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エリチェ散策 [イタリア]

Reiさんのお宅でシチリア料理を習った後は、Reiさんのご案内で天空都市エリチェへ行きました。

エリチェはトラーパニの隣の山の上の都市です。前回ものせましたが、トラーパニから撮ったこちらの写真の向こうに見えている山の上にあります。

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山の麓からロープウェイがでています。風で結構ゆれていましたが、ドイツ製なので大丈夫なのだとか。

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ロープウェイで山頂付近まで行き、駅を出るとエリチェの街の城壁が見えます。中に入るにはトラーパニ門をくぐって入っていきます。

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まず最初に訪れたのが教会。

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エリチェの街にはたくさんの教会があるそうですが、ここは入ってすぐの場所。マトリーチェ教会というそうです。 

 

外見はかなり古そう・・・、なのですが、中に入ってみるととっても綺麗。

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 今回のイタリア旅行ではいくつかの教会の中に入ってみましたが、ここが一番落ち着いていい感じだったように思います。この日は中に誰もいませんでしたが、実際に礼拝に使ってるのかな。

 

教会を出た後は街の中を散策。Reiさんが昔修行していたお菓子屋さんも案内していただきました。

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エリチェの街は石畳、石造りの建物ととっても雰囲気のある街。なんでこんな高いところ(標高750Mだそうです)にこんな立派な街を作ったのがとても不思議に思えました。しかも、まだ人々が普通に暮らしているというのも不思議な感覚。

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社会人になって引っ越しを8回していますが、振り返って見ると、どこでも都会暮らし、マンション暮らしが大半。モロッコのフェズでも感じたのですが、こういう歴史のある古い建物が残っている街に住んでみたらどんな風に感じるのか、いつか体験してみたいです。 (実際はいろいろ不便もあるそうですが・・・)

 

 

最初は天気が良かったのですが、次第に雲に覆われてきたようで、一面霧の中にいるような状況になってきました。

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 この霧の街というのもなかなか雰囲気があって素敵でした。ただ、半袖だったのでちょっと寒かったかも。エリチェに行くときは上着必携です。

 

雰囲気があって良かったのですが、残念だったのがお城が見えなかったこと。本来であれば崖沿いにそそりたったお城が見えるはずだったのですが、雲の中であまりよく見えませんでした。

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 これはこれで幻想的ではあるのですが。まあ、一つくらい見られなかったもがあった方が、又来ようという気にもなるというもの。次回は是非お城を見に再訪したいと思います。

 

 帰りもまたロープウェイで麓まで。

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上ではあんなに曇っていたのに、ちょっと降りたらお日様がさんさんと。

 

ここに見える三崎の突端がトラーパニの旧市街になっています。泊まっていたホテルもそのエリア。

そして向こう側に見える三つの島がエーガディ諸島。 

 

余談ですが・・・、 

この日の夜、そういえばジェイミー・オリヴァーのGreat Italian Escapeで、シチリアにも来てたよなー、と思って見返してみたら、なんとこのエーガディ諸島のマレッティモ島(三つのうち一番向こうに見える島)に来て、地元魚料理のシェフに弟子入りしていました。  

 
このレストラン、ジョバンニさんの店がとっても美味しそう。その日にとれた魚を仕入れて料理をするらしくメニューはその日に決まるとのこと。ここも次に来たときに是非いってみたい場所になりました。 (って、このDVDを見たときにも同じ事を言ってた!シチリアにも行きたいって書いてましたが、やはり何かに書くと実現するんですね。ここまで近くに迫っていたとは。)
 
 
 

 
ということで、エリチェの街はとても印象深く、また見逃したお城も含めて再訪したいと心に誓いました。 

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シチリア・トラーパニでReiさんの料理教室 [イタリア]

シチリアへ旅行した目的の一つがシチリアで料理を習う事でした。

今回シチリア・トラーパニの滞在をアレンジしてくださったのがトラーパニ在住のシチリア食文化研究家のReiさんでした。Reiさんは「ラターボラシチリアーナ」という会社の代表でもあり、こちらのホームページで、シチリアの旅行、料理などのプランが提案されています。

今回お願いしたのはレジデンス泊3泊4日というコース。二回の料理教室のうち一回をReiさんに、もう一回をパトリッツァさんとカロリーナさんのWマンマの料理にしてもらいました。 

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カジキのパンテッレリア風 [イタリア]

先週のイタリア旅行から帰ってきてから自宅でもイタリア料理ばかり食べている気がします。すでにまたイタリアに行きたくなっているのかも。

 

シチリア・トラーパニではReiさんに料理を教えていただきました。(また改めて書きたいと思います。)

当初はカジキの料理を教えてもらう予定だったようですが、習った日はカジキがなかったのでヒメジを使った料理になりました。 

そういえば、カジキならガーナでも売ってるよなあ、と思っていたのですが、昨日、近所の魚屋に行ったところ大きなカジキを発見。背中の部分を大きめに切ってもらって購入してきました。

 

ということで、もらっていたレシピを参考にカジキのパンテッレリア風というのを作ってみることにしました。

 

ところで、材料のうちケッパーはシチリアで買ってきたもの。シチリアでは塩漬けにしたケッパーを使うそうです。こちらでも瓶詰めのケッパーは買うことが出来るのですが、酢漬けになった物。日本でも酢漬けのものしかみたことがありませんでしたので、ケッパーは酸っぱい物だと思い込んでいました。

 

こちらが塩漬けのケッパーになります。(Reiさんの料理教室で使った物。)

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 塩が強いので水で塩抜きしてから使います。

これがとっても美味しかったので、その後、袋詰めの塩漬けケッパーを購入しました。

 

そして早速今日使ってみました。

 

そしてできあがりはこちら。 

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残念ながらオリーブを買うのを忘れたため、本来は行っているべきオリーブが入っていません。

それでも、充分にシチリアっぽいできになったと自己満足。ケッパーも香りが良くて、良く効いていました。 


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シチリアご飯 Cantina Sicilianaでマグロカラスミパスタ [イタリア]

ローマに二泊した後、シチリアに飛びました。

イタリアはこれで4回目ですが、ナポリより南は今回が初めて。シチリアは前から行ってみたいと思っていた場所でした。

目的地はトラーパニというシチリアの西側になりますが、ローマから直接行こうとすると便数が少ないのと値段が高い。近くの大きな町であるパレルモから入ることにしました。

今回のシチリア行きの目的は、トラーパニ在住のシチリア食文化研究家のReiさんからシチリア料理を学ぶこと。Reiさんが主宰するラ・ターボラ・シチリアーナで今回の3泊4日の滞在をアレンジしていただきました。

2回の料理教室とエリチェ観光、塩田とマルサラワイナリーの見学の3泊4日となります。到着日はReiさんからオリエンテーションを受けて、トラーパニの旧市街を案内していただきました。

この日はお昼に飛行機で食べたパニーニだけだったこともあり、お腹もぺこぺこ。夕食はReiさんにおすすめいただいたレストランの一つ、Cantina Sicilianaというところで食べてみることにします。

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ローマご飯 Settimio all'Arancioで子羊 [イタリア]

ローマ、二日目のお昼に、スペイン階段の近く(実際はスペイン階段から真っ直ぐコルソ通りを越えたあたりにあります)のレストラン、Settimio all'Arancioでご飯を食べてきました。

翌日からシチリアに行ってしまうため、ローマらしい物が食べたくて、このお店をチョイス。

まず前菜としていただいたのがトミーノチーズの黒トリュフソースがけ。

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ローマご飯 La Gallina Biancaでピッツァ [イタリア]

久しぶりにイタリアに来ています。May dayの休みと有給で一週間のイタリア滞在の予定。

10年ぶり以上のイタリアではやはりお目当ては食事。さっそく到着日の夜にピッツァを食べてきました。

行った場所はテルミニ駅近くのLa Gallina Biancaというお店。ホテルのフロントさんのおすすめの場所でした。

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Gallinaというのは雌鳥のこと。白い雌鳥という名前のお店ですね。(店員さんのTシャツの背中にも雌鳥マークがたくさんついてて可愛い! )

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「Learn Italian Complete Audio Course」で再度イタリア語! [イタリア]

イタリアが好きでこのBlogにもイタリア関係のことはいくつか書いてきたのですが、イタリアへ行ったというのは、ミラノの飛行機の乗り継ぎを除いてなかったと思います。

イタリア好きとして反省、ということではないのですが、近くイタリアに遊びに行こうと思っています。幸い、日本から行くよりは多少近い位置にいますし、時差も少ないので行きやすいと言えば行きやすいと言えるかと。

そもそもなんでイタリアが好きだったのかと振り返ってみれば、やはり一番はサッカーの影響が大きいと思います。まだ小さい頃でしたが、当時イタリアのセリエAが最強のリーグとされていて、イタリア人が外国でプレーするのはJリーグができた日本に来たスキラッチが最初(確か?)、くらいの時代。

マラドーナのナポリやプラティニのユベントスなどが有名でしたが、さすがに当時はイタリアサッカーを見る機会もなく、ヨーロッパサッカーを見るようになったのはもう少し後の時代です。

私が一番サッカーが好きだった頃、ミラノのACミランというチームが全盛期を迎えていました。リベロにバレージ、サイドバックにマルディーニ、中盤にはライカールト、アンチェロッティ、前戦にはルート・フリット、そしてマルコ・ファン・バステン。特にバレージは当時やっていたポジションが同じだったので大ファンでした。

日本で行われていたトヨタカップで生のACミランの試合を見たときは興奮した物です。

初めてイタリアに行ったのは大学生も終わりの頃で、すでに往年の輝きはなかったのですが、ジュゼッペメアッツァスタジアムの階段を上がって座席まで行くときの高揚感とか、初めて観戦するセリエAの試合をイタリア人に交じって観戦したのはいまでもよい思い出です。(ミランというよりはバレージが好きだったので彼の引退後は特定のチームを応援していませんでした。ロンドンでグーナーになるまでは。)

その後数回イタリアにはいっていたものの、海外生活が続くようになってからはなかなか行く機会もなく、また最近は短い休暇は近くのアジアで食を楽しむことが多くなっていました。

イタリア語ですが、大学一年生の時にイタリア語初級、二年の時に中級を取っていたのですが、まずは英語をきちんとやらなければと思い、その後はもっぱら英語に力を入れてしまっていました。今考えるともったいない。

そしてこのBlogでも書いたことがありますが、2005年に近くにあった母校のオープンスクールでイタリア語を再開したのですが、こちらもその後留学が決まったこともあって英語(TOEFLとGRE)の勉強にシフトしてしまい半年続けただけになってしまいました。

そして、今回、イタリアへ行きたいと思って、再度イタリア語の勉強を再開することに。残念ながらイタリア語のテキスト類はすべて日本に置いてきてしまっていますので、iOSかMac OSで使えるアプリケーションを探してみることにしました。iPhone用のアプリはいろいろあったのですが、どれもいまいち決め手にかけていました。単語集とか旅行用のフレーズ集のたぐいがおおいようでした。

もう少し基礎からちゃんとできそうな教材と言うことで、Mac App Storeを探していると「 Learn Italian Complete Audio Course」という教材を発見。iOSのアプリに比べるとかなり値段は張りますが、日本で教科書をかってDVDを買うことを考えれば手頃と思い購入。

スクリーンショット 2012-04-06 19.06.45.png←クリックでMacAppStoreへ。

 

さっそくインストールしてイントロのレッスンから始めてみました。 

 

こんな画面構成で、左側にはイントロ、初心者〜上級者のクラスのタブがあって、各レベル毎に20〜30のオーディオレッスンが収録されています。

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オーディオレッスンは3〜5分くらいの内容で、ネイティブの方が英語で解説しているというもの。メイン画面の上にレッスンの概要、グラマーの開設、フレーズなどのタブがあって、ここからオーディオで説明されている内容が文字でも読めて、解説もされています。

まだIntroの途中なのですが、イタリア語の基本のアルファベットのことや発音のことに加えて、イタリアの社会のことや食べ物のことなども紹介されていて、イタリアに興味が持てるような構成となっています。

1レッスン終える毎にTwitterでつぶやけるボタンなどもあって、継続する工夫もばっちり。(Tweetをだれかが見ててくれないと意味ないですけどね。)

ということで、初級の部分は何度もやり直している部分なのでささーっと終えて、いつも途中で終わっていた半過去とか大過去とか以降のところまで進められたらと思っています。

ちなみに、すべて英語での解説なので、英語のリスニングの練習にもなることを期待しています。


スパゲティボロネーゼ [イタリア]

比較的あっさりしたパスタを作ってきたので、ちょっと重めのソースも食べたくなってきました。


そこで試してみたのがボロネーゼ。日本で言えばミートソースのパスタになります。


レシピとしては、野菜を炒めたもの、肉を炒めたもの、トマトを混ぜるというところなのですが、生憎セロリ、ニンジンなどがないので、タマネギのみ、トマトについても試しに買ってみたのがトマトペーストなのでトマト水煮缶とはちょっと違う風味になってしまった、そしてローリエもないため若干香りが弱い、といった簡易版になってしまいました。


赤ワインも加えて、最後はことことと煮ていくのですが、量が少ないためか、水分が飛ぶのも早く、ちょっと煮込みが物足りない感じもします。


ポルチーニもないのでこちらで売っていたキノコを入れてみました。

たっぷりとパルミジャーノレッジャーノを削ってかけて完成。


かなり簡易版ではあったのですが、牛挽肉の味が良く出ていてよかったと思います。トマトのペーストは若干酸っぱさが立ってしまうので、やはり水煮の缶の方がよかったかもしれません。またパスタもスパゲティにしてしまいましたが、やはりフェットチーネのような平麺の方が合うような気がしました。


ちょっと野菜が少ない気がしたので、またまたポテサラ。前回は白っぽいできあがりで寂しかったので、今回はタマネギにプラスしてルッコラを入れて、さらに粒マスタードも使ってみました。


キノコとツナのトマトソーススパゲッティとタリアータ [イタリア]

さて、エスニックも大好きではあるのですが、料理好きになった原点はイタリア料理だと思っています。

小学生の頃からサッカーを始め、高校生の頃のお気に入りチームはACミラン。トヨタカップに徹夜で並んだりと、かなりのめり込んでいました。(オランダトライアングルにバレージやマルディーニ、アンチェロッティといった面々がいて、まさに黄金時代でした。)

大学入学後にはイタリア旅行を夢見て、第三外国語でイタリア語を専攻もしました。(第二外国語の選択肢にイタリア語がなかったので仕方なく・・・。)

当時バイトをしていたレストランは、アメリカンカジュアルを標榜していたのですが、メニューの中にはイタリアンあり、メキシカンありでバラエティに富んでいました。そこで皿洗いから閉店後の掃除、片付けまでこなしながら、食材の準備、包丁の使い方なども教えてもらい、今に至るまで良い経験となっています。(そうそう、途中でバーテンをやらせてもらったのも良い経験で、今に至るまでお酒が大好きになってしまいました。)

初めてイタリアに行ったのは大学4年生の時。パリからフィレンツェに入り、ヴェネチア、ミラノを回りました。ジェノア、トリノ、ピサなども日帰りで巡ったり。イタリア料理はなくて、各地の郷土料理がある、というのはよく言われることですが、確かに行く先々で様々な料理を堪能することができました。(といっても、学生の貧乏旅行ですから、あまり高いレストランには行けなかったのですが。)

その後、社会人になってからも毎年のようにイタリアに旅行していました。

海外駐在が続いたため、ゆっくりとイタリアを旅行することも無くなってしまったのですが、いまだに当時夢中になって読んだイタリア料理の本や、それを基に試してみた料理の数々が自分の嗜好の基本になっているように思います。

パスタ偏重の日本に対して、本場ではパスタでやめるということはなくて、パスタを飛ばしてでもセコンドを食べるとか、食後にはカプチーノは飲まないでエスプレッソとか、できるだけ本場のイタリアンを意識して作ったり食べたりしてきたように思います。(ピッツァはそれだけで食事になるとかも。)

最近でこそアジア・エスニック料理を現地で食べ歩いたり、現地で料理教室に行ったりしているのですが、いつか本場イタリアできちんと料理を習ってみたいというのが密かな夢であったりします。

イタリアンを作りたい気分だったこともあり、冷蔵庫にあった材料でプリモとセコンドの2品を作ってみました。本場風にこだわるといいつつ、材料の制約もありあまり郷土食がない2品になってしまいました。


アンティパストは適当な材料もないのでスキップ、いきなりプリモのパスタに行ってしまいました。
今日のパスタは、キノコとツナのトマトソーススパゲッティ。


バジルの葉っぱもたくさんあったので、3回に分けて投入してみました。仕上げは、パルミジャーノレッジャーノを削って。(トマトソースにはチーズは使わないというのを何かで読んだ気がするのですが、この組み合わせは個人的にはむしろ好きな味なので、本場の鉄則には合ってないかもしれないのですが、あえて。)

スパゲティがちょっと多すぎてお腹いっぱいではあったのですが、これもあまり残しておきたくない牛肉があったのでタリアータにすることにしました。


タリアータというのは、切ったという意味のイタリア語からきているそうです。イタリア文化会館の料理教室で習ったときには、セミドライドトマトとルッコラを使ったレシピですが、残念ながら手元になかったので、普通に肉を焼いて、最後にオリーブオイルとパルミジャーノレッジャーノの細切りを添えてみました。これも本場っぽくないのかもしれませんが・・・。



パスタを食べた後にちょっとこちらも量が多かったかもしれませんが、美味しくいただいてしまいました。パルミジャーノはちゃんと削ってかけたら良かったかもしれません。

お伴は南アフリカ産の赤ワイン。カベルネソーヴィニヨンとメルローから作ったワインは、トマトソースにも牛肉にも良くあっていました。


タリアータ [イタリア]

Oisixで届いた有機ルッコラがあったので、牛肉を買ってきてタリアータを作ってみました。

タリアータはイタリア文化会館の料理教室で習った一品です。タリアータは「切った」という意味のイタリア語で、スライスした牛肉を使う料理です。

レシピによっては、パルミジャーノレッジャーノを使う物もあるようですし、習ったものは半ドライトマトを使いました。今日はルッコラが主役なので、シンプルに牛肉とルッコラそして塩、オリーブオイル、バルサミコ酢のみで作った、タリアータアッラルーコラにしてみました。

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ルッコラが山盛り過ぎてお肉が見えないですね。

このルッコラ、味が濃くて、苦みも強くて、ルッコラらしいルッコラでした。ルッコラというと胡麻の風味がすると言われることもありますが、味・香りが強いので、確かに胡麻のような味も感じられます。

オリーブオイルもチリ産ですが、良い物を使ったので、牛肉の脂ではない香りとさわやかさがあったと思います。塩も岩塩だったので、メリハリがきいた塩味になりました。

私の好みなのですが、いろいろな味が混ざって一体となった物よりも、それぞれの味がモザイクのようにばらばらに混在するものが好きです。そういう意味ではこのタリアータ、ルッコラの苦みと香り、牛肉の香り、オリーブオイルの香り、岩塩、バルサミコ酢の酸味と甘味がうまく同居した、自分好みの一品だったと思います。

そいういう意味では、習ったようにセミドライトマトの酸味やパルミジャーノレッジャーノの塩味と香りが合わさってもさらに美味しくなったかもしれません。次回はすこし違ったレシピで試してみようと思います。

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