金曜日 夕方、タマレからアクラへ飛行機で戻る予定が飛行機がキャンセル。なんでもタマレの空港には夜間発着の照明がないため、機材の不具合でアクラを出るのが遅れたためキャンセルになってしまったそう。しかたがないのでタマレにもう一泊。
土曜日 朝、なんとか予約を変更して早い便でアクラに到着。
かなり疲れました。でもすべての場所で無事に仕事も終えられたのでほっとしています。
今日はガーナの選挙 [ガーナ生活]
今日はガーナの大統領選挙と議会選挙の日です。
国民の休日でもあるため、朝から自宅でのんびりしています。
我が家は繁華街にあるため、普段は朝からあらゆる音が聞こえてきて騒がしいのですが、今日は車も人通りも少なくてこんな静かなのはガーナに来て初めてかもしれません。
アフリカ諸国では大統領選挙の後、政情不安になるケースが多く、あのケニアですら前回の選挙後は混乱をきたしました。ガーナは前回の大統領選挙で政権交代になりましたが、極めて平和に政権が変わったと聞いています。ガーナにおける民主化の進展、そして平和を望むガーナの人々の国民性ゆえと信じたいと思います。
今回の選挙結果がどうなるのか、そしてその後ガーナの人々がどのように振る舞うのか、世界中が注視しています。その結果如何で、現在進んでいる経済発展にも大きく影響があることでしょう。結果がどうあれ、国際社会から賞賛される結果となってくれたらと心から祈っています。
ガーナのGoogleが選挙バージョンになっていましたので、記念に取っておきたいと思います。
ガーナご飯 フーフー [ガーナ生活]
ガーナのご飯、これまでもいろいろと紹介してきましたが、やはり一番多く食べてるのがバンク−。発酵させたトウモロコシの粉でつくります。やはりアクラのある南部ではバンクーを食べる人が多いということもあるし、よく行動をともにする同僚が好きということもあるのでちょくちょく食べています。
次に多いのがフーフーでしょうか。こちらはキャッサバとプランテーンをお餅のようについたものです。触感もお餅に近いので、最初に食べたときはともて馴染みやすく感じました。
先月ガーナの中央部に位置するBrong Afafo州というとことに行ったのですが、そこで同僚のお姉さんの家で作りたてのフーフーをご馳走になりました。こちらではフーフーをつく杵と臼があるお家もおおく、こちらのお宅でもちゃんと杵と臼で作りたてのフーフーをご馳走してくれました。
手前にある棒状のものが杵、奧にあるのが木の臼になります。日本の杵と違って、ハンマー型ではなく棒状ですが、つき方は日本と同じく二人でやることが多いようです。
こちらの写真は、このお姉さんの家ではないのですが、別の場所で撮ったフーフーを作る様子。
餅つきとそっくりですよね。
この日もできたてのフーフーをごちそうになりました。
山羊肉とライトスープ。トマト味で唐辛子でかなり辛い味付けです。これがフーフーともマッチして、なかなか美味しい。
山羊肉も日本ではほとんど食べたことがありませんが、羊が好きな人ならもう少しワイルドにした感じなのでいけると思います。若干固いのですが、野趣溢れるといった感じで私は好きです。
Qashqai+2を購入 [ガーナ生活]
これまで1年以上の長期での海外滞在経験が3回で、今回が4回目。
日本では車を持っていたことがないのですが、海外では国によって移動に車が必要になることも多くなります。
それは住んでいるところの立地条件だったり、治安の問題だったり。ロンドンでの学生生活の時はそもそも車で頻繁にどこかにいけるような生活ではなかった(時間の余裕的にも財政的にも)ので除きますが、他のフィリピン、アメリカの時は基本的には車で移動していました。
フィリピン時代は三菱パジェロ、アメリカ時代はトヨタのRAV4。いずれも知り合いから購入した中古でしたが、どちらも乗ってみたかった車だし、なかなかのりごこちも良かったし、なにより車高が高いので渋滞でも気分的に楽でした。いずれの車もマニュアル、左ハンドル。日本ではたまにしか車に乗ってませんでしたので、実際の運転時間としては右側通行、左ハンドル、マニュアルを運転した時間の方が圧倒的に長いと思います。
ここアクラは、イギリスの植民地だったこともあり、交差点はラウンドアバウトというサークル形式。しかしイギリスや日本のような左側通行ではなく、アメリカ方式の右側通行に変わっています。
こちらで見つけたアパートが繁華街で歩いて買い物に行ける立地だったり、勤務先までも近いので行きはタクシーですが帰りは歩いていたり、という生活だったので、これまでの半年ちょっとは車がなくて不便な思いをすることも少なく、買おうと思いながらのびのびになっていました。
生活にも慣れてくると、行動範囲ももう少し広げないと休日もワンパターンになってしまうし、たまには遠くまで買い物にも行きたいし(特に隣町の魚市場)、ゴルフにも行きたいし、ということで、中古のClassificationなども見据えつつ車を探していました。
いろいろ考えて、今回は新車で購入することにしました。やはり4WDで車高が高い車とも思ったのですが、値段が高いのと渋滞が多くて細かい道がおおいアクラ市内だと大きいと取り回しが面倒かとも思い、少し小さめの車にしました。(結果的にはあまり小さくなかったのですが)
候補は昔も乗っていたRAV4、それに乗ってみたかったホンダのCRVと日産のX-Trail。いろいろ考えてX-Trailにしようと思ったのですが、生憎在庫がないとのこと。代わりに薦められたのが日産のQashqaiという車でした。あまり聞いたことがない車だったのですが、日本でいうデュアリスのことでした。
調べてみたらヨーロッパで人気の車らしく、評判もなかなかよさそう。それほど悪路を走ることも少ないのでX-Trailよりこちらの方が普段の乗り心地がよさそうでした。気に入ったのでディーラーといろいろ交渉の末、購入することにしました。色は赤で。今回も左ハンドルですがマニュアルではなくCVT。
+2というのは、従来のモデルよりちょっと長くなって最後尾に2シート追加になって7人乗りなのだそうですが、最後尾シートはかなり狭いので子供か小柄な人じゃないと苦しそうです。7人で乗ることはないと思うので普段はシートは収納してラゲッジスペースとして使うことになりそう。
まだいろいろと手続きがあって納車に至ってないのですが、新車を購入したのは初めてなのでちょっとワクワク。
魚ばっかり買いに行って魚臭い車になりそうですが、楽しいカーライフを送りたいと思っています。
ガーナご飯 魚市場で魚を調達 [ガーナ生活]
ガーナの首都アクラに住んでいるのですが、すこし東に行ったところにテマという大きな港があります。
テマはガーナで一番大きな港で輸入品の多くはこの港に着くことになります。
また、テマには韓国の人が多く住んでいるということで、韓国食ストアがあって味噌や醤油が買えたり、美味しい焼き肉屋さんがあったり。以前にも焼き肉を食べにやってきたことがあります。
今回の目的は魚市場で魚の購入。工業港ではありますが、漁港もあって新鮮な魚が手に入ると聞いていました。
案内してもらって最初に行ったのがローカルの魚市場。ガーナの人たちで賑わっていました。
ガーナご飯 TZとアヨヨスープ [ガーナ生活]
先日、ガーナの北の方に遊びに行く機会がありました。
ガーナの食べ物はこちらでも何度か紹介してきましたが、今回は北部でよく食べられている食べ物について。
ガーナは大きく南部、中部、北部の3つの地方に分けられます。(この3地方というのは気候や地形、民族などで大まかに分けたもので、この3地方の中でも違いはもちろんあります。)
ガーナの食べ物は、基本的にはいろいろな穀物やバナナをこねたり、
ガーナご飯 近くのイタリアンでシーフード [ガーナ生活]
ガーナでは自炊がメインで出張などで地方に行くときはガーナ料理を食堂やホテルで食べることが多いのですが、首都のアクラでは結構レストランも充実していて、たまにそうしたレストランで外食したりしています。
自炊したものとガーナ料理を主に紹介してきましたが、せっかくなのでこうしたレストランで食べたものなども紹介してみたいと思います。
現在住んでいるエリアはガーナの銀座と呼ばれている界隈。銀座と行っても屋台で魚焼いていたり、その辺を鶏や山羊が走り回っているというのどかなところです。とはいえ、レストランやお店が多いのも事実で、車もかなり多いので、日中はかなり混雑した感じがうかがえます。(多分ガーナ唯一のケンタッキーフライドチキンもありますし。)
そんな繁華街に住んでいるので、外食や買い物は歩いてあちこちにいけてとっても便利。レストランもあちこち行っていますが、そんな中で最近行って気に入ったのがシーフードのイタリアンの店でした。
ここのお店は一階が魚屋になっていて、こちらのほうではタコを買ったり鯛を買ったりとよくお世話になっていました。ここの3階(といっても屋上に屋根がかかっている感じ)がレストランになっていて、魚介類を中心としたイタリアンを出してくれます。一時期閉まっていたとのことで、私が昨年こちらに引っ越してきたときは営業してなかった様子。今年に入って営業し始めたとのことで、最近の訪問となりました。
ここのお店はメニューはなく、その日のコース一本です。コースと行ってもお品書きはなく、何が出てくるのかは出てくるまで分かりません。
この日も席に着くなりささっと前菜が出てきました。
ムール貝やイカタコなどのマリネでした。これは作り置きしてあるらしく、お客さんが来るとささっとでてきます。
お次も前菜がつづきます。
向こう側がサーモンで、こちら側はたぶんハタだと思います。カルパッチョ風な一品。
そしてちょっと感動したのがこちら。
ガーナでは生牡蠣は食べられないかと思っていましたが(なので先日もあえてローマで食べてきました)、立派な型の牡蠣でした。(お腹が心配だったものの、後日特に問題になることはありませんでした。)
次も前菜っぽいものが続きます。
これはムール貝のトマト煮ですね。下の魚屋ではムール貝は冷凍しか見たことがありませんので、もしかしたら冷凍のものかもしれません。
ちょっとぴんぼけですが、イワシのつくねにタマネギのソースが絡んだ一品。タマネギの甘味もきいていて、フィッシュボールの食べ方としてはなかなかのものだと思います。
こちらは同じつくねのトマトソース。爽やかな酸味でこちらも美味でした。
まだまだ前菜系がつづきます。イカのフリット。
つづいても揚げ物。
これはカマスの小さいやつかな。なにしろメニューがないので確認できません。持って来るおじさんに聞く暇も無く次から次に出てくるし。
そしてプリモが飛んでいきなりメインっぽい一品が。
魚介のグリル。カジキとロブスターです。これで4人前。
そして最後にパスタでシメになりました。
こちらは最初にでてきた前菜と材料はかぶっている感じ。でもさすがゆで加減はばっちりで、シメの一品としては最適だと思います。
イタリアンだと、前菜、そしてプリモピアットでパスタ、そしてセコンドで肉や魚、という流れなのですが、こちらのお店は前菜っぽいものが延々と続き、メインの魚介のグリルがきて、シメのパスタという順番。酒飲みとしては、日本の居酒屋などで注文するのに似ていて、個人的にはよい流れのメニュー構成だと思います。
ちなみに、このコースが50セディ(2000円ちょっと)で、白ワイン一本が20セディ(800円ちょっと)。日本では(イタリアでも?)考えられないコストパフォーマンスだと思います。
厨房(といってもすみに設置された簡単なもの)に一人とホールに一人イタリア人らしきおじさんがいましたが、店にはサッカーのパレルモのフラッグや、シチリアのマークである三本足がかかれた飾りなどもありましたので、きっとシチリア出身のシェフなんだろうと想像しています。こんど行ったら確かめてみよう。
ということで、うちから徒歩数分圏内によいイタリアンを発見しました。次に行ったときにどんなメニューになっているか、楽しみでもあります。